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口の中が真っ赤!歯磨き嫌いな子におすすめの小技2つ
子どものフッ素入り歯磨き粉の使用量の事実に驚愕した、インテリアコーディネーター通地陽子です。
前回の記事は
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前回に引き続き末っ子の1歳6ヶ月児健診の話。
虫歯はありませんでしたが、
【上唇小帯(じょうしんしょうたい】と【切端咬合(せったんこうごう)】と言われました。
これは次女の時も同じ事を言われました。
聞き慣れない難しいワードが出てくると、私は不安になりがちなんですが…一応解説すると
上唇小帯とは上唇の内側の筋のことで、この筋が長いということと、切端咬合は上下前歯が通常重なる(上前歯が前・下前歯が後で重なる)ところ、上下が合ってしまう状態のこと。
どちらも成長により変化するので、経過観察になることが多そうです。
強く磨き過ぎてない?
歯磨き、嫌いな子いますよね。
歯磨きしてそうでしてない、歯ブラシくわえてるだけ、フルーツ味の歯磨き粉食べておしまい、ってパターンもかなり多いんじゃないでしょうか…
我が家も例外でなく歯磨き、やってそうでちゃんと磨けてないんです。
私自身も磨き残しなどでよく虫歯になるので、子どもには歯医者で、痛い治療を出来るだけさせないように普段から気を付けています。
仕上げ磨きも忙しいとやってあげられない、痛がってやらせてくれない、という話もよく聞きます。仕上げ磨きを嫌がる子は、親が強く磨き過ぎたり上唇小帯の筋や歯茎にあたって痛みが出ている可能性があります。
この上唇小帯の筋や歯茎に、歯ブラシを持っていない手の指で隠すように抑えてから磨いてあげると嫌がらなくなる可能性が高いですよ。
あと歯磨きの歌を歌ったり、変顔してみたり、鏡を持たせて磨いている様子を見させてあげるのも、たまに気分が変わって楽しい時間になります。
【染め出し】やってますか?
あとたまにやっていただきたいのが【染め出し】
これは私は小学生の時に学校で年1〜2で実施され、【カラーテスター】と教わっていました。歯磨き後に赤(濃いピンク)の粒や液体を口の中に広げて磨き残しをチェックできるアイテムです。
取り入れている学校や園もあるかもしれませんが、ぜひご家庭でもやってみるのをおすすめしたいです。
普段通り歯磨きしてから『抜き打ちチェーック!』でピンクを1滴ずつ歯ブラシに垂らして(我が家は小さなボトルの液体タイプ使用中)クチュクチュ。
子どもだけでなく大人も是非一緒に。歯が真っ赤(真っピンク)になって、どの辺りが磨けていないか一目瞭然!
ご存知の方は説明するまでもありませんが、この歯に付いたピンクを歯ブラシで一生懸命また磨き直して落とすという流れです。
染め出しを何度か繰り返すと、どこが磨けていないのか磨き方の癖が分かってきます。その磨けていない癖が出る場所を本人や大人が仕上げ磨きで特にしっかり磨く意識をしていくと、段々ピンクに染まる場所が少なくなってきますよ。
女の子だとこのピンクがくちびるに少し残るので、『メイクしたみたい〜』と喜んでくれる事もあり、歯磨きがまた少し楽しい時間になります。
以上まとめると
・歯茎抑えの仕上げ磨き
・染め出しで磨き残しチェック
ちょっとした事ですが毎日の習慣なので、歯磨きが苦手な子に取り入れてみてはいかがでしょうか。染め出し用品は、歯科医院やオンラインでも購入できますよ。
切端咬合についてはまた次回書きたいと思います。