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読みながら涙・・・子どもたちの「ええところ」見つけて伝えたくなる絵本

絵がかわいいな、読みたいなと思っていた絵本。
プレゼントでいただいたので、わが家の子どもたちといっしょに読んでみました。
関西弁がグッとくる絵本「ええところ」
ダイニングテーブルに置いておくと、小学校から帰ってきた一年生の長女が「これ知ってるー!学校で読んでるの聞いた」と反応。
かわいいものが好きな5歳の次女も興味津々で、そのまま読み聞かせをはじめることに。
絵本はそのときはじめてひらきました。
タイトルからして関西弁ぽいとは思っていましたが、お話自体も関西弁!
大阪出身のわたしは読みやすく、親しみのある言葉はすーっと心に入ってきました。
きっと娘たちもそうだったと思います。
読みながら・・・泣いていたのはわたし。
わが子たちのええところ、わたしはちゃんと見つけて伝えてるやろか?
いつも「あれしたあかん、これしたあかん」ばっかり言ってる。
そんなじぶんのええところも、誰かに見つけてもらいたい。
いろんな思いがこみあげ、読んだ後に子どもたちをぎゅーっ!

わたしのええところは?
この本を読んでから、娘たちから「おかあさんのええところさがすわ!」と言われたり、「わたしのええところは?」と聞かれることが多くなりました。
その言葉自体がちょっと嬉しくて、「やさしいところかな?」と言うと娘たちも顔がほころんで。
「ほかは?」と聞かれて「んー、思ったことをちゃんと教えてくれるところかな」と言ったり。
ええところを探したり見つけたり、話すことがとても大切で、それが幸せなひとときになるなあとしみじみ。
たまに読んだり、読まなくてもこの表紙を飾っておくだけで、やさしい気持ちになれる絵本と出会えました。
