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冬休み映画『ムーミンパパの思い出』ひと足お先に子どもと鑑賞レポート

冬休み映画『ムーミンパパの思い出』ひと足お先に子どもと鑑賞レポート

映画ライターママの杉本結です。
冬休みが始まりました。
子どもと毎日なにしてすごそうかなぁの杉本家です。
今回、貴重な機会をいただき12月29日公開の『ムーミンパパの思い出』を子どもと一緒にひとあし先に鑑賞させていただいたのでその感想をご紹介いたします。
冬休みの映画館行ってみようかなという方はぜひ参考にしてください。

『ムーミンパパの思い出』ポスター

ムーミンの正体知ってる?

白くて丸々として、大きな鼻をもつムーミン一家が物語の主人公。好奇心旺盛なムーミントロール、冒険家で小説家のムーミンパパ、おおらかで愛情深いムーミンママの3人が、個性的な友人たちと楽しい冒険を繰り広げます。
ムーミンの正体を知っていますか?
カバと言われたりしていたこともあるようですが、全く違うんです。原作者がうみだしたオリジナルキャラクターなのです。
ムーミンが誕生したのは、戦火の中。
ムーミン誕生秘話が気になるなという人はぜひ映画『TOBE/トーベ』を鑑賞してみて欲しいと思います。原作者トーベ・ヤンソンがムーミンというキャラクターを作り上げるまでの過程が丁寧に描かれた作品となっています。
トロールという名前だとおどろおどろしいイメージがありますが、ムーミンはいつもニコニコ優しいキャラクターです。

左:ムーミンパパ 右:ムーミン

あらすじ

みなしごホームで育った若いムーミンパパはある日、思い立ってホームを抜け出して冒険に出る。若いムーミンパパは道すがら、発明家のフレドリクソン、ガラクタばかり集めていつもあたふたしているロッドユール(スニフの父親)と出合い、意気投合。
フレドリクソンは新たに完成した「海のオーケストラ号」という船を皆にお披露目する。
船に乗り込んでみると、中には勝手に船に忍び込んだ、気ままなヨクサル(スナフキンの父親)も。竜のエドワードの助けもあって、楽しい仲間たちは大航海へ出発する。
旅先ではミムラの娘やリトルミイと出会ったり、気弱なオバケと交流したり、いたずら好きな王様にプレゼントをもらったり、・・・・ドキドキな大冒険は、まだ始まったばかり!!

子どもと親のリアル感想

正直なところ3歳の息子はパペットアニメ自体が見慣れていないので最後までみれるか少し不安でした。
5歳の娘は鑑賞前からムーミンの声が名探偵コナンのコナンの声優、高山みなみさんという情報にかなり楽しみにしていたのできっと見れるかなと思っていました。
いざ始まってみると子ども達2人ともすごい食いつき!
というのも、ムーミンパパが昔に旅した冒険の物語なのですが子どもが喜ぶ仕掛けが盛りだくさん!
船で旅にでるだけでもワクワクドキドキの展開ですがなんと空を飛んだり、出会った王様のキャラクターがとても濃くて愉快で楽しい。
飽きるところがなく次々とテンポ良く話が進んでいったところが良かったと思います。
結局、最後まであっという間でした。
ムーミンの台詞には名言が多いのですが、今回映画で私の心に残った言葉は
『どんなひどい状況でも楽しんだ方がいいよね』でした。
子どもと一緒にみて親も楽しめました。
はっとさせられる言葉があってムーミンっていいなと思いました。
映画鑑賞後、お出かけすると意識してみてみると街のいたるところにムーミンっているんですよね。
子ども達が発見しては喜んでいます。
知ってるキャラクターが動いて冒険する姿、ぜひ劇場でお楽しみください。
鑑賞の参考になれたら嬉しいです。

作品情報

『ムーミンパパの思い出』
キャスト:高山みなみ 大塚明夫 谷育子 かないみか 中尾隆聖 子安武人 佐久間レイ
原作:トーベ・ヤンソン 
監督:アイラ・カーペラン プロデューサー:トム・カーペラン アイラ・カーペラン
制作国:フィンランド 配給:東映ビデオ
© Filmkompaniet / Animoon Moomin Characters™
12月29日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー

この記事を書いた人

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千葉県

杉本結

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映画ライター 臨床検査技師

小1娘と年少息子の4人家族。子どもと一緒に観た映画レビュー
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