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年末年始、わが家に突如訪れた「寿限無」ブーム!

2025年になりましたね!今年もどうぞよろしくお願いします。皆様は楽しい新年を迎えられましたでしょうか?わが家では、思わず笑ってしまうような出来事で新年が始まりました。
声に出さずにはいられない!?楽しい絵本
そのきっかけがこちら。

声にだすことばえほん 寿限無
齋藤孝・文 工藤ノリコ・絵 ほるぷ出版
落語の演目で有名な「寿限無」の絵本。子どもの幸せを願った親に、縁起のいい言葉を全て繋げてとんでもなく長い名前をつけられてしまった男の子のお話です。
この本は図書館で借りたのですが、目に入った瞬間、「この絵本、絶対子どもも気にいるわ!」と確信しました。文を「声に出して読みたい日本語」等で有名な齋藤孝さんが、絵を「ノラネコぐんだん」シリーズの絵本を書かれている工藤ノリコさんが手がけているなんて、おもしろいとしか考えられない!!

というわけで借りて帰ったのですが、やはりわが子も食いつきました(ニンマリ)。「寿限無」を知らない小1の娘。初めは絵に興味を持ってパラパラめくっているだけでしたが、次第に言葉のリズムにはまり始め、声に出して何度も「寿限無」の名前を読むようになりました。
そして、それはだんだんヒートアップ!ひたすら無心で読み続け、どんどんスピードが上がり…
「じゅげむ、じゅげむ……ちょうすけ!ハァハァ!」
プーッ!!思い切り吹き出してしまった私。めっちゃ息上がってる!いやいや、そんな息継ぎなしで読まんでも!
年末年始に、暇があれば早口言葉を更新するかのように寿限無を唱えていた娘。数日後にはすっかり内容を暗記して、噛むこともなく早口で言えるようになりました。そして、それを毎回聞いていた幼稚園年少の息子もあらかた覚えてしまい、今では姉弟一緒に寿限無を唱えています。
日本語の言葉のリズムや面白さを楽しめるこの絵本。挿絵が本文の内容に沿ったものなので、視覚的に意味も理解できちゃいます。今まで寿限無のお話は知っていてもその意味までは知らなかったので、私も勉強になりました。
親子で楽しめるオススメの一冊。ぜひ読んでみてくださいね!ありがとうございました。
「寿限無」で、日本語の面白さを味わおう!