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5歳の長男、初めてのプレゼン!プログラミングロボット発表で得たこと

5歳の長男、初めてのプレゼン!プログラミングロボット発表で得たこと

3歳の頃から14歳用のLEGO作品を1人で作り上げていたわが家の長男。「この才能をぜひ伸ばして欲しい!」という思いから、年中からプログラミング教室に通い始めました。

プログラミング教室に通い始め、メキメキとその才能を発揮し始めた息子。通い始めて3カ月の時、なんと登壇して、自分の作品をプレゼンする機会に恵まれました。

「プレゼンって何?」から始まったわが家の挑戦

さて、作品作りに関しては才能を発揮しつつある息子ですが、人前でプレゼンした経験は無し。そもそも5歳の息子にとっては「プレゼンって何?」という状態からのスタート!

プレゼンをするのは息子なので、息子の意向を確認。…というか、せっかくのチャンスなので、母として、どうやってやる気を出させるかが重要と考えました。

息子は当時、ツタンカーメン王の黄金のマスクを作りたいと考え、純金を買うためにお金を貯めていました。しかし2万円で購入できる純金の量が思いのほか少なったことに衝撃を受け、別の方法で純金をゲットできないか考えている最中! そこで「あなたの作る作品を、ママはとても素晴らしいと思う。それを評価してくれる先生に上手く伝えて、大会に出る人たちの中で1位になれば、金メダルとか優勝カップがもらえる。金メダルをゲットして、その金を溶かして、マスクを作る足しにするのはどう?」と提案してみました。

それを聞いた息子は俄然やる気に! もちろん私も、出るからには優勝して欲しい気持ちでいっぱい!! その日からプログラミング教室では大会に出す作品の制作、家ではプレゼンの練習が始まりました。

私は大学で建築学科だったこともあり、プレゼンをする機会が多々ありました。そんなこともあり、息子へのプレゼン指導が熱くなってしまう日々。プレゼンの練習はダメ出しをしすぎてしまい、息子が泣いてしまうことも。それでも優勝目指して、家族で毎晩練習してきた時間は、とても貴重で記憶に残る時間となりました。

あまりにも練習していたので、5歳の息子はもちろん、2歳の息子までプレゼンを暗唱できるようになったのはココだけの話。笑

プレゼン当日はビックリ、イライラ、ヒヤヒヤ…!

さてプレゼン当日。発表者一覧を見てまずビックリ! 未就学児で発表するのは息子だけ。小学生、中学生、高校生たちの中に混じっての発表でした。さらに緊急事態宣言が発令されてしまったこともあり、当日保護者はホールで待機。会場入りできるのは、プレゼンをする本人のみでした。

半泣きでママの手を引きながら会場入りしている小学生がチラホラいる中、息子は少々緊張しているように見えるものの、平常心を保とうとしている様子。「小学生の保護者が会場入りしているのだから、未就学児の親も開場入りしてもOKかな」なんて考えている私を横目に、「じゃ、オレ、金ゲットできるように頑張ってくるわ」といってグッとポーズをして、息子は開場へ消えていきました。

そんなこんなで、ホールに取り残された私たちは、リアルタイムで配信される動画越しに息子を見守りました。

しかし! 息子の番になると司会の方が、息子の緊張をほぐそうとしてくれているのか、発表前に練習にはない質問をどんどんしてくる。見ている私はイライラ、ヒヤヒヤ(笑)。夫も「コレはちょっといらなくないか」と言っているほど。そんな中、緊張しているはずの息子は、きちんと受け答えをし、すんなりと練習していたプレゼンを始め、完璧にプレゼンをこなし終えました。その後の質疑応答もしっかりとこなし、完璧! もう、優勝間違え無しッ!!

両親が盤上一致で感動したこと

開場から戻ってきた息子の胸には金メダル!手には優勝カップ!!


は、残念ながらありませんでした。持っていたのは、参加賞の賞状のみ。
戻ってきた息子が開口一番に言ったのは「優勝できなくてごめん」でした。

どういうつもりで、その言葉が出てきたのか真相はわかりませんが、きっと家族で優勝を目指し、一生懸命頑張ったから出てきた言葉だと思っています。

夫も私も、そして2歳の弟も、長男に「おつかれさま」と言うと、いつも以上に目を輝かせて、照れ笑いをしていた息子の表情は、今までにないくらい輝いていました。

帰宅してからは、ケーキを食べながら、優勝者のプレゼンを家族で視聴。優勝者のプレゼンが終わり、質疑応答の時、夫も私も耳を疑います。

どこかで聞いたことある声! 
下っ足らずの中に隠れている、この芯のある声!!
息子だぁぁぁぁぁぁぁ!!!

大勢の小学生、中学生、高校生がいる中で、息子が自ら手を挙げ、質問していたのです。

「オレはコレ、本当にすごいロボットだと思った。このロボットはどんな時、なんで作ろうと思えたのですか?」

自分のプレゼンのことで頭がいっぱいであろう5歳児が、相手のプレゼンをきちんと聞いて、すごいと感動し、いつか自分もそんなロボットを作れるようになりたいと思えたから出てきた質問。

息子は視聴しながら、「オレ、これがすごいと思っていたら、やっぱり優勝したよ。」となぜか満足気。

プログラミングロボット発表で得たこと

息子は、プログラミングロボット発表で、金メダルも優勝カップも得ることはできませんでした。でも、もっともっと大切なものをゲットしていたように思えます。

…とは言え、

次回は優勝するぞーッ!!笑

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かつき

趣味は模様替え!3歳差兄弟の建築士ママ

建築士、整理収納アドバイザー

フルタイム共働き夫婦と、3歳3ヶ月3学年差兄弟の4人暮らし。暮らしの「イライラ・モヤモヤ」を「ニコニコ・ラクラク」へ仕組化するのが得意◎ 共働き家庭の暮らしと子育てをゆるーく発信中。

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