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教育相談で「個別支援学級を視野に」一般級?支援級?悩んでいます。
おはようございます。
こんにちは。
今晩は。
あんふぁんメイトの千恵です。
今回は長くなりそうなので、いきなりですが、本題に入らせて頂きますね。
一年前から療育でお世話になっている娘(年長)の、就学先をどうするか…(支援学級?一般学級?)
親である私が、なかなか決断できずにいました。
毎日一緒に、側にいながら、娘の事を1番に分かっていないといけないのにそれが出来ていなくて、情けないです( ; ; )
「個別支援学級」「通級指導教室」「特別支援学校」に通いたい場合は、特別支援教育総括センター(略して特総)に
救育相談の申し込みの手続きが必要になるので、小2の娘と、年長娘の2人分、申込みました。
そして、10月某所、特総センターに教育相談に行きました。
*特別支援教育総合センターでは、特別な支援が必要なお子さんの教育について、相談を行っています。
指導主事(教員)、教育相談員、理学療法士等による相談と、心理判定員による発達検査を行い
お子さんにとってふさわしい学びの場を判断しています。
なかなか、娘の就学先を私自身で決められずにいたので
「この日がやっときた!これで、ずっと悩んでいた事が解決する!」と心待ちにしていましたが
教育相談の結果を聞いて、更に、混乱し、悩みの沼にハマってしまいました。
こんなはずじゃ、なかったのに…。
療育と繋がっている、「療育ママ」が、就学前に訪れる試練「乗り越えないといけない壁」があります。
私は今も越えられないでいて、壁の前にいます。
「一般学級」か「個別支援学級」どちらがに就学するか………。
一般学級に通う子が多い中、「一般学級」か「個別支援学級」か迷っている人は
私の周りでは毎週木曜日に通っている集団療育グループの、同じ境遇のママしかいません。
だから、気軽に相談できない環境で、狭い世界の中で私は悩んでいます。
相談しても「子どもって皆そうだよー!気にする事ないよ!娘ちゃん、療育通ってるの知らなかったー!
そんな感じには見えないー!」
なかなか理解してもらえない事に心を痛めたり…。
きっと、私と同じ悩みを抱えて、毎日を過ごしているママがいると思い、このブログを書こうと思いました。
来年以降、特別な支援を望んでいて、個別支援学級を視野にいれているママ達の参考になるように書きました。
特総センターに行ってからの私の行動や、考え方を時系列にまとめてみたので、最後まで読んでいただき
同じ境遇にいるママ達の気持ちが少しでもラクになると嬉しいです。
✳︎個別支援学級とは、個々のお子さんの障害の状態や程度に応じた学習をするための少人数の学級です。
横浜市には「知的障害」「自閉症・情緒障害」「弱視」の個別支援学級があります。
特総センターの流れ
特総センターには緊急事態宣言が解除されてから行きました。
流れとしては、到着して受付を済ませてから、待機場所のお部屋に案内されました。
分かりやすくイラストにしたのですが、急いで描いたので、雑ですみません(~_~;)
体育館で小集団の真似っこ遊び終了後、そのまま、体育館で娘達はおもちゃで遊び過ごしました。
娘たちが遊んでいる間、担当の職員が、検査の話を聞き、私に伝えにきてくれました。
とてもスムーズで、思ったより早く終了しました。
検査の結果は…
・田中ビネー知能検査の結果…
<生活年齢>5歳8ヶ月に対し <精神年齢>4歳8ヶ月 IQ82
<3歳の項目>クリア
<4歳の項目>6個中4個落としている。物の名称が答えられず、数字を4までしか数えられなかった。
<5歳の項目>同じ絵を見比べ間違いを探すのが困難で自分の答えに自信なさそうに答える。間違えが多かった。
・体育館で行った小集団での先生と同じ動きをしたり、言葉だけの指示を理解し、真似っこできるかどうかでは…
気が散りやすく集中できない、後半になると、不注意が出てきて、前半出来ていた動きができなくなる。
手遊びでは、周りをキョロキョロする姿があり、集中できないでいる。
動きを「言葉のみ」の指示で、考えて動く事の苦手さが目立ち、「うっ…」と身体を強張り、止まってしまう事が
あったが、職員が身振り手振りで教えると「そっか!」と安心する。
<結果>
本児には、個別の声かけやプラスの指示があると、力が発揮され、自信がない部分も補う事ができる。
曖昧にならない様に具体的に指示することが必要。
分からない時は「教えてください」と言えていた。療育に通っている成果が出ているとお褒めの言葉があった。
絵カードなどの、視覚で分かりやすい指示があると、本児にとって、大きい手助けになる。
一般学級だと、視覚で分かる物は少なくなる。
結果……個別支援学級(情緒クラス)を視野にいれた方が良い。と提案して頂きました。
<今後のアドバイス>
クリアできていない「5歳」の成長を埋めてあげ、出来るようにしてあげる事。
出来ている「3歳」の部分を伸ばし、自信に繋げていく事が大切。
出来立てホヤホヤの結果を、職員が口頭で伝える中、私は必死に手帳に書き写しました。(2人分!)
検査の結果の書類は、貰えないので、ママ達が聞き取り、書いた文章が証明となります。
就学先の小学校には、担当の職員がその日に内に電話をいれ、校長先生に一報いれると仰っていました。
次のステップとしては、校長先生との面談が出来る様に、小学校に連絡をしてくださいとの事でした。
個別支援学級という選択肢が増えたけど…私の気持ちは…
娘の将来に関わる大事な就学先を、責任感を感じ決められないでいたから
教育のプロの方に、娘の姿を実際見てもらい、判断をして頂いたのに……
今出来る支援を丁寧にアドバイスして頂いたのにも関わらず、なんで??こんなに苦しいの?涙が出てくるの?
今回の結果に納得できない訳ではありません。
今思えば、私は、家という狭い空間の中でしか、娘の姿を見れていなかった。
幼稚園での集団生活での娘の姿は、保育参観では見ているが、実際は見えていなかった。
それが、全てだと思います。
療育に繋がってからこの一年、娘と二人三脚で、小学生になってから、お友達と同じスタートラインに立てるように
土台作りを頑張ってきたつもりです。
自分の気持ちを簡単な言葉で伝えられるようになった。
分からない時は「教えて」と言えるようになった。
ひらがなの読み書きが出来るようになってきた。
ゆっくりではありますが、娘の成長に、親である私が1番驚いています。
今回の結果は私の想像では「一般学級で大丈夫」と言い放たれると思っていました。
しかし、現実は「個別支援学級を視野に入れておいたらいい」という判断でした。
正直、曖昧な結果で終わり、私の悩みは、更に深くなりました。
どっちに入れたらいいのか、分からないから、特総にいった筈なのに…。
個別支援学級という選択肢が増えたことで、余計にどうしたらいいのか分からなくなりました。
でも折角、手に入れた、「個別支援学級」という選択肢を大切にしたい。
検査の結果を聞くと、娘の手助けになる視覚的に分かりやすい絵カードなどを使いながら、自信をつけ
落ち着いて安心できる環境で学べる個別支援学級がベストなんだと頷けます。
この時の母の気持ちは、診断の結果を認め、「個別支援学級にいれる」と決心を固めていました。
校長先生との面談に行き、個別支援学級の詳しい話を聞いてきました。
特総に行ってから、1週間後に、私1人で、校長先生との面談にいきました。(面談はこれで2回目)
校長先生は特総の担当の職員から、特総での検査の結果を、電話で一報入れてくれていたので
「特別な支援が必要な子」と前もって理解してくれていました。
校長先生には、私の正直な今の気持ち「支援学級か一般学級、どちらに入れるかまだ迷っています」と伝えました。
「個別支援学級と判断されたから、絶対に入らないといけない訳ではありません。
最終的には親御さんの気持ちが優先になります。
就学前健診が終わったら、一度、お子さんと一緒に支援学級と一般学級の授業を見学にいらしてください。
次年度の学級編成を決める関係で12月中、年内中に、最終的な就学先を教えてください。」とお話がありました。
☆我が校の個別支援学級の話をまとめると…。
・新一年生の個別支援学級の編成としては、今の一年生よりも人数は少ないとの事。
・児童8人に対して、教員1人配置、手厚い支援が受けられる。
・今の時点では、個別支援学級を希望しているのは、女児は娘のみ、断然、男児の割合が多い。
・一般学級との交流は後期(10月から)になり、前期は個別支援学級のみの過ごしになる事。
実際、個別支援学級に見学に行くと、やはり、女児1人に対して、男児が6人くらいのクラス編成でした。
一般学級だと、娘の幼稚園から同じ小学校に通うお友達が5人程いて、小2の娘のお友達の新一年生になる兄弟児が
ちらほらいるので、一緒のクラスになる可能性があり、同性のお友達も沢山できる環境にいます。
一般学級について「もし、一般学級に入り、全体の話が理解できなかったりしたら気にかけて
個々に伝えてもらう事は可能ですか?」と尋ねたところ
「35人もいるので、それは難しい、それを望むのであれは支援学級です」それが学校の答えでした。
<校長先生と面談後の私の気持ち>
☆個別支援学級=文部科学省の学習指導要領に縛られる事なく、娘が納得し理解出来るまで、計算カードやブロックを
使い続けても良い。
小集団なので、気にかけてもらいながら、分からない事があれば、丁寧に教えてもらえる。
前期は一般学級にいるお友達と交流ができないのと同時に、大好きな同性のお友達を作るのに難しい環境になるという事。
☆一般学級=知っているお友達と同じクラスになれる可能性があり、同性のお友達が作りやすい環境になること。
沢山のお友達に刺激をもらいながら、一緒に学習出来る事は娘にとっては嬉しい事だと思う。
集団生活では周りを気にし、気が散りやすく、集中力が途切れてしまい、言葉での一斉指示が難しい娘にとっては
学習指導要領の縛りで、つまずいてしまい、療育で積み上げた自信を失ってしまうのでないか。
学習面は不利な環境にある事、無理をさせてしまうのでないかと、心配に…。
個別支援学級を見学をし、就学先の個別支援学級の詳細を聞き、メリット、デメリットを理解した上で
また更に悩む日々が続きました。
12月中に決めないと……悩んでいる時間はない!悩んでも悩んでも、なかなか答えは出ず、私自身が疲れてしまいました。
子ども会のママ友に相談しました。
私が極度の人見知りで、人と関わることが、元から少なかったので、コロナの影響で余計に関わる機会が減り
気軽になんでも相談できるママ友はいません。(自分でいっといて悲しい( ; ; ))
ですが、今年から、町内の子ども会の役員になり、月一で集まっているので、思い切って同じ小学校の一般学級に
通っている地域のママさんに相談してみました!
ママ友Aさん(小3、年長のお子さんのママ)
「息子が来年就学で、早生まれで、身体も小さ目で心配だから、校長先生と面談して、相談したよー
個人の成長の伸び代がどこかで必ずあるし、入学までまだ5ヶ月あるし、その間にも成長するし、様子を見て
一年生になったら担任の先生気にかけてもらえるように、アプローチするよ。
皆、不安なのは一緒!幼稚園から小学校に上がるってハードル高いし、皆同じスタートだから、大丈夫だよ!」
ママ友Bさん(小1、3のお子さんのママ)
「小3の娘は、小2の時、クラスに馴染めず、学校行きたくない娘と一緒に教室の前まで登校して、先生に預けると
ママー行かないでーって、泣き叫んでたよ。給食も食べれなかった日もあるくらい大変だったけど
小3になってクラス替えしたら、毎日、楽しく学校に通えるようになったよ。
うちの子は、一般学級の方が色んな子がいるから、支援学級の方が落ち着いて過ごせたと思うけど
頑張って辛い時期を乗り越えたから強くなって逞しくなったよ。」
<先輩ママの経験談を聞いてからの、私の気持ち>
まだ、小学校も始まっていないのに、蓋を開ける前から、勝手に悪いことばかり考えていた事に気づきました。
こうなったらどうしよう…。もし、娘が辛い思いをしたらと、勝手な想像ばかりをして、自分を思い詰めていたんだと。
もし、娘が辛い思いをしたら、すぐ気づいてあげられるように、先生と連絡ノートのやりとりを頻繁にし
娘の言動や、情緒の変化を見逃さないように毎日観察しながら、一緒に教室まで連れてって、サポートしてあげたり…
算数や国語につまずいたら、一緒に問題を考えてあげたり、分かりやすく教えてあげたり…
先取りで、早めに教えてあげ、安心材料になる事をしてあげるなど家庭で出来る支援がある事。
一般学級に通っても、つまずきに気づいてあげ、臨機応変に対処してあげれば、乗り越えられる事。
新一年生を迎えるお子さんを持つママ達が抱く、小学校に上がる事に対しての不安で堪らない気持ちは同じ。
沢山のお友達と一緒に色んな事を体験して、困難を乗り越えたら娘は、もっと成長するのかな?
もし、一般学級に入った場合、支援学級にいれてたら…と後悔しない、強い気持ちを持つ事。
娘の成長の伸び代を「信じてあげる」1番の味方になってあげる事。
娘が辛い思いをして不安定になったしまった時の「覚悟」と、支えてあげられる「親のサポート」が
必要不可欠なんだと感じています。
娘の気持ちも汲み取り、年内一杯、たくさん悩んでみます。
これまで、私の気持ちを書いていましたが、もちろん娘の気持ちも大切です。
少し前に娘に聞いてみたんです。
「小学生になったら、幼稚園みたいにお友達と一緒に勉強するか、週一回通っている療育みたいに6人で勉強するの
どっちがいい?」
娘の答えは「幼稚園みたいがいい!」でした。
娘の気持ちを聞いて胸が締め付けられ、心苦しくなりました。
今の娘なら、正しい姿勢ではないけど、45分椅子に座っていられる反面、言葉での一斉指示は理解に苦しみ
分からない事が続くと、表情が強張り、何度も「こう?こうかな」と確認するなど不安な様子がありますが
分からない事があれば「教えて」と聞く事が出来る様になりました。
それが出来るのは、慣れ親しんだ幼稚園でのお友達と先生との間に生まれた信頼や、安心感と
療育での手厚い支援があったからこそだと思います。
小学校に上がり、新しいお友達、新しい先生、新しい環境になると、また一からのスタートなります。
今の娘の状況としては、環境の変化や、いつもと違う流れになると混乱し、不安定になりやすい傾向があります。
娘にとって安心して落ち着いて、自信を持って落ち着いて過ごせる環境を用意してあげ
「個別支援学級」での、視覚で分かりやすい、絵カードや、ヒントなる声掛けをしてもらいながら
I日のスケジュールを娘が安心して理解できる支援が必要だと考えています。
小学校の最初の1年は、「個別支援学級」で、安心して過ごさせてあげたいです。
小学校はもちろん、お友達との関わりも大切だと思いますが、勉強が主だと私は思います。
支援学級だとお友達と関わる機会は減ってしまいますが、後期になれば、一般学級との交流は始まります。
お友達とは放課後に公園に行ったり、放課後キッズクラブで、遊ぶ機会をいくらでも作ってあげられる思います。
「個別支援学級」と「一般学級」を選べ悩めるなんて、今思うと、贅沢な悩みですよね。
いずれは個別支援学級から一般学級に移籍を望んでいます。
成長の伸び代がきたら、一般学級に移してあげたいです。
個別支援学級→一般学級のタイミングを決めるの難しそう…(~_~;)
まだ入学まで4ヶ月あります。
今で通り、ひらがなの練習や、数を数える事を練習をしながら、娘が分かりやすい短い文章で
何回繰り返し、納得するまで伝えて、「分かった!」「出来た!」を感じながら
その経験を積み重ね「自信」に繋げていきます。
これから、娘と一緒に学校見学に行き、年内一杯、悔いのないように、思い切り悩んで最終結果を出したいと思います。
私からのアドバイスを最後にまとめます。
(その1) 「個別支援学級」「通級指導教室」「特別支援学校」の申し込み時期を前もって確認する。
上記の学級を希望する方は、各自治体での救育相談の申し込みの手続きが必要になります。
教育相談の申し込み期日は各自治体で異なりますので、役所の窓口に相談するなど、早めの情報収集をお勧めします。
教育相談は、療育に繋がっていなくても、申し込みが可能です。
就学前相談なので、年長さんのお子さんが対象になります。
小学校での学習面ついていけるかな?
お友達と仲良く学校生活が送れるかな?
集団生活が落ち着いて送れるかな?
お子さんの事で気なる方は、相談を受けてほしいと思います。
(その2)教育相談後の気持ちの整理が落ち着いたら、家族や友達に相談してみて、色んな意見を聞いて参考にする。
教育相談での結果を鵜呑みにし、まだ、入学もしないのに、心配ばかりしていた私にとって
ママ友のアドバイスは貴重な意見となりました。
出来れば、同じ小学校に行くママや、小学校に在籍しているママの話が参考になります。
まだ起きていない事を心配するよりも、事前に心積もりをしておき、臨機応変に対応する方法もあるのだと
教えてもらいました。
私自身、友達の輪が少ないのと、コロナの影響もあり、個別支援級に通っているお子さんの体験談聞けていない事が
残念です。(良かったら教えてください!)
なので、娘が小学校に上がったら、進んで、広報の仕事に立候補します!(カメラが好きなので)
大変かもしれませんが、幼稚園や学校のPTAに進んで立候補するなど、ボランティアなどを通して
沢山顔を出す機会を設ける事で、人脈が広がる気がしています。
(その3)就学先の小学校の特色や、個別支援学級の運営の流れを理解して、お子さんに適しているか見極める事が大切。
各小学校によって、一般学級との交流の時期や、クラス編成など異なっているので
学校側に、聞きたいことがあれば、事前にメモを、用意して、面談に望むとスムーズです。
(その4)一般学級内で出来る範囲の支援で、どこまで対応してもらえるか確認する。
もし、一般学級に入れるとしたら、一般学級内での支援や配慮は、どこまで対応してくれるのかを確認するのと同時に
我が子をよく知ってもらう為に、情報網をまとめて、学校に提示して、理解して、気にかけてもらえる様な行動も
プラスになるかなと思います。
(その5)我が子の就学先の希望も汲み取る事も必要!最終的に親御さんが決めた就学先に自信を持ってください!
親の希望と、娘が望む就学先がすれ違い、心苦しくなる事もありました。
もちろん、娘の気持ちも大切ですが、最終的な決定権は親にある事。
幼稚園や療育での娘の姿を含め、娘の事を1番に理解して、側にいるのは親である私である事。
我が子の成長の伸び代を信じて、1年生に繋げてあげる事。
娘の為に悩んで、悩んで、悩み抜いて決めた就学先が、娘に適した学びの場であると自信を持って
娘を送り出したいと思っています。
子どもの順応性は大人よりも高いと思います。
(その6)祖父母やご主人に今の時代の「個別支援学級」に理解してもらい、納得させる事。
特総での教育相談の内容を実母に報告すると、「個別支援学級!?とんでもない!発達に遅れがないのに
行く必要ないでしょ!」と驚きを隠せない様子でした。
私を含め、このブログを読んでいるママさん世代が生まれ育ってきた時代は、「皆と合わせるのが当たり前」
「学校は集団生活に合わせて動く、皆と同じように出来ないのは努力不足だ!もっと頑張りなさい!」と
どんなに頑張っても出来ない事を努力でなんとかしろと押し付けられていたように思います。
集団生活に馴染めないで、浮いている行動をする子や、集団生活を乱してしまうお子さんは
「グレーゾーン」という表現をし、見過ごされてきていました。
今は「個」に合わせた対応が叫ばれている時代に移り変わっていると思います。
「グレーゾーン」と呼ばれていた子は、「発達に遅れはないけど、特別な支援が必要なお子さん」と
判断する様になり、沢山の支援が受けられる環境になっています。
ですが、まだ浸透はしていなく、パパや、祖父母世代からは、なかなか理解し難いものがあるようです。
実の娘(私)の言うことは、素直に聞き入れてもらえないで困っています…(~_~;)
主人は、すんなりと受け入れてくれました。
最終的には親が決める事ですが、個別支援学級にいれるとなると、実母に納得いくように
立派な演説をしないといけませんね(苦笑)
長くなりましたが、最後までお読みくださりありがとうございます!!
このブログを読んでいる方へ
お子さんの事で悩んでいませんか?
何が出来て普通で、普通じゃないのか。境界線が分からずに、周りのお子さんと比べて
「なんでうちの子だけ、皆と違うの?」と不信感を抱きながら、お子さんと関わっていませんか?
お子さんに対してイライラが募り怒ってばかりだなと、最近褒めてないなと感じていませんか?
周りに相談できる人はいますか?
相談して、周りに理解してもらえ、ママの悩みは解消されていますか?
それとも、理解してもらえないで、辛い思いをしていませんか?
私はそうでした。
だから、療育センターに相談しに行きました。
相談して、何が得意で、苦手なのか、どうしたら、つまずきに手を差し伸べてあげられるか。
親として、娘の成長の背中を押してあげられる支援が沢山ある事を知りました。
「なんで?」「どうして?」と悩んで、相談して、解決しないで負のループから向け出せずにいたので
明日の事や、この先の事、もちろん将来の事なんて、考えられませんでした。そんな余裕がありませんでした。
今まで悩んでいた事が、「そうなんだ!」「こうすれば良かったんだ!」と、新しい発見に気づき
先生の言葉で娘の将来が!私の明日に希望の光が差し込み、全てが救われました。
「なんで出来ないの?もっと喋ってよ!」と、娘を責めていたのが、見る視点を変えるだけで
「出来たねー!」「偉いね!」と褒める事が増えてきて、それに応える様に、娘も表情が明るくなり
言葉が自然に増え自信がついてきました。
成長する姿を間近で見て、私よりも根性や度胸がある所、なんでも挑戦的に意欲的な姿勢で活動に臨める所
切り替えが上手な所。
良いところに沢山気づき、娘の事がもっと大好きになりました。
家族以外にも、療育関係、医療機関に携わる方々に、娘の良いところを、沢山認めて褒めて頂き
「母親失格」と一時期思っていた私の気持ちが和らぎ、母親としての自信に繋げる事ができました。
私の中の「生きづらさ」も減り、親子共々、療育に繋がり、前向きになり、気持ちがラクになりました。
「療育」という素晴らしい医療機関と繋がられて、本当に良かった…
娘が大きくなっても相談できる場所が出来て良かった…。
療育が、私の気持ちの拠り所になり、もう何があっても大丈夫!!と心強い存在になりました。
それと同時に、同じ境遇のママとの繋がりも持つことが出来、同じ悩みを共感して
「私だけじゃない」と思える場所がある事。
一緒にいて安心でき、励まし合う、分かち合える仲間ができたことは涙が出るほど、嬉しかったです。
相談するか迷っている方や
まだ、お子さんの困りなどに気づいていない方も沢山いるかと思います。
療育に相談に行く事をためらっている方もいらっしゃるかもしれません。
気が乗らない。
予約を取るのが大変そう…面倒。
現実を受け止めたくない。結果を聞くのが怖い。
もうちょっと、様子をみたい。
色々な事情があり、色々な考えがあるのは承知の上です。
大切なお子さんの大切な時間は刻々と進んでいます。
いつか成長してくれる!と成長の伸び代を信じる事は間違いではありません。
その「いつか」を「今」に変えてみませんか?
「療育」と聞くと、重く感じて受け止めてしまいがちですよね。
驚かれる方も沢山いると思います。
療育は「個性を伸ばし、生きづらさ、つまずきを減らすお手伝いをし、将来なりたい自分になれるように
自信をつける場所」です。
発達に遅れがない子も、療育センターに相談して、専門家の知識、アドバイスを聞いてもいい。聞きやすい時代だと私は思っています。
そして、専門家の所見が、ありのままのお子さんの姿であり、ママ達が求めている答えなんだと思います。
お子さんの全てを受け止めて、認めてあげ可能性を信じてあげること
それが出来るのは誰でしょう。
そう、いつも側にいる親御さんです。
お子さんの大切な「今」を、療育に繋げてみませんか?
偉そうな事をベラベラと並べて本当に申し訳ございません…。
ですが、相談する事で道が開かれ、将来を見据える事ができます。
お子さんの為に、親御さん自身の為にまず、電話をしてみてほしいです。
そして、保育参観や、授業参観に積極的に足を運んでみてください。
やはり今回のブログは長文になってまいました。
沢山、思いの丈を込めました。
私の悩みを聞いてくれてありがとうございます。
答えが出たら、報告しますね。
その時まで、待っていてくださいね!
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、HP等で最新情報の確認をしてください