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【絵本紹介】子どもにも大人にも読んで欲しい!ヨシタケシンスケ最新作『そういうゲーム』
ヨシタケシンスケさんの新しい絵本が出たので早速読んでみました。
今回の絵本は初の前編モノクロ、テーマは「生き方のヒント」ということです。子どもも子どもの世界で、大人も大人の世界で生きるのは大変です。それぞれの世界で、あたえられたものを咀嚼して、なんとか飲み込んで、毎日を過ごしていく。そう、毎日はゲームなんだ。人それぞれステージや装備が違うし、自分だってずっと同じステージにいるわけじゃない。その中で楽しみを見出し、毎日を生きていく。「生きる力」のヒントを得られる、子どものみならず大人にも読んで欲しい絵本でした。
ページをめくるごとに
笑いもあり、哲学的だったり、なんかちょっぴり悲しくなったり。ヨシタケシンスケさんの絵とマッチして「そんな人生だけど、なんか愛おしくて、かわいい」すべての人生が、そうなんだと、とっても温かい気持ちになれるのでした。
“冷蔵庫にあるものだけで、おいしいものがつくれるか。
どうしようもない材料で
少しでもマシな未来がつくれるか。
そういうゲーム”
みんな毎日それぞれのゲームでがんばっている
だってそういうゲームだから