更新 :
杉本家の今月の絵本タイム6月号
我が家では毎日寝る前に絵本を読んで寝ています。
1日にだいたい2冊程度読んで電気を消しておやすみなさいというのがルーティーンとなっています。
毎月絵本は2、3冊購入しているのですがどんな風に絵本を選んでいるか。
また、その本を読んだ子供達の感想などとともに紹介したいと思います。
『かいじゅうたちのいるところ』
今月の1冊目
上の子が2歳になったときから利用しているのは
約25社の絵本のなかから選りすぐりの本を届けてくれる、童話館の「ぶっくくらぶ」。話題性のあるおもしろ絵本というよりは、長く読み続けられている名作が多いのが特徴。
自分が子供のころに読んでいた本が届くこともしばしば。
年齢にあった絵本が届くのでとても嬉しい。そして、自分ではなかなか手に取らなかったなという本も読んでみるといい話が多いです。
今月届いた「かいじゅうたちのいるところ」
舞台や映画化もされている名作です。
○あらすじ
暴れている少年がママに怒られ寝室に閉じ込められてしまいそこでみた夢のお話。
夢の中で会うかいじゅうの真似をするのが我が家の絵本時間の楽しみになっています。
絵も独特で中毒性のあるおもしろさ。
何度もよんでいるとじわじわくる感じの絵本です。
「映画、今度一緒にみたいね」と子供と話しました。
時間のある夏休みにでもみれたらいいなと思います。
『ピンクー にじのでる ばしょ』
下の息子は2歳になって「ワールドライブラリーパーソナル」という定期購読をはじめました。
30ヶ国以上の国の絵本を翻訳して届けてくれます。海外の文化や生活を年齢に合わせて分かりやすく紹介しており、国際感覚も身に付きます。価格はどの本でも1100円と割安で、脳の活性化につながるしかけ絵本が多いのも魅力です。
今月届いた「ピンクー にじのでる ばしょ」
スペインの絵本です。
絵本の裏表紙に国旗が書いてあるのでいつも子供はこれをみて国旗に興味をもつきっかけになりました。
○あらすじ
なにからなにまで白い村にうまれたピンク色のピンクー。
ある日、旅にでることにきめました。
そこでピンクーが出会ったのは…?
このお話で教えてくれるのは誰もがみんなそれぞれ違っている。
違っていることが、おもしろい。
自分らしく生きたい人に勇気をあたえてくれる作品です。
このお話を読んだあと娘に「もしも自分と違う人がいたら仲良くできる?」という質問をしました。「仲良く出来ないかもしれない…」という娘。
きっと4歳の包み隠さない本音だと思います。
だけど、こうしないといけないと教えるのはちょっと違うのかな?と私は思ったので
「そうなんだ」と娘の話を聞くだけにしました。
そして、これは2歳の息子に届いた本なのですが息子は物語りに登場するゲコゲコミツメというキャラクターが気に入ってずっと真似をしています。
この絵本は大きくなっても大切に繰り返し読んであげたいお話でした。
2人の心に届く日がくるといいな。
『つみきのいえ』
この絵本は前回の記事で話題にした動画配信サービス「こども映画プラス」という配信サービスをみて購入しました。
「つみきのいえ」は第81回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞している作品です。
○あらすじ
水に沈みかけた街で、ひとり暮らすおじいさん。
おじいさんの家は水面が上昇する度に上へ上へと、つみきを重ねるように伸びていきます。
ある日、おじいさんは家族との思い出をたどり、下へ下へと水の中へ潜ってみるのでした。
この物語、家族を思いながら下へ下へ下へと降りていくのですが、どの階にもステキな思い出があって、人生を思い返す老人の姿が切なくも家族の歴史にほっこりとした気持ちになるのです。
娘は動画を以前に鑑賞したことがありました。
このおじいさんが動画の中では「ひとりぼっちでかわいそうだね」といっていた娘。
絵本を読んでみるとなんとおじいさんはひとりぼっちではないことが判明!
お友達と楽しい毎日を過ごしていることがわかり娘もにこにこ。
2歳の息子にはまだ少し早かったかな?
海面上昇していく世界の話は今後、環境問題を考えるための学習の手助けとなる一冊でもあると思います。
おまけの話
寝る前の絵本タイム
我が家ではめすらしい本が登場することがあります。
それは・・・なんと図鑑!
どこ読んだらいいのー!?と親泣かせの本。
だけど、この図鑑は読んであげられる。
それが「ふしぎの図鑑」
普段の生活の中ではなかなか「さあ、絵本読むよ!」といって静かに2人同時に話を聞くという時間をもうけるのは難しいです。
唯一、毎日のルーティーンとしてお風呂をでて寝る準備をしたら絵本を選んで読んで寝る。
その中にたまに登場するこの図鑑。
親の私も質問されたら上手く説明できないような事柄が子供にわかりやすい言葉で書いてあるのでとてもおすすめです。
「なんで?どうして?」と疑問をたくさん子供がぶつけてくる時期がきたら役立つ一冊だと思います。
絵本選びの参考になれたらうれしいです。
来月も絵本の紹介、続けていこうと思います。