おもち＋白米＝餅米？6歳リクエストに全力で答えてみた

〇〇が食べたい！長男のリクエストに答えて手作りに挑戦！

早いもので1月も終わり。
私の住むイギリスは、正月休みなんぞなく、1月は2日から仕事開始、もう次のクリスマスに向けて惰性運転を開始しております。
さて、どこで知ったのか、ある日長男が突然言い出しました。

「おはぎってどんな味？食べたい！」

ああ、お雑煮、おせちまでは食べたことあるけれど、おはぎは流石に知らないよね。
でも、おはぎって季節ものだし、果たしてイギリスで買えるのか？

全然わからなかったので、自分の記憶の中のおはぎを頼りに作ってみました。

おはぎって、何？

確か、ちょっとついた感じの餅米を丸めて、あんことかきなことかついているやつだよね？
もはや自分がおはぎを食べた記憶が曖昧でしたが、脳内おはぎから作り方を想像してみます。

お餅は余っている。
それに普通のお米を混ぜたらおはぎっぽくなるのでは？

失敗しても、美味しいもの同士のコラボだから大丈夫！
妙な自信を胸に、早速クッキングスタート！

切ったおもちと白ごはんを混ぜてレンチン2分！

おもちはとろーり、ご飯はほかほか。
何だか幸先の良いスタートです。
これをフープロに入れて、いざミックス！

フープロ、惨敗！

ミックス開始2秒で、フープロがストップ！
おもちが絡まって動かなくなってしまいました。

いや、フープロが悪いんじゃないよ、私の想像力が足りないのがいけないんだよ。
ここからどうしよう…。

すりこぎでついてみたら意外といける！

そうだった、おもちって「つく」んだよね…。
と言うわけで、そのままフープロで餅ミックスをぐにぐにと押してみますが、ブレード部分に餅がまとわりついて離れません。

そこでとりあえず手元にあったすりこぎで押してみたら、なんだかおはぎっぽい見た目に近づいてきました！

お団子作ってあんこを乗せる！

この写真、すごくおはぎっぽくないですか？
少なくとも、おはぎという食べ物を知らない子供に見た目を説明するのには十分な出来栄えです。

気になるお味は？

お米と市販のあんこなので、まずくなりようがありません(笑)
肝心の食感ですが、おもちとお米のプチプチした食感が絶妙に残り、頭の中に遠い昔の「おはぎを頬張った記憶」が一気に蘇りました！

適当に作った割には大成功ではないでしょうか。
餅米がなくても、道具がなくても、おはぎ(に近い何か)はつくれる！
そんなことがわかったある日の食卓でした。

ちなみに長男も「美味しい！」とご満悦。
鏡開きセットが余ってしまっている方は、ぜひトライしてみてください。