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わが家のゲームに関する“たったひとつのルール”を1年間継続した結果

わが家のゲームに関する“たったひとつのルール”を1年間継続した結果

もうすぐクリスマスですね。サンタ業務は順調ですか? わが家は昨年のの今頃、当時小1の長男が、サンタさんへ「Nintendo Switch(以下Switch)」をお願いすると言い、夫とゲームのルールについて「あーでもない」「こーでもない」と話していました。あれから1年が経とうとしているなんて、本当月日が流れるのは早いものです。

今回はサンタさんがSwitchを持ってくる前に、家族で決めた「わが家のゲームに関するたったひとつのルール」と、そのルールを1年間継続した様子を紹介しようと思います。

わが家にあるゲーム機とソフト

現在、わが家にはSwitchが1台あり、そのソフトが3つあります。その3つは「マインクラフト」「スプラトゥーン3」「桃太郎電鉄」です。兄弟2人なのですが、今のところSwitch本体は1台です。

ゲーム機導入をすることでの夫婦で考えた心配ごと

日頃から、家族のルールは長男と次男も含め、家族4人で話すことが多いわが家。しかし、ゲームのルールに関しては、私自身いつもより慎重になっていたこともあり、事前に夫と話し合いました。夫と話して、ゲームをやる上で心配なことは下記があがりました。

● 家族団らんの時間が減る
● 視力の低下
● やるべき事をやらなくなる
● ぼーっとする時間がなくなる

そんな心配事をすべて解決しようとすると、ゲームに関するルールがいくつもできて、親の私たちでさえ覚えられる自身がない…。そこで、まずは夫婦でもっとも重要視したかった「家族団らんの時間」を減らさないようなルールに焦点をしぼって、ゲームに関するルールをひとつだけ考えることにしました。

わが家のたったひとつのルール

夫婦ともにフルタイムで働いていて、日々の生活にゆとりの時間がないわが家。そこへゲームをする時間を取り入れるのは、どう考えても難しいように思いました。

そこでゲームをする時間も「家族団らんの時間」とすることにしたのです。そんなわが家のゲームに関するたったひとつのルールは「ゲームは必ず2人以上でする」というもの。
ゲームのルールとしてよく聞く「1日○時間まで」や「宿題が終わったら」というようなルールは、あえて設けませんでした。

たったひとつのルールを1年間継続してみた結果

うまくいくか心配しながらも、「ゲームは必ず2人以上でする」というルールとして運用して1年が経過しました。振り返ってみると、わが家にとって、ぴったりなルールだったように感じています。

まず、土曜日の夜は夕飯を食べながら、家族で「桃太郎電鉄」を楽しむという習慣ができました。これが、とても楽しい! そんな家族時間を楽しく過ごすために、夫と子どもたちは毎週夕飯に餃子を作り、リビングもゲーム大会モードに模様替えをして、私の帰宅を待ってくれています(私は土曜日仕事)。ゲーム時間も「家族団らんの時間」と考えたことで、「子どもがゲームをする=家族団らんの時間が減る」という考えは、自然になくなっていきました。

両親がバタバタ忙しい平日は、兄が弟にやり方を教えながらゲームを楽しんでいます。「ゲームは必ず2人以上でする」という、たったひとつのルールのみを守れば良いのですが、ケンカをして、どちらかが「もう、やらないっ」となると、ルール上、ゲームはできなくなる。それを意識するため、お互い納得いかないことがあっても、声を荒げるのではなく、ふたりが納得いく落としどころを、その都度探している様子が見られます。

また、息子がパパとゲームをやりたい時は、早くパパと一緒にゲームをできるように、パパのお手伝いを積極的に行ったりもしています。自分の目的のために、どう行動するのが良いのか、自分の頭でよく考えている印象を受けます。

最近では、私が建築士ということもあり、私が設計した家を息子がマインクラフト上で建築して楽しんだりもしています。街を歩きながら「あれをマインクラフト上に落とし込んだら楽しそうじゃない?」と息子と共通の会話も増え、私自身も、とても楽しめています。

また「ゲームは必ず2人以上でする」をルールとしたことで、テレビを使用した大画面でしかゲームをやっていないので、小さい画面でやるよりは、視力低下の軽減になっているように思います。

何か新しいことをはじめるときは、不安もあり、親としてたくさんのことを言いたくなりますが、今回、わが家では、あえて“ひとつだけ”のルールにしたことがよかったように感じています。「ひとつのルールをきちんと守れている」ことで、親子ともにストレスがなく、ゲームの時間を楽しめています。
これからゲームを続けていく中でこのルールだけでは、うまく回らなくなることもあるかもしれません。その時はまた家族で話し合って、わが家にとってのベストルールを考えていきたいと思っています。

この記事を書いた人

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かつき

趣味は模様替え!3歳差兄弟の建築士ママ

建築士、整理収納アドバイザー

フルタイム共働き夫婦と、3歳3ヶ月3学年差兄弟の4人暮らし。暮らしの「イライラ・モヤモヤ」を「ニコニコ・ラクラク」へ仕組化するのが得意◎ 共働き家庭の暮らしと子育てをゆるーく発信中。

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