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保育園から幼稚園に転園!娘の様子と違いに驚いたこと
幼稚園初日の様子
こんにちは!nijikoです。3月までは保育園に通っていた娘ですが、4月1日から幼稚園児になりました。
といっても4月1日はまだ春休み中だったのでホームクラスで通い始めました。
娘にとって新しい建物と知らない先生や他の子ども達の中でいきなり1日を過ごすのは、不安と緊張も大きかっただろうしすごく勇気も必要だったと思います。
保育園のときは教室まで送って娘が荷物の準備を終えるまで待ち、準備ができたらハグとハイタッチをするのが習慣でしたが、幼稚園では門の前でお別れなので門に着く前にハグをしました。
もしかすると嫌がったり泣くかもしれないと思っていましたが、先生に付き添われて少し緊張気味に歩く、まだブカブカの制服を着た後ろ姿に勇気と成長が感じ取れて、胸がギュッとして”がんばってー!”と心の中でエールを送った。そんな登園初日でした。
一番の難関!? お弁当という試練
そして私は娘のお弁当作りがスタートしました。
保育園のときは一度もお弁当が必要なかったので、娘専用のお弁当を作るのは実質初めてでした。
早起きが苦手で料理も上手くないので、私にとってお弁当作りは結構ハードルが高いことなんです。まさに試練…!
そんな私の気持ちも知らず、3日目くらいから「キティちゃんのお弁当がいい!」「ミニーちゃんのお弁当がいい!」と要望され、私にはそんな技術も時間もないため、おにぎりをハート型にして気持ちだけでも応えるようにしました(笑)。
今のところハート型で喜んでくれているのでホッとしています。
そんなこんなで幼稚園の給食がスタートするまで約2週間、毎日お弁当作りに必死でした(笑)。冷凍食品や夜ごはんのおかず等を駆使してなんとか乗り越えました。
保育園と幼稚園の違い
幼稚園に通い始めて2週間以上が経過して、現時点で保育園との違いで驚いていることがあります。
【幼稚園の外で保護者が子どもを見守っている】
他の幼稚園のことは分かりませんが、娘の幼稚園は園の外からママやパパが子どもの様子を見ているのをよく見かけます(教室の場所によっては子どもの姿が見えたりします)。
どのくらいの時間見ているのかはわかりませんが、保育園はみんな急ぎ足で送迎しているので園の外に保護者がいることなんてまずないので、全く違うことに驚きました。
【読み物の配布物が多い】
入園式からさっそくたくさんの配布物があり、しっかり読まないと見落とししてしまいそうです。持ち物や行事はGoogleカレンダーに登録して忘れないようにしていますが、それでも不安で時々読み返しています(苦笑)。
【制服のスカートの下は何も履かせない?】
保育園では私服だったのと外遊びもしやすいズボンやスパッツを履かせることが多かったのですが、制服になってからは毎日スカートなので、ふと「スカートの下ってパンツだけ?」と疑問に思って先生に聞いてみたところ、気になる場合は1分丈スパッツを履かせているけど気にしない場合はパンツだけの子もいます、とのことでした。
私の場合は自転車で送迎するためスカートだと風でめくれたりする可能性もあるので、パンツが見えてしまうのは気になったので1分丈スパッツを履かせることにしました。
【月ごとにカリキュラムがある】
初めて幼稚園に通わせるので、カリキュラムがあること自体を知りませんでした。毎月のあそびのテーマがあって、そのあそびの狙いや内容も明確になっているので、園でどんな体験をしているのかが分かるのはうれしいなぁと思いました。
【お昼寝がない】
3月までは保育園で毎日お昼寝をしていたのに4月からいきなりお昼寝がないので、家に帰ってから時々寝てしまっています。
娘が言うには、眠たい子はマットで寝れるらしいのですが、みんなが遊んでいると自分も遊びたくて寝れないらしく…。夜ごはん前に寝てしまうと夜眠れなくなってしまうため、なんとか幼稚園の生活に慣れて夕寝をしないような生活サイクルにしたいです。
娘の変化
また、幼稚園に通い始めて娘にもさっそく変化がありました。幼稚園の先生たちはマスク越しでも笑顔で挨拶してくれているのが分かるし、声も大きく明るく挨拶をしています。
おそらく挨拶については子どもたちも日々教えてもらっているはずなので、家で絵本を読んであげた後に「ありがとうございました!」と言うようになったり、幼稚園の先生に「さようなら!」と挨拶をして帰るようになりました。
これまで声を出して挨拶するのが苦手だった娘がしっかりと声を出して挨拶できたり、幼稚園以外の場所でも自分から大きい声で要望を伝えたりできるようになってきたのは、幼稚園での影響が大きいのではと感じています。
娘の心の準備、ケアとフォロー
初日から嫌がったりしなかったのは、幼稚園に通う数か月前から少しずつ話をしていたからだと思っています。去年の8月頃に見学へ行ったときは娘も連れて行き、楽しそうな場所だという雰囲気を感じてもらいました。
その後も幼稚園の前を通るたびに「今度からこの幼稚園に通うんだよー!楽しみだね。」と言ったり、「幼稚園は毎日制服を着て行くんだよ。制服とっても似合ってるし、楽しみだねー!」など、できるだけポジティブな声掛けを心掛けていました。
そして通うことを認識し始めたら、次は徐々に「幼稚園に通うようになったら、保育園には行かなくなるんだよ」など、保育園に通わなくなることも話すようにしました。
3月には「もうすぐ保育園のお友達や先生とは会えなくなってしまうんだよ」と話すようにして、最終日には「保育園は今日で最後だから、お友達とたくさん遊んでおいで!」と伝えたら、いろんなお友達に「今日で最後だから」と声をかけながら遊んでいたことを担任の先生から聞いて、娘なりに理解して保育園生活の最後を楽しんだようでした。
そして担任の先生のことが大好きだったので、娘と折り紙で先生へのプレゼントを作って渡して、最後はギューッとハグをして保育園生活が終わりました。
娘にとって初めて経験するお別れの節目を大切に送ることができました。そのおかげもあって、「保育園はもう行かない、明日からは幼稚園なんだ!」と娘も理解できていたと思います。
そして始まった幼稚園生活ですが、登園初日はお迎えに行くと教室の奥で先生に付き添われながら絵本を読んでいました。
ホームクラスの先生からは「さっき少し不安そうにしていたけど、とてもがんばってたよね。えらかったよ!」と聞き、私がお迎えに行く少し前にちょっと泣きそうになっていたらしく、慣れない中でとてもしんどかっただろうな…と思うと、初日はもう少し早くお迎えに行けばよかったな…と娘には申し訳なく思いました。
家に帰ると「お弁当ぜーんぶ食べたよ!!」と言いながらお弁当箱を見せてくれて、疲れているはずなのに私を喜ばせようとしてくれる娘が愛しくてギューッと抱きしめて、たくさん「ありがとう」と伝えました。
また、夜ごはんのときには幼稚園に行ってどんな気持ちだったか?何をして遊んだか?など質問をしたり、お弁当はどれがおいしかったか?何を食べたいかなどを話して、翌日以降も幼稚園が楽しめるような会話を心掛けました。
そして2日目の朝は少し緊張もほぐれている様子で安心して送り、お迎えの時はもう先生に元気よくバイバイができるようになっていました。
3日目の朝はもう余裕で先生とお話しながら教室へ向かい、お迎えに行くとお友達と2人で絵本を見ていました。たった3日でもうお友達ができていて、名前も教えてくれました。
4日目以降は他にもお友達の名前、先生の名前も教えてくれました。幼稚園で新しく覚えた歌を歌ったり、もうすっかり慣れた様子で私も早々と安心することができました。子どもの順応力には本当に感心しました。
私のほうがケアやフォローしなくちゃ!と意気込み過ぎていたようですが、空回りくらいでよかったと思います(笑)。
空回り気味だったとしても、これから3年間いつでも娘をサポートできる体制を整えておこうと思います。
幼稚園が娘にとって素晴らしい場所になりますように!