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「罰則って書いていないけれど、何でダメなの??」常識って??
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
とうとう、2025年が幕開けしましたね。
今、私が住んでいるシンガポールは旧正月がメインの国。
夫の休みも元旦のみのため、お正月?っていうくらい変わり映えがないお休みでした。
皆さんはどんな年末年始でしたか??
今回は、常識について子どもに教えることの大変さを実感したことをお伝えします。
きっかけは?
近所のお兄ちゃんたちやそのママさんと遊んでいた上のチビ。
疲れて、お兄ちゃんたちと上のチビは、近くにあったテーブルがあるイスに座りました。
1人のお兄ちゃんが、テーブルに足を置きました。
普通、テーブルに足は置きませんよね??←これが、常識だと思うのですが…
だから、気がついた友達のママさんが、テーブルに足を置かないように注意した時、
お兄ちゃんから返ってきた言葉は…
「罰則って書いていないけれど、何でダメなの??」
という返答。
とっさに、「常識として、テーブルに足を乗せるのは良くないよ」
と伝えていたママさん。
それでも、納得できなかった様子のお兄ちゃん。
何でテーブルに足を乗せるのは良くないのか、上手く説明出来なかった理由を考えてみました
日本と比べて、ダメなことは罰則や罰金でルールが決まっているシンガポール。
子どもの行動が常識的に良くない時、ほとんどが罰則の表示が書かれています。
だから、私を含めて、子どもに注意する時は、罰則を指差しながら注意する傾向にありました。
多分、「ダメなこと=罰則」だとそのお兄ちゃんは思っていたのだと思います。
そして、私たち親も「常識的にダメ!」とは注意しても、ダメな理由をきちっと子どもに伝えていないなと実感しました。
例えば、今回の『テーブルに足は置かないで!』も
『テーブルは、お食事とかがのるところだから、土足の足はのせないようにしようね』
と言うように、ダメな理由をきちっと言っていけたら良かったのかな?と思いました。
そして、シンガポールに来て、よく思う事なのですが…
常識って、国や個人で変わる事がありますよね??
常識が異なる時も、自分がどうして注意しているのか、理由も考え相手に伝える事が大切だと思いました。
忙しい時こそ、ダメな理由を子どもと向き合って伝えたり、考えたりしていきたいと思います!