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【大人の1人時間】『1122』Amazon prime鑑賞レビュー

【大人の1人時間】『1122』Amazon prime鑑賞レビュー

映画ライターママの杉本です。
みなさん、子どもがいない時間や寝静まってからどんなことをして過ごしていますか?

たまには大人の恋愛ドラマなんていかがでしょうか?
今回、Amazon prime Videoより放送される『1122』をご紹介します。
公認不倫をする夫婦の行く末は...
見どころなどを交えてレビューを書かせていただきました。
ぜひ鑑賞のご参考にしてください。

あらすじ

妻・ウェブデザイナーの相原一子(高畑充希)。夫・文具メーカー勤務の相原二也(岡田将生)。
お互いをいちこちゃん、おとやんと呼び合い友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦。
セックスレスで子供がいなくても、ふたりの仲は問題ない・・・だけど。
私たちには“秘密”があるー。
それは、毎月第3木曜日の夜、夫が恋人と過ごすこと。
結婚7年目の二人が選択したのは夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」。
二也には、一子も公認の“恋人”がいるのだった。

「ふたりでいること」をあきらめないすべての人に届けたい——、30代夫婦のリアル・ライフ。
一見いびつで特殊な夫婦の関係に見えるふたり。だけど、結ばれて“めでたしめでたし”で終わる物語のその先は・・・?これは、「結婚」という〈ハッピーエンド〉の続きにある物語。

夫には恋人がいる
妻にも秘密が
公認不倫ってなんだ?

見どころ

本作はただの不倫ドラマではない。
このドラマを観ている中で考えるのは夫婦っていつもいいわけではない。
いい時もあれば、どうにも上手くいかない日もある。
それに付き合いが長くなってくるとなんとなく相手の考えていることもわかってきたり相手の存在が当たり前すぎて大切にすることを忘れてしまう。
夫婦になるということは、2人が一緒に望む家族の形を協力して作り上げていく作業のように思う。
その中で、相手の考えがある程度わかっていたとしても言葉にして自分の思いを伝えることってとても大切なことなんだと気付かされた。
公認不倫をしていく中で生まれる不協和音がうまく描かれていた。
また、本当に些細なシーンだけど、夫婦でお互いに『ありがとう』といいあうシーンを印象的だった。
相手への思いやりや感謝の気持ちは言葉にして伝えることでみえないモヤモヤが晴れていくように思った。
また、よくある相手の携帯を見てしまうというシーン。やっぱりいいことなんて一つもなかった。
浮気ってどこから?という答えも個人により異なる。そのことも考えたりしていた。

問題が起こった時に本音で相手と向き合うことの大切さを本作は教えてくれた。
お互いに空気みたいな存在になったからこそ対話は必要なのだと気付かされた。

ベッドシーンがあるので子どもがいない時間にゆっくり鑑賞してみてください。

家族ってなんだろう

作品詳細

「1122 いいふうふ」(全7話)
原作/渡辺ペコ「1122」(講談社「モーニング・ツー」所載)
脚本:今泉かおり 監督:今泉力哉

出演:高畑充希 岡田将生
⻄野七瀬 高良健吾
吉野北人 中田クルミ 宇垣美里 土村芳
菊池亜希子 内田理央 芹澤興人 前原滉 橋本淳
市川実和子 片桐はいり 森尾由美 宮崎美子/成田凌/風吹ジュン

主題歌:『i-O (修理のうた)』スピッツ(Polydor Records)
企画・プロデュース:佐藤順子
製作・著作:murmur
制作プロダクション:Lat-lon

(C)渡辺ペコ/講談社 (C)murmur Co., Ltd.

この記事を書いた人

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千葉県

杉本結

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映画ライター 臨床検査技師

小1娘と年少息子の4人家族。子どもと一緒に観た映画レビュー
親が1人でみるのにおすすめの映画。映画ロケ地巡り。日常のくすりと笑える小話。元気いっぱいにお届け!

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