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無料で映画を楽しむことも出来る!東京国際映画祭へ行ってきました
映画ライターをしている2児のママの杉本です。
突然ですが、東京国際映画祭ってどのようなイメージですか?
華やかなレッドカーペットのニュースが多く報道されるのでなかなか参加しにくいのでは?と思う方も多いかもしれませんが実は、全くそんなことはなく普通に映画館へ行く感覚で公開日前の邦画を鑑賞することができたり、名作を無料で鑑賞出来たりするイベントが会期中毎日開催されているような夢の時間なのです!
子どもとも一緒に行ける場所もあるので紹介します。
どこでやってるの?
東京国際映画祭は以前まで六本木で開催されていたのですが、去年から日比谷、有楽町エリアに場所を移動しているのです。
アクセスの良さや銀座にもほど近い映画館での開催は国際映画祭としてはとても良い動きだと感じました。
六本木の時には上映される作品のポスターが駅からずらっと並んでいたり、映画館の近くではポスターと撮影する人も多く見受けられたのですが、エリアを移動してからそういうスペースが発見できなかったのが寂しく感じました。
ここでしか出会えない作品も
国際映画祭ということで、ここでしかスクリーンではみることが出来ない世界中から厳選された作品も数多く上映されます。
私は、コンペ部門から「1976」と「カイマック」の2作品を鑑賞してきました。
○1976
チリの映画です。
独裁政権の中で偶然に知り合った一人の負傷した男性との出会いで富裕層女性の運命が動き出す。
作品全体としてはシリアスなサスペンス。
踏み込んではいけない危険な道へと少しずつ立ち入っていく主婦がとてもリアルに描かれていました。
ほかの作品をみていませんがこれは納得の、最優秀女優賞を受賞!
○カイマック
こちらは、『ビフォア・ザ・レイン』(94)でヴェネチア映画祭金獅子賞を受賞したミルチョ・マンチェフスキー監督の最新作。
北マケドニアの首都スコピエの集合住宅を舞台とする群像コメディです。
野外上映は子どもとも楽しめて、無料です!
なんと、なんと日比谷ステップ広場で開催される野外上映はだれでもふらっと無料で楽しめるのです!
その日によって上映される作品はバラバラなのですが、アカデミー賞をとった作品だったり、過去の名作、Marvel作品、今年はウルトラマンや戦隊ヒーローまで幅広く上映されていました。
私は上の子が1歳の時に近所に住んでいたのでママ友と平日昼間にお散歩がてらやってきて、ランチ後に野外上映を楽しんだことがあります。
近くにはフードトラックも来ているので軽食もがっつり食事もどちらも楽しめます。
座席もテーブルがあるので子どもにおやつあげながらみたり、本当に気軽に楽しめます。
コロナでテーブルが減ってしまった?ような、、、
まとめ
東京国際映画祭に審査員として参加させていただいてから、どんどん進化していく映画祭。
私自身、会場が変わってから初めての参加だったのですが、もっともっとお祭り感を街中に出していってほしいと思いました。
意外にも、ひっそりと開催されていた印象をうけました。
日本でも国際映画祭を楽しめるのはこのときだけ。
一足先に話題の新作をみるのもあり!
ここでしかみれないレアな作品をみるのもよし!
家族や友達とふらっと野外上映を楽しむことも!
楽しみ方がたくさんあるのでぜひ今後、足を運ぶときの参考にしてください!