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【小学生】やることリストボードを作りました
こんにちは。
我が家の面倒臭がりボーイ、次男君。
発達障害グレーゾーンという、なんとも宙ぶらりんな彼は、日々学校から帰ってきてからのダラダラ具合に母は頭を悩ませています。
そんな彼に・・・
どうしてもやってほしい事だけを載せたやる事リストボードを作りました。
以前のブログでも紹介していますが、息子達には手帳を持たせています。
バインダー式で、挟みたい物を挟めるようにと。
ですが、長男が出来た手帳スタイルでは次男は出来ません。
そもそも性格が違うから。
しかしながら、次男としては長男にライバル心があるので
「同じものでやるっ!」
と意気込みはとっても良き!
でも、やっぱり続かないんです。
結局続かないので、やるべき事は忘れるしやらないし、私の「手帳やったー?」の声掛けさえ耳に入らなくなるという始末。
あぁ、もうどうしたものか!
主人に相談するも
「いつも『あれやったのー』って声かけるからやらないんじゃない?」
と言われたので、声をかけないで過ごしてみたら、寝る直前に
「あれやってない。これやってない。宿題終わってないよー(涙)」
と。
お?これは自分で気が付けるチャンスなんじゃ!?
と期待を込めましたが、次の日も。その次の日も・・・改善されるところは見られず。
次男君にはやはり声掛けは必要で。
でも、面倒臭がりだから手帳を開いて何をやってあって何をやってないっていう確認すら面倒。やった物は付箋を動かすとかも面倒!
と、いうわけで!
ルーティーンとして体が覚えている事はリストに入れず、毎度忘れてしまう内容をリスト化してみました。
内容
今まで使っていた手帳には、朝の仕度・帰宅してからのやる事・寝る前のやる事というように分けてやっていました。
結局リストが多いんですよね。
次男君には無理でした。
分かっていたはずなのに、どこかで長男君と同じように出来てほしい!という親の願望が入っていたのだと思います。
★朝のルーティーン★
・トイレ
・洗顔
・着替え
・検温
・朝食
・歯磨き
・持ち物チェック
手帳には検温だけリストとして残していたのですが、今では検温も当たり前のように出来ているので、朝の支度ページはいらない。
ただ!持ち物の「水筒」だけはテーブルに忘れ去られている事が多々あるので、ボードには持ち物チェック欄を作りました。
毎日の持ち物として
*水筒
*マスク
*どこでもポケット
*ランチマット
月曜日限定持ち物
*体操服
*上履き
*給食着
★帰宅後のルーティーン★
・くつかたづけ
・手洗いうがい
・宿題
・学校の準備
・家庭学習
・直し
・洗濯物をしまう
手帳の中は大まかにはこんな感じ。
宿題とか家庭学習などは、細分化してありました。「音読」とか「日記」とか。
次男君の生活スタイルを見ていると細分化はあまり意味がないなと感じた事と、本当に良く忘れる事だけに絞ってリストを書きだしました。
*靴の片付け
*宿題
*学校の準備
*鉛筆を削る
*家庭学習
*なおし
*洗濯物を片付ける
*日記
の、8つ。
最初「鉛筆を削る」と「日記」はありませんでした。
学校の準備の中で鉛筆を削るなんて当たり前だし、1年生からやっているんだからやっているだろう!と思っていたけれど・・・全然やっていなくて。
月のお便りに
「最近鉛筆を削って来ない生徒が目立っています。必ずお家で削り、本数もそろえて準備をするよう、ご家庭でもご確認の程宜しくお願い致します。」
と、記載されていて。
ふと・・・次男君の筆箱を覗くと・・・大変なことになっていました。
本数は足りないし、削っていないし・・・お便りに注意書きされていた生徒の1人でした。
そして「日記」。
毎日の宿題で「日記」があります。
口癖のように「書くことがない!」といい、書くネタを探すため「ブロックで遊んでから、ブロックの事日記に書く」とか「ご飯食べてから、ご飯の事書く」とか。
比較的後回しになるのが日記です。
すると・・・忘れるんですねー。
自分で書くと言ったのに。何度も「日記」を書き忘れて・・・
そしたら次男君自ら
「日記」を追加したいと言ってきたので、「日記」と書いたシールを渡したら、マグネット広告を自分で切って、とっても目立つように工夫していました。
さて、リスト作成はこんな感じで、後はやった物にマグネットを置くだけ。
しかも机の目立つところに立てかけてアピール!!!
そしたらね、良くやるようになりました。
もちろん、気持ちが乗らない日はこれでも全然やらないんですけれど、でも私もパッと見てやってるのかやってないのかわかるので声掛けが楽になりました。
自分から進んでやっていたら
「おっ!今日メチャクチャやってるねっ!すごい!さっすがー!!!!!」
と褒める事が簡単に出来るようになりました。
もしやっていなかったら
「今日は2つやってあるねっ!」
と、全然やっていないのだけれども、やってある2つを見てその部分を伝える事で、まだ終わってないぞを伝える事が出来ました。
ご褒美も見える化
手帳の時もシールを貼るページやハンコを押すページなど出来た分のご褒美ページがありましたが、結局開かないと見れない。
はい、開くのも面倒臭い!
ならばっ!と年始に頂いたカレンダーを机の横にかけて、そこにハンコをペタリ!
全部自分からやった時、私に少し言われてやった時、ほどんと私の声掛けでやった時、全然やらなくてダメダメな時。とランクをつけて評価をしています。
一番好きなハンコからだんだんどうでもいいハンコになって、しまいには私の手書きのマークという最低ランクへ(笑)
机にドーンとカレンダーが置かれているので、頑張れた日と頑張れなかった日が次男君もパッとわかるのが最大のメリット!
最後に
本当は手帳を使って管理をしてほしいけれど、それはあくまでも私の願望であって、使う本人が面倒臭いとかやりたくないとかストレスになるのであれば、やはりストレスがないやり方で、日々の忘れてはいけない事をチェックできる方が良いなと考え改めました。
これからも次男君には頭を悩ませる日が多々あるんだろうなと思いますが、その都度対応出来るように私も心に余裕をもって過ごしていきたいなと思いました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
あんふぁんメイト 羽原