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小学校の入学準備!学習机と1人部屋を用意せずに1年間過ごした結果
まもなく卒園を迎え、小学校入学を迎えるご家庭も多いことと思います。小学校に上がる前、今までなかったものを「買う?買わない?」と頭を悩ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか。わが家の長女が1年前、入学に向けて準備“しなかった“学習机と1人部屋。1年過ごしてみて実際にどうだったのか、振り返ってみたいと思います。
買わない選択
自分自身がそうだったのですが、小学校入学と同時に用意してもらった立派な学習机や椅子は、大学生まで使用する長い付き合いに。高学年になるにつれて、好みがハッキリして「こんな部屋を作りたい」という理想も具体的に出てきて「この机嫌だな…」と感じていたので、今回は購入せず、リビングのダイニングテーブルを使ってもらうことに。
また自室は今のうちから作ってもきっと有効活用されないと予想。
「部屋があるのに何でそこを使わないの!!!!」「だって2階まで上がるのが面倒臭い~」というやり取りが容易に想像できたので、もう少し大きくなってから、という選択をしました。
机の代わりに買ったもの
「子どもたちの姿勢を守る椅子 UPRIGHT(アップライト)」42,000円(税抜)
今まで、離乳食を開始時に購入した安物の椅子をずーっと使っていたので、少し値が張りましたがこちらを購入!
口コミを調べて、
・正しい姿勢を保つことをきちんと計算されて作られた椅子であること
・成長に合わせて高さを変えていけるので、この先ずっと使える
・保証は購入から18年(大人になるまで見守ってもらえる)
実際に店舗まで行って試させてもらうと、体の大きな夫もビックリの座り心地!もちろんビクともしないし、座ると自然に背筋が真っすぐに伸びるのです。「これはすごい!」と夫婦で感動。その場で購入して帰ってきました。
学習用に買ったもの
「子どもたちの姿勢を守る20° SLANTUP(スラントアップ)」22,000円(税抜)
こちら、椅子とセットで使うとさらに良い姿勢がキープされ、「書き」の姿勢を自然に矯正できる台。
“本品は小学校入学から高校卒業までの成長期の子どもの姿勢を考えて、20度に傾斜できるサポート板です。天板が傾斜することで、机に向かっているときに身体が猫背になるのを防ぎ、成長期の子どもの最適な学習環境をサポートします。”とあります。
椅子を購入時に店員さんにオススメされて、親せきから入学祝ということで贈っていただきました。
しかし…!!!(本音がチラリ)
わが家はリビングのダイニングテーブルで勉強をするので、この台をいちいち出し入れしなくてはなりません。それがなかなか続かなくて…ダイニングテーブルの横に立てかけていつでも使えるように保管していますが「台出してやりなさい!」の声掛けに「え~めんどう~」ということがほとんど。。
テーブルや机に“常設”出来たらすごく良いものなんだな、と感じています。なので、今さら2年生になるタイミングで「リビング学習用のコンパクトな机」を結局探しているわが家です。けれど、椅子も台も購入して後悔はなし!
次女が小学校入学する際もきっとこちらを購入して、ゆくゆくはダイニングテーブルの椅子をすべてこの椅子にしたいと考えているほどです。
ランドセルや学校用品はどこに置いている?
自室を作ることを先送りしたので、ランドセル収納もお金をかけずに、家にあったカラーボックスで簡単(適当DIY)したわが家。設置場所は赤ちゃんのころからおもちゃ部屋としている和室の一角。しかし、あまり活用されず…。
これが小学校に1年通ったリアルです(汗)。親が望む本来の使い方はされず、次女のおもちゃ置き場で一部使われ、長女のコレクションが並び、よくわからない物置になっております…。
帰ってきたら全部の持ち物を玄関に置きっぱなし!
玄関すぐ横の和室(ランドセル置き場)に置きに行くという習慣は定着せず。何度言ってもここに放置なので、注意し疲れた私は玄関を長女の学校用品を置く場所にしようと発想を転換。まぁ確かに玄関に置いた方が楽っちゃ楽よね。
ということで、今わが家は玄関にランドセルや帽子、名札を保管し、勉強はリビングのダイニングテーブルというのが定着しました。
小学生になってみて
結構しっかりしていると周りからも親目線からも思われる長女ですが、この1年間で「黄色い帽子を忘れた騒動」「名札がなくなった騒動」がありました。どちらも発見できましたが、忙しい平日の朝に「ない~」と言われるとイライラするもの。小学生の持ち物は数が多く細々したものが多いので、“定位置管理”の徹底を早いうちから教え込んだ方がよいと思いました。
あと、娘の小学校は算数と国語(両方とも毎日授業がある)以外の教科書は「学校に置いていく」という、自分が子どものころにはNGとされていた「置き勉OK」という方針なので、入学前に用意した教科書保管スペースは活用されることなく今に至ります。
(置き勉=教科書を学校にコッソリ置いてくること)
学校のそのような情報があらかじめわかると、入学準備品も変化してくるかもしれません。以上、わが家のリアルをお届けしました。入学を控えたどなたかのお役に立てれば幸いです。
親も子どももドキドキの新入学!素晴らしい1年となりますように…!