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北海道の大自然!大雪原の中で雪下大根堀りをしてきました!

北海道在住の我が家、今年の冬は例年より雪がとても少なくてビックリしています。大人は雪の心配がなくて嬉しいですが、雪遊び大好きな子ども達は少々物足りない様子。特に小2の長男はなぜか雪かきが趣味(笑)&雪遊びが大好きなので、小学生向けに行われたイベント【雪下大根堀り】に参加して沢山身体を動かしてきました!
雪下大根堀りとは一体どのようなものなのか?そして大雪原の移動はまさかのかんじき!?
私自身も初めての素敵な体験をしてきたので、北海道の冬の様子を見て頂けたらと思います。
長男と初めてのかんじき!
皆で雪下大根を堀ってみよう!とのことで、野菜嫌いな長男の食育に良いなと思いイベントに参加してきました。早速受付をした後、渡されたのは『かんじき』!?
かんじきをご存じない方にわかりやすく説明すると、雪や泥といった不安定な地面を歩く時に使う道具で、靴は履いたままその上から着用します。かんじきを着用することで設置面積が増えて体重が分散されるので、雪に深くのめりこまずに歩くことができる道具なのですが、道産子で3〇年北海道に住んでいる私でさえ使ったことはありませんし、あまり見かけません。
そんなかんじき、もちろん長男も初体験。どのように着用するのが正解なのかもわからず、係の方に履かせて頂きました。
そしてかんじきが必要になるほどの場所を歩くって、一体どんなイベントになるの!?とドキドキ&ワクワクがとまらず。
初めてのかんじきで大根畑を目指します!


流石は子ども達、すぐにコツを掴み皆上手に歩けていました。やはりかんじきを着用していることで足底の設置面積が増えて体重が分散され、体が沈み込まないため、皆歩きやすそうでした。そして慣れてくると走り出す子も!!(もちろん長男も・・・笑)
ちなみに親は若干遠回りではありますが除雪された道を歩いて移動しました。約20分程かけて大根畑に到着。いよいよ雪下大根とご対面です!
雪下大根堀り
雪下大根は、積雪前に抜いておいた大根に藁やおがくずをかけておき、雪の下に保管しておくことで甘みや栄養価が増すようです。今回のイベントではブルーシートもかけられていました。
子ども達が一人ずつ地面に掘ってある穴の中に入り、土をかき分けて大根を掘り起こしていくのですが、当然ですが汚れます。そして土の中からはお久しぶりに見たミミズ!大雪原の中とはいえ、この穴の中は暖かかったようです。(長男談)
順番に大根堀りをしましたが、長男も一生懸命大根を掘りおこしていました。手袋をつけているとはいえ、寒さでなかなか手が思うように動かせず、普段の大根抜きよりも難易度は各段に上がります。そしてどの大根も大きくて本当に立派。一本掘りおこすのに5分近くかかる子も中にはいました。
けれど大変で苦労した分、大根を掘りおこせた子ども達はどの子も皆良い笑顔!太陽に負けない位のキラッキラの笑顔で、大根を抱えて穴から出てきました。


掘り出した大根はどれも大きくて、子ども達は一本抱えるのがやっとなほど(笑)5kg以上はあったと思います!
どの子も一生懸命に大根堀りを楽しんでおり「おでんにしてもらうんだ!」「早く帰って食べてみたいな~」と食育にも繋がる素敵な体験が出来ました。
ちなみに我が家では早速みそ汁に入れて頂きましたが、大根の甘みがしっかり出ていてとっても美味しかったです。長男も残さずに食べてくれました。
帰りは、掘りおこした大根はソリに乗せて、子ども達は再びかんじきで受付地点まで戻りましたが、なかなか体力が必要なイベントでした(笑)が、雪国ならではのイベントを親子で体験できて良かったです!
※掲載許可頂いています

我が家では手羽元と大根の煮物が一番好評でした!