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【願書提出】迷うママへ。3つの園に通った娘を見て気づいた大事なこと

【願書提出】迷うママへ。3つの園に通った娘を見て気づいた大事なこと

こんにちは、鈴木です。
早いものでもうすぐ11月。これからの時期は幼稚園の願書提出がスタートしますね。今まさに「どの園にしようか」と最終決定に悩んでいるご家庭は多いのではないでしょうか。

わが家の娘(現在小1)は、転勤のため3つの幼稚園に通いました。つまり、母である私も3回幼稚園探しをしたことになります。今となってはいい思い出ですが、当時は幼児教育・保育無償化の影響もあり、入園枠の確保に必死でした。
そんな懐かしさ(?)を思い出しながら、わが家の経験が園選びで悩むママのお役に立てないだろうか?という思いで今回のブログを書きました。また、引越しや今の園が合わないなどの事情で転園先を探しているという方のお役にもたてたら幸いです。

特長が異なる3つの園で過ごした娘。どうだった?

まずは簡単に我が家の転園歴をお話しますね。3つの園は、すべてタイプが異なる幼稚園でした。
【1】A幼稚園(未就園児クラス)
・特長…カリキュラム充実系。心の教育に力を入れている。
・選んだ理由…1学年1クラス制できめ細かいケアが魅力的だったから。
小人数のため園児への対応が充実していた。登園しぶりがひどかった娘に集団生活の基礎を作ってくれた。トイトレ対策もばっちりだった。

【2】B幼稚園(年少、年中)
・特長…園児数600名以上のマンモス園。遊びを大切にし、園外保育も多くて楽しい。
・選んだ理由…引越し先の家から近かったから。
大人数と関わることで刺激をたくさん受け、心身ともに成長した。1クラス35名いたため、娘がモンスターペアレントの被害を受けた時には対応が追いつかず、具体的な解決には至らなかったことも。
※この年は保育料無償化のタイミングと重なり、第一希望の園に入れませんでした。

【3】C幼稚園(年長)
・特長…大自然の中で遊べる環境。ICT教育や知育、課外保育が充実。
・選んだ理由…見学時に娘が気に入ったから。(園庭に馬、ヤギ、小動物がいたから 笑)
入学前に必要なことをたっぷりと経験でき、コロナ禍でも毎日汗だくで楽しく遊べた。

A園は(2、3歳クラス)で在園。手厚いケアで登園しぶりもクリア
B園は年少・年中で在園。遊び中心でコミュニケーション能力が身に付いた
C園は年長で在園。自然遊びができ、体が大きくなった年長時には最適の環境

3つの園に通って分かったこと、園選びの時点では分からなかったこと

それぞれ特長のある3つの園に通って分かったことがあります。
共通して言えることは「子どもの適応能力は高く、あっという間に新しい環境と、園の色に染まる」ということ。
馴染むのもの早い分、前の園で身につけたことを忘れるのもあっという間でしたし、逆に今までの園ではできなかったことが急にできるようになったり。その振り幅にとても驚きました。

また、園選びの時点では分からなかったこともあります。それは
「園選びをしている時と、年長になった時では、幼稚園生活に求める物・コトが違う」
ということ。当たり前かもしれませんが、年齢が上がるにつれ重視したいことが変わってくるんですね。

このブログを読んでいる方は、お子さんが2~3歳頃かと思います。園生活に求めるものは何ですか?保育内容やカリキュラムも大事ですが、まずは安全面や楽しさを重視するという方が多いのではないでしょうか。

これが年中・年長になるとガラリと変わります。
活動時間が増え、給食(お弁当)を食べる量もアップ。心も体も成長してたくましくなります。
年長になると「小学校」というワードが見えてきて、園によってはひらがなや足し算の練習まで行います。

最年少・年少の時は安全な環境を第一優先に。年中・年長では豪快に友達と走り回れる園庭や、頭を使って考える遊び道具が揃っていたら理想的だなと感じました。

でも、全てを完璧にカバーできる理想の園はそう簡単に見つかりません。だから、園選びをする時に長い目で見てわが子に適した環境なのかどうか、判断するのはとても難しいことですよね。

言葉によるコミュニケーションが未熟なプレ・年少は安全と楽しさ優先?
年中・長は心身どちらも大きくなり、園生活に求めるものもレベルアップ
年長になると「お昼ご飯がたりない」なんて子も出てきます

願書を出すときに一番大切な心構え、それは…

願書を出す直前まで親が心配なのは、
「合わなかったらどうしよう」
「やっぱり第二希望の園にした方がいいかな」
など、実際に園生活が始まってみないと分からないことに対しての不安です。

特に、「もし合わなかったら退園するべき?」と心配になりますよね。

願書を出す時に一番大切な心構えがあります。それは、

無理せず、無理させず。
幼児期はママが笑顔でいれば、子どもはまっすぐ育つから大丈夫!

これは娘がA園を転園する時に担任から受けたアドバイスです。
転園に不安を感じていた私に対し、先生はこう言いました。
「ママから見て合わないと感じたら、退園して年中からリスタートしたっていいんです。
子どもはママの笑顔がいつもそばに見える。それが一番です。
皆さん2歳児クラスから入れていますけど、決して小さいうちから登園させなきゃいけないという決まりはありません。
うちの子ども達も年中から入園したんですよ~」

この言葉にどれだけホッとしたことでしょう。
そう。もし入園しても合わなかったら、その子に合う園をまた探せばいいんです。

わが家の転園理由は転勤でしたが、実際過ごした3つの園でも転園する子が複数いました。
・他に通わせたい園が見つかった
・コロナ禍でもたっぷり遊べる環境に行きたい
・年長になったら運動に力を入れている園に変えたくなって
など理由は様々。それでも子どもを思って前向きな気持ちで転園した家庭を10件ほど見てきました。

ママが笑顔で子どもを預けられる、そんな園だといいですよね

転園続きだった娘の今は…

3つの園に通った娘もこの春小学校に入学しました。今では沢山のお友達に恵まれています。自分から声をかけて輪に入る姿を見ていると、彼女の持つコミュニケーション能力の高さは転園で色んな人と関わってきたことで養われた”努力のたまもの”なのかもしれません。なんせ、3つの園でのべ1000人以上の園児と関わってきたのですから!

親が選んだ幼稚園が必ずしも子どもに最適とは限らないかもしれません。もしそうだとしても幼稚園は選びなおすことができます。その方法があることを頭に入れておくだけでも安心しませんか?
もちろん、卒園まで楽しく過ごせるといいですよね。どうか、ふと力を抜いて希望する幼稚園のパンフレットやホームページを見てください。わが子が卒園する時にその場にいる姿を想像するとワクワクしませんか?

お子さんがキラキラ笑顔で過ごせる幼稚園ライフになりますように。

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、HP等で最新情報の確認をしてください

この記事を書いた人

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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