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和紙を貼り合わせて、オリジナルうちわの完成!
夏休みに、京都文化博物館で行われた【少女たち—星野画廊コレクションより】ワークショップ「貼り絵でオリジナルうちわを作ろう!」に参加。子どもたちのみ参加予定で、娘は私と一緒に作ろうか…と思っていたのですが、思っていた以上に娘は一人で作りたい&作れるようだったので、私は子どもたちの間に入って様子を見ていました。
…が!これは面白そう…!と作りたい気持ちが膨らみ…追加で私も申し込んでしまうほど(笑)魅了されたイベントでした!なかなか無心になってできる楽しいワークショップでした。こんな素敵なうちわが完成!
まず、少女の顔が描かれたものをハサミで丸く切ります。そして用意された真っ白のうちわに、刷毛で薄く糊を伸ばして塗っていき、その上に和紙を貼っていきました。
少女たち、という展示にちなんで、このような柄の和な雰囲気のイラストを用いているのだと思いますが、これは面白いですね。例えばこの柄でなくても、何も描かれていないうちわに和紙を貼り付けるだけでも面白そう、オリジナルのイラストを描いてその上に和紙を貼るのも良いですね、色々楽しめそう。このうちわはとてもしっかりと張りのあるもので、長く使えそうなうちわでした。
思うままに自由に
貼り合わせたイラストに、用意された様々な柄の和紙を使って貼り絵のように糊付けしていきます。
ちぎっても良し、切っても良し、それぞれの好きなように、思うままに貼り付けていきます。
それぞれの作品を楽しむ。
1枚目は娘の作品。私がお花の柄を傘に貼ると、自分も貼るー♪と言って貼り出しました。そして最終的に横に文字を書き始めました。なかなか斬新!自由に描いている様子でした。
2枚目は息子の作品。息子が力を入れていたところは傘の部分。和紙を貼ってから上に線を書きたいと言って試行錯誤していました。どう貼れば、どう書けばうまくいくのだろう、そうやって考えることって大事だし苦戦しながらも考えて楽しんでいる様子が、見ていて興味深かったです。
3枚目は私の作品。お花柄の和紙が可愛かったのでとにかくそれを生かしたいなぁと思い作りました。傘部分と傘の持ち手の部分で微妙に色を変えてみました。黒の髪の毛部分は細くちぎりすぎて苦戦しましたが、細かい部分も埋めるようにしました。
それぞれが思い思いに作ったうちわ。なかなか満足のいく仕上がりになり、楽しく充実した時間でした。
裏にもこだわりを
ワークショップ内ではつくる時間が足りなかったので、家に帰って机の上に新聞紙を平げて3人で再び作りました。
私は裏まではできなかったのですが、子どもたちはこんなに可愛くて独創的なデザインを作り出しました。
娘は色とりどりの和紙を貼り表現、食べ物、魚をつくって貼ったとのこと。色鉛筆で描いたものは花火!だとのこと。
息子は水色を全面に貼っているなと思ったら…お月さま出現!面白いですね、子どもの発想力は♪
こんな作り方もあるんやなぁ、と子どもたちから学ぶものも大きかったです。
貴重な和紙を使ったオリジナルうちわ、まだまだ暑さが残る季節、大切に使いたいなと思います。
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