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寒い時期、痔の体験談からお伝えしたいこと
いきなりですが、『痔』経験されたことはありますか?
産後んい一度は経験された方も中にはいらっしゃるかもしれません。
普段は人に話しにくい内容かもしれませんが、私の経験が誰かの役に立つことを願って経験談をお伝えしたいと思います。
痔の経過
10年ほど前にまだ看護師として、病棟に努めていた時の話です。
始まりは突然の排便時の出血。
初めは少量で痛みも少なかったので放置していました。
だけど、原因を改善しなかったので、悪化していくばかりでした。
その時の私は食事は不規則で、常に便秘がち。
水分もあまりとらず、コーヒーが水分という感じでした。
そんな生活をしていると、だんだん痛みが増していき、排便時だけでなく痛みも我慢できないほどになってきました。
病院に行った時には内服や軟膏での治療適応ではなく、手術対象とのこと。
びっくりしましたが、痛みがひどかったので、怖いというより、早く痛みを和らげてほしいという気持ちが強かったです。
そして、最初はジオン効果療法という日帰り手術を受けました。
一旦よくはなったものの、確か半年ほどで再発し、今度は別の病院で根治術を受けることになりました。
内痔核、外痔核共に多数あり、結構広範囲に切除されました。
手術は部分麻酔をしたのですが、痛みに強めの私ですが、相当痛かったのを覚えています。
ですが、麻酔が切れた後の方がもっと痛い。
鎮痛剤が切れると我慢できないくらいで、特に排泄時は叫ぶくらいでした。
夜中トイレ前でうずくまることもありました。
日が経つに連れて痛みがましになり、病棟に復帰した時は、円座を持ち歩き、仕事していました。
(当時サポートしていただいた方には感謝です)
続き
あれから10年。
仕事を辞め、双子を出産し、幸いにも痔は悪化せず経過していました。(便を柔らかかくする薬は飲んだりしていました。)
しかし、ここ最近、お尻に違和感が…
寒くなってきて、水分をとる回数が減っていたことや引っ越しによる慣れない環境でストレスがかかっていたことや、排便時に無理にいきんだことが原因かと思われますが、少量の出血に加えてとにかく痛い!
私が根治術を受けた病院はもう数年前に廃業していたので、引っ越し先で病院を探すことに。
結果、行った病院で診察してもらえ、痔が軽度のものはありましたが、軟膏で様子をみることになり、ほっとしました。
病院に行く前に市販で購入した軟膏は使っていたのですが、効かず、処方されたものを使い、痛みも腫れも引いていきました。
経験から伝えたいこと
偉そうに言える立場ではないですが、経験者として言えることは、一人で我慢しないことです。
そして、排便コントロールは大事です(当たり前のことですが難しい)
・いきまない(長時間便座に座らない)
・身体(お尻)を温め、血流をよくする
・規則正しい生活をする
・便を柔らかくする
・適度に運動をする
・ストレスをためない
子育てしてると、適度な運動はなかなか努力しないとする機会がないですよね。
そんな時は腸をマッサージしたり、身体をひねったりするだけでも効果的ではないでしょうか。
毎日一生懸命働いている方や、毎日家事育児に奮闘されているママさん、自分の身体をいたわってあげてくださいね。
この体験談がどなたかの参考になりますように…
※写真は軟膏の一例で今回処方されたものではありません。
術後の経過はひとそれぞれですので、今回の私の体験談は参考までにして、ご自身の病状に対する的確な指示はかかりつけ医にご相談ください。
身体は暖かく、自分に優しくしてあげてくださいね。