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88☆バレエの発表会と子供のシニョンの作り方
娘は年少の頃からバレエを習っています。
「まずはバレエを好きになってもらいたい」「大好きなレオタードで楽しく踊るのが1番」というとても優しい先生で、レオタードも髪型も自由。
娘はプリキュア気分で楽しくレッスンに通っています。
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娘の教室では発表会は2年に1度。
去年の夏に終わったのですが、娘も私もそりゃもう大変でした。
【舞台メイク中】
舞台メイクなのでアイラインやシャドウもきっちり入れていきます。
目の周りを触られている間、動かずにジッとガマンするのが難しいし、メイクしたら触らない・こすらないというのも難しい。
【メイクが終わったら楽屋で待機】
お姉さんたちや大人クラスの人の気を散らさないよう、お邪魔にならないよう、静かに座っているというのも難しい。
【場当たり】
本番同様の衣装をつけての通し稽古は当然待ち時間が長くなりますが、衣装を汚さず・メイクを崩さず・シニョンを崩さず出番を待つというのも難しい!
この時は逆リハ(本番の出演順と逆に行うリハーサル)で、お姉さんたちより遅めの会場入り→メイクをして衣装をつけて即リハーサル→少し休憩してすぐ本番、とご配慮いただきとても助かりました。
ステキな衣装、大きな舞台、客席が見えないほどのスポットライト!
たくさんの拍手や花束をいただけたのは娘にとってとても貴重な経験だったと思います。
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そして不器用な私が1番苦労したのがシニョン。
普段のレッスンでは邪魔にならないようにまとめておけば良いのですが、発表会となると避けて通れない!
先日、「チャコット」主催の「シニョン講習会」があったので行ってきました。
【シニョンヘアの上手な作り方】
1. まずはよくブラッシング。
毛の絡みを無くしてツヤを出します。
2. 髪をザックリ1つに束ねてから、スタイリングウォーターをたっぷりスプレーし、手でまとめる。
髪の毛の先の方には付ける必要がなく、土台となる頭にたっぷりつけるのがポイント。
まとまってきたらコームで髪の表面をならすようにまとめあげて結ぶ(仮留め)。
3. 仮留めをしたまま髪を頭皮にくっつけるようにハードジェルをつける。
ハードジェルはピンポン球・紀州梅干くらいの大きさを手に取り、軽くグーに握って小指側から絞り出してつけて行く。
毛束がひび割れないよう、手のひらに残ったジェルも手ぐしで中のほうにつける。
4. 仮留めのゴムを外し、コームでとかしながらポニーテールにする。
スタイリング剤が頭の周りだけについているのがお分かりいただけるでしょうか?
髪全体を後ろにグーッとひっぱりながらまとめていくイメージだそうです。
娘が「ママがやると痛い。お姉さんにやってもらうと気持ち良かった」と申しておりましたので、均一に無理なく引っ張られているのでしょう。
5. ゴムで結ぶ。
輪っかにしていないゴムで結ぶのがベストですが、難しい場合は輪っかにしてあるゴムで結び→長いゴムでキッチリ結
び→輪っかにしてあるゴムを外す。
左下の画像のように、2回クルクルと交差させてギューっとひっぱるだけでとまります!
6. ヘアネットでポニーテール全体を包みシニョンの形を作り、潰しながら4,5箇所をUピンで固定。
(頭を小さく、首を長く見せるため、バレリーナのシニョンはなるべく潰すのです。)
Uピンの長さはシニョンの半径くらいが良い。
ゴムに向かって頭皮と並行にさす。
7. シニョンネットをかけ、4,5箇所をアメピンで固定。
アメピンはネットと髪を少量すくって円周方向にさす。
8. 後れ毛を専用スティックでまとめ、全体にハードスプレーをかけて固定。
スプレーはシニョン・ネットにはかけず、頭皮を狙ってかける。
9. 完成
美しい〜〜〜!!
今回使ったハードジェルとハードスプレーは「水溶性」なので、崩れてしまったらウォータースプレーをかければ手直し可能。
普段の1時間程度のレッスンであればハードジェルは使わず、スタイリングスプレーだけでも大丈夫。
(今回の講習では粘性のある「ワックスウォーター」を使用していました)
落とす時はお湯で下洗い→リンスかコンディショナーをなじませる→お湯でよく洗い流す→いつもどおりシャンプーすれば良いそうです。
年末にミニ発表会があるので練習します・・・。