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ファミサポとシルバー人材サービスを利用する2歳児ワーママの実録

ファミサポとシルバー人材サービスを利用する2歳児ワーママの実録

平日は会社員、週末はパラレルキャリアでイラスト描きとタロット占いをしている、2歳児の母、うかたそです。

家族だけで育児をするのではなく、第三者を巻き込んでチームで育児をすることを目標に、現在ファミサポとシルバー人材サービスを利用しています。

まず、わが家が今どのようにファミサポさんとシルバーさんを活用しているか簡単に説明します。

ファミサポさんとシルバーさんの利用概要

ファミサポさん
・週一回、保育園のお迎え&ファミサポさん自宅にて保育をお願いしています。時間は19:00〜20:30。お腹がすく時間なので、夕ごはんも取り分けていただいています。送迎+自宅保育+夕飯で、一回あたり約1,500円です

シルバーさん
・月に一回、水回りの掃除をお願いしています。場所は、トイレ、脱衣所の洗面台、お風呂場です。基本土曜日で、時間は9:00〜11:00。一回あたり事務手数料込みで2,800円くらいです

なぜ利用をしようと思ったのか(ファミサポ編)

もともと、私の仕事の都合で、毎週一日は夫にお迎え〜寝かしつけまでお願いしていました。ですが、夫の仕事が繁忙期に差し掛かり、土日も出勤するくらい忙しくなりました。そんな状況ですので、週一回のお迎えすら難しく、頼める人がいなくなってしまいました。

「いや、でもこんな逆境こそ乗り越えて、仕事を定時で終わらせるぞっ!」と勢い勇んだものの、やはり業務の都合で(私のコントロールが効かない部分で)仕事が終わらない。物理的に終わらない。そして荒む私の心。

職場のチームメンバーへの罪悪感と、家でも仕事のことを考えてくさくさしてしまうことにより、子どもにも申し訳ないきもちに。

夫の代わりをできる人を、家庭の外に探そう!そう思い、ファミリーサポートセンターに電話しました。

マッチングは一週間以上かかりました。しびれを切らして、高いけれどベビーシッターを利用しようかなと考え直し、定期契約をほぼ結びかけていたときに、ファミリーサポートセンターから電話がありました。

「保育園から徒歩3分、わが家から徒歩4分のところに住んでいる二児の専業ママが、引き受けてくださると言っています。どうしますか?」

なんていう好条件!そして、お子さんも幼稚園生と小学校低学年で比較的娘とも年齢が近く、娘もそのおうちに馴染むことができるだろうな、と思うことができたので、二つ返事でお願いしました。

こうしてファミサポさんとのお付き合いは始まりました。実はこの記事を書いている現在(11月末)は、まだ利用を開始していません。この記事がアップされる頃には利用がスタートしているはずですので、また近いうちに後日談をお伝えできればな、と思っています。

なぜ利用をしようと思ったのか(シルバー編)

私、家事があまり好きではありません。

洗濯は、洗濯機がしてくれます。食器洗いは、食洗機がしてくれます。掃除機かけは、ルンバがしてくれます。でも、トイレやお風呂の掃除は、機械に任せることはできません…。

自分でやればいいんでしょうけど、貴重な土日を掃除に費やしたくない。だって、ただでさえ、保育園のお布団カバーの洗濯や、上靴洗いなどの家事があるのに、他にもしなくちゃいけないなんて、正直疲れる…。

トイレ掃除は範囲が狭いので、週に一回掃除していますが、お風呂掃除…特に浴槽の外なんかは面倒くさい。なら、機械に任せられない家事はアウトソーシングしてしまえばいいのではないか?と思い、初めこそ家事代行サービスを検討したのですが、もっとお安くお願いできるシルバー人材サービスの存在を知り、勇気を出して電話をかけてみたのがきっかけでした。

平日は働いているので、必然的に依頼するのは土日。とは言っても、土日は土日で家族でお出かけしたいし(シルバー人材サービスは、基本的に作業中出かけることが出来ないのです)、それで半日潰れるのもなんだかなぁと思ったので、初めは8:00〜10:00で隔週でお願いできる方を探してもらいました。

ところが、やはり朝早くから他人の家を掃除をしてくださる方はおらず(ですよねー)。そんな中、9:00からならできますよ、と手を挙げてくれたのが、今お願いしている方です。

最終的に夫から「隔週でなくて、月イチくらいでいいんじゃない?」と言われ、月一回、土曜日9時からの定期契約が結ばれました。

利用していて良かったこと、いまいちだったこと

ファミサポはまだ利用が始まっていないので、ここではシルバーさんについて書きます。

まず、掃除道具をそろえるのか少しおっくうでした。ほとんど100円ショップでそろえたものではありますが、「◯◯がないので用意してください」と言われると、買いに行くのがちょっと面倒…。

これが家事代行さんなら、掃除道具も持ってきてくれるので、買う手間も、家に置いておくスペースを作る必要もないので、楽っちゃ楽ですが、そこは値段との兼ね合いなのかなと思っています。

また、シルバーさんと言うだけあり、高齢の方なので、高いところに手が届かなかったり、棚の裏側など細かいところの汚れに気が付かなかったりすることもままあります。

ですが、「気になるところは何でも言ってくださいね」と言ってくださる方なので、そういうところは次回来てくれたときに「今日はここも追加してください」とあまり角が立たないようにお願いすると、しっかりやってくれます。

シルバーさんはあくまでも有償のボランティアのようなもの。プロじゃないので、最初から完璧にはお願いできません。毎月毎月、キャッチボールをしながら、お互いが心地よく【働ける/過ごせる】ようにすり合わせていけばいいかなぁと思って、継続しています。

そして、副次的な産物として、シルバーさんはとても手先が器用な方で、時々、手作りのマスクやアクリルたわし、そして娘に手作りの指人形などをプレゼントしてくれます。

ちょっとしたいただきものって、心が温かくなるし、人見知りの娘も「おそうじのおばあちゃん」に対しては少しずつ心を開くようになってきました。ご近所でママ友以外でこうした付き合いができるのは、シルバーさんというご縁があったからだなぁと、本当にありがたいことだと思います。

利用を迷っている人へのアドバイス

以前、会社の元同期(お子さん3歳)が、パートナーの育児協力がなくて悩んでいると話していたので、「(もちろんパートナーの協力が一番の解決策だということは話した上で)どうしてもしんどいなら、外部サポートの利用を検討してみたら?」と話したことがありました。

すると彼女は「私も子どもも人見知りで、家に他人をあげることにも抵抗があるから、知らない人は呼びたくない」と言っていました。最終的には「夫は土日ひとりでふらっと遊びに行ってしまうので、もういい!私はワンオペを極める!」と言って、こじらせてしまいました…(彼女、今どうしてるんだろう)。

一般的に、他人を家に呼ぶのは抵抗があるものです。ですが、家族は家に呼べますよね。そして、友人や親しい人は家の中にあげることはできると思います。

そう。ファミサポやシルバーさんも、私たち家族にとっての「親しい人」になればいいなぁと思って、私は利用しています。

時々帰省すると、ばーばは温かく娘を見守ってくれて、その様子を見ていると、私も少し心が楽になります。「娘を愛してくれている人が、夫と私以外にもここにいる。そして娘もそのことを分かって、その喜びを噛み締めているなぁ」と。

いつでも会える距離にばーばが住んでいて、困ったとき(残業したいとき、疲れたとき、リフレッシュしたいときなど)には、ばーばが家事や育児を手伝いに来てくれたらどんなにいいことか。娘も、ばーばなら人見知りしないし、私も100%の信頼をおけます。

ですが、夫も私も地元を出て、核家族で東京で暮らしています。そしたら、「そんな『ばーば』のような存在を東京で作っちゃえばいいんじゃない?」と思いついたのが、私の思考の結果で、私たち家族の無理のない最適解です。

今では、娘はシルバーさんのことを「お掃除のおばあちゃん」と言って、我が家にいらっしゃるときには「こんにちは」ときちんと恥ずかしがらずご挨拶できるようになりました。

シルバーさんからも、「うかたそさん宅のお掃除をすることになった、このご縁を大切にしたいと思っています」と言っていただき、住んでいる地域にいろいろな年代の知り合いが増えていくことのありがたさ、そして、子どもを地域で見守りながら育てていくことの良さを少しずつ実感しています。

下町なので、ここならではの温かさもあると思います。これからも、たくさんの大人が娘と関わり、そして見守ってもらえるように、もっともっと地域との繋がりを深くしていければいいなぁと思います。

もし利用を迷っているのであれば、ぜひ自治体のファミサポやシルバーサービスに電話を!電話をする手間さえクリアすれば、あとはマッチングを待つのみです。

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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