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ワンオペで子連れ旅行したら泣けてきた話。世間ってこんなに優しいの!?

4歳と1歳の兄弟を育児中のハナ*リイカです。夏休みもほぼ毎日仕事漬けの私ですが、先日ふと“夏休みの思い出が皆無…。そうだ、旅行しよう!”と思い立って、子連れ弾丸ワンオペ旅行をしてみたのです…!
無謀かなとも思いました。1歳の次男は誰が見てもイヤイヤ期。4歳の長男だってまだまだ甘えん坊です。それでも旅行を終えて、こうして無事に家まで帰って来られたのは紛れもなく周りの方々のおかげです。ワンオペ子連れ旅行してみたらみんなが優しすぎてほっこり、泣きそうになった話です。
サービスエリアのフードコートで

東京から信州まで約270kmの旅です。時間にして約3時間半以上(渋滞もあったので実際には5時間ほど)。何より安全運転でいこうと決めていたので何度かサービスエリアに寄りました。お盆期間直前とはいえ夏休み中なので、トイレも売店もフードコートもそれなりに混んでいました。フードコートでお昼ご飯は買えたものの席がない。
しばらくウロウロしているとようやく横並びのカウンター席を見つけたので長男と次男を座らせて、出来上がったカレーやらラーメンやらを受け取りに急ぐ私。
椅子が2つしかなかったので、次男は私の膝の上に座らせて「さ、食べようか!」というところで、「すいません」と後ろから声をかけられました。
振り返ると中年のご夫婦。「え!?私、何かしたかな!?」と焦っていると、「テーブル席どうぞ!」と奥様。ご自分の座っていたテーブル席を私たちに譲ってくださったんです。「そんなそんな…」と恐縮している暇もなく、ササッとカウンター席に移って来られたご夫婦。
すてき!すてきすぎる…!!お礼を言って私たちはテーブル席に移り、広々とご飯を食べることができました。
旅館の仲居さんたちが

旅館に着くとウェルカムドリンクをサービスしてくれたのですが、私がチェックイン時の説明を受けている最中ずっと子どもたちがこぼさずに飲んでいるかどうか仲居さんが見守っていてくれました。
「麦茶飲める?」「うん」
「よく来たねぇ」「うん」
という、仲居さんと1歳次男の会話?がぽろぽろ聞こえてきたのが尊かったです(笑)。食事の時には「おしっこ行きたい」と言い出した長男をお手洗いに連れて行ってくれ、感動してしまいました。トイレに立つ時は次男も一緒に連れて行かなきゃいけないのでワンオペだと意外につらいんですよね…。
そして次男のために食材を細かくするのにキッチンばさみを貸してくださったり、飽きてきてしまった次男に話しかけて気分転換させてくれたりと、特別なことではないもののすごくうれしいお気遣いをたくさんしていただきました。
チェックアウト後は子どもたちにチョコレートのおみやげまで♪次男はまだチョコあげていないので私がいただきましたが(笑)。「絶対また行こうね!」と帰ってきてからも長男と話しています。
渋滞どハマり!返却が遅れたレンタカー屋さんで
帰りは事故渋滞にどハマり!やっと高速を降りたと思ったら下の道も混んでいて、さらに頻繁にトイレに行きたがる長男のため何度もコンビニに寄ることに。レンタカーの返却予定時刻を過ぎそう!ピンチ!!
その旨を電話すると、「大丈夫ですよ、気をつけてお戻りくださいね」とレンタカー屋さん。何気ない一言でしたが、ホッとして緊張が解けていくのがわかりました。
子どももいるのでなおさら無理な運転はできない、でも焦りは募る…。そんな時に何よりうれしい言葉で!安心するとともにジーンとしてしまいましたね。レンタカー屋さんに着いたときも「お帰りなさい!」と笑顔で迎えてくれ、またまたほっこりとしてしまったのでした。

ワンオペ子連れ旅行、かなり大変ではありましたがこんなに人の優しさに触れることができるなら、またしてみようかな?と思っている私です。子どもたちにとっても今年の夏一番の思い出になったことでしょう♪次は飛行機に乗って九州か沖縄に行きたいな!
ワンオぺ子連れ旅行は気遣いにあふれた旅でした