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「え!?それ外で言わないでね…(笑)」子どもの素朴な疑問に気絶しそうになった話
最近貧血気味で、普通に立ち上がるだけで大体立ちくらみする、インテリアコーディネーター通地陽子です。
前置きすると、これは長女が小学校2年頃の話。
学校から帰って早々
「ママ、お金ってどんなにおい?」
って長女が聞くんです。
母:「ん?お金って硬貨?紙幣?
説明が難しいなぁ…硬貨は金属っぽいにおい?紙幣は紙に印刷したインクのにおいかなぁ…」
夏休みにお金の調べる学習をした年
なぜ突然お金の香りの話なのか?
夏休みに【調べる学習】でお金に関することを調べました年でした。
それで興味を持ったのかな?と思い…
母:「あ、自分のおこづかいが貯金箱にあるんだから、それをかいでみたらいいじゃない!」そう提案するも…
長女:「そうじゃなくてー。」
母:「え?どういうこと?」(・_・;
困惑していると
長女:「この前言ってたじゃん、パパが『お金のにおいがする人』って。」
察しのいい人はお分かりかもしれませんが…
えー!!∑(゚Д゚)
いやー言われて本当にクラクラしました…
それは遡ること数日前の週末…
子どもからある質問をされました。
長女:「ママは、なんでパパと結婚したの?」と聞かれ、
近くにいた夫も聞き耳を立ててそうだったし、今更なんか恥ずかしいから、
母:「ん〜どうだったっけな、忘れちゃった〜。」
とごまかすと、
長女:「じゃあ、ママはどんな人がタイプ?」そう聞かれて、
母:「ん〜なんだろ、優しい人かな。」と濁しつつ答えるのと同時ぐらいに
父:「お金のにおいのする人。」とボソっと答えたんです。
母:「違うわよ!何てとこの言うの、人聞きの悪い!」
といった一連のやりとりがあったんです。
そう、そっちのお金の【におい】なんです。
母:「えー!その【におい】!?
それはそういう【におい】じゃないのよ。
ごめんね、あの話は忘れて。ママの好きなタイプは優しい人。」
長女:「ふーん。」
納得したかは定かではなかったものの、その場はとりあえず収まりました。
どうやらおませな小2女子同士で、【どんな人が好みのタイプか?】という話になったようです。
自分の好みをどう答えようか考えて、私にも聞いてきたんでしょうね。
周りの子に「お金のにおいのする人!」って言っていないことを願うばかりです(-_-)
日本語って難しいですね〜
素直な子どもは言葉そのまま、額面通りに解釈しますからね…
でも本当にそういう【におい】で選んでいたなら、そういうターゲットに絞って婚活していたことでしょうが、私はそうではありません。
お恥ずかしながら、結婚するまで私は一般的な平均年収を知らなかったんです。
それはそれで、どんだけ世間知らずなの?!って思われそうですが、これは本当な話なんです。
自分の中の最低限の基準としては、価値観が合って自分より少しは稼いでくれていれば良いっていうもの。
だから夫の年収を聞いた時も実際のところあまりピンときておらず、内心『ふ〜ん』と思いつつも、自分よりずっと上だから「おーすごいね〜!」って適当な反応をしたのは、よく覚えています。
やっぱり自分も社会人として稼いでいるわけで、その差に感じる悔しさはゼロではありませんでしたからね。
なので、私はお金の【におい】の嗅ぎ分けはできません!
理想のタイプは『優しい人』ですよ(笑)