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子育て世帯のお部屋づくりと節電も踏まえた窓装飾と選択肢
大掃除のタイミングで、今まさに窓周りの模様替えを考えている方や、新規に購入しようとしている方にぜひ知っていて欲しいことがあります。
窓装飾の種類や選択肢
・カーテン
・シェード
・ブラインド
・スクリーン
わが家では全種取り入れています。1番身近なのはカーテンですが、販売している経験や実際に使用している面で見えてきたそれぞれのメリットデメリットをご紹介します。
⚫︎カーテン
・メリット
手軽に掛け替えしやすい。
色柄・デザインが豊富。
洗えるものが多い
開閉が楽
・デメリット
素材やデザインによっては圧迫感を感じる
⚫︎シェード
・メリット
おしゃれでデザイン性に優れたものが多い
圧迫感が少ない
・デメリット
洗えても取り外しが大変
カーテンより高価
開閉が面倒
⚫︎ブラインド(アルミ・ウッド)
・メリット
圧迫感がない
スタイリッシュな印象
・デメリット
掃除が大変
スラットが折れたら跡が残る
デザインが少ない
⚫︎スクリーンプリーツスクリーン・ロールスクリーンなど
・メリット
開閉が楽
すっきりした印象
・デメリット
洗えても洗いづらい
掛け替えしづらい
子どものいる家庭でのシェードやスクリーン
シェードやスクリーンは開閉操作が紐かチェーンになります。一応チェーンを留めておく付属品が付いてはいますが、割と簡単に外れるし、やや煩わしく留め忘れることもあります。
その紐やチェーンで乳幼児が遊んだり誤った使い方で窒息の危険があるので、小さなお子様のいるご家族は、まずカーテンが安心です。
ただ、わが家では以前このシェードのチェーンの音によって窓からの不法侵入をいち早く気付けたこともあり、チェーンも大切な役割を果たしています。
カーテンの扱い方のNG
カーテンが1番身近ですが、お子様のいるご家族だと時々カーテンにぶら下がったり引っ張ったりなんて子もいます。
私もレースカーテンで「ドレスぅ〜」なんて遊んでいたタイプなので、気持ちはすごーくわかります。ですが、カーテンレールの落下で怪我をする可能性もゼロではないのでやめましょう。
また触られないようにとカーテン本体を結んで上に上げるのを時々見かけますが、これもあまり良くないので止めてください。なぜなら、素材によってはシワが取れなくなることがあります。
もしすそを上に上げたい場合は、タッセルやカーテンホルダーで束で抑える方法を取ってください。
保温性・遮熱性で良いのはどれか?
保温性で良いのは、カーテンのダブル掛けです。ただし、それもドレープ生地の性能によってかなり効果に差が出ます。中でも遮光タイプやジャガードやベロアのものは保温性に優れます。
遮熱性で効果があるのは、遮光スクリーンやウッドブラインドです。わが家でもウッドブラインドを検討した時に、メーカーに相談しました。その時に遮熱・保温性ではスクリーンよりウッドブラインドの方が効果が高いと教わりました。
ただ、採光や調光を考えた時、微調整がしやすいのはスクリーンやシェードです。特に西陽が強い場所は、ブラインド以外のレースと生地で調整ができるタイプ(カーテン・シェード・スクリーン)がおすすめです。
お部屋のサイズから考える窓装飾
大きなキッチンやリビングであれば、どんなタイプも様になりますが、個々の部屋になると2〜3畳のこともあります。そういったお部屋にカーテンをダブルで(レース+ドレープ)かけると圧迫感が出てお部屋が狭く感じる事が多いです。
その場合は、プリーツスクリーンやロールスクリーンのツイン(レース部分と生地部分が別れている)タイプや、窓枠内にブラインドを付け、窓枠外にカーテンをつける方法もあります。
さらに、あまり大きくない窓の窓装飾の裏技としては…
腰高窓での意外な窓装飾
普通窓も腰高窓もカーテンをつける場合、窓のサイズに合わせて作ったり、既製品を探したりしますよね。ただこの時、レールをわざと窓よりかなり上から付けたり、カーテンの仕上がりを窓枠より長く床までにしたりします。そうすることで、不思議なことにサイズピッタリなカーテンよりも広さを感じるんです。
さらにこれにより冷暖房の効率も上がります。腰高窓や小窓の場合、ピッタリすぎるより、引きづらない程度に長い方が圧迫感を感じない場合が多いんです。なので視覚的に大きな面を占める窓周り装飾はこれらの方法があることを覚えていてください。
一口に窓装飾と言っても、これだけたくさんの選択肢があります。まずはどんなお部屋にしたいかイメージを作り、種類を選ぶ上でのポイントは5つ
・お部屋のサイズ
・窓の向き
・窓の形状とサイズ
・お手入れの方法
・コスト
これらをポイントにしてお好みのお部屋づくりと節電対策に取り組んでください!
広さや方角を考えて、上手におしゃれに節電対策