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あなたは少数派?新年早々、世界共通のちょっと耳の痛いお話
みなさんは新年にどのようなイメージを持っていますか?私は人生の新たな1ページを開けたかのような、新鮮で特別な気持ちになります。今回は、イギリスのレディとのちょっと耳の痛いお話をご紹介します。
New Year‘s Resolutionってなんだ?
1月、それは一年のうちで一番あっという間に過ぎてしまう月ではないでしょうか?師走の忙しさを引きずり、新学期や仕事初めのドタバタに翻弄され、ご褒美三連休の成人の日は疲労困憊のうちにすぎ、そして子どもたちが保育園から鬼のお面の工作を持って帰ってきて「え?もうすぐ2月?…嘘でしょ」と毎年愕然とする私です。
しかし、今年の私は違うのです!毎年考えているNew Year‘s resolution、つまり新年の抱負、今年はちょっと自分に厳しく行動しています。
私の新年の抱負、それは…
今年こそちゃんと運動して、昔の私(上の写真参照)を取り戻すぞ!そして、英語ももっと勉強するんだ。引越し貧乏にならないように、貯金もしたい。なりたい自分の姿をあげればキリがありませんが、今年はこの3つを必ず達成したいです。って、毎年同じことを言っております。
そんな新年の抱負を胸に、1月はピラティスをはじめ、英語のレッスンにも通い、まあまあなスタートが切れたのではないかと自負しております。
ある日の英語レッスンで…
そんな数日前の英語のレッスンでのこと。今日の課題はこの長文です、と出されたプリントを見ると、New Year’s Resolution (新年の抱負)の文字が。読み進めていくと、興味深い事実が書いてあります。
イギリスで人気の新年の抱負は
1.もっと運動する
2.勉強する
3.貯金する
4.健康な食事をする
5.整理整頓する
などなど…。
どの国でも考えることは一緒じゃん!なんだかクスッと笑える事実です。
続いて耳の痛い事実…
1年の抱負を考えることは素晴らしい、しかし、1年を終えるころその抱負を覚えている人は数%、そして実現に向けて努力している人は、ほんのわずか、との記述。
Furthermore(その上、さらに、の意。英語の長文読解で頻出する)!1月の終わりに1年の抱負の実現に向けて行動している人は30%ほどしかいない、と言う衝撃の事実!
うう、耳が痛い。
でも、かつて「日の沈まぬ国」と言われたイギリスの人たちですら、毎年似たようなことを考えて毎年挫折してるのか…。そう思うとなんだかホッとしている自分もいます。
今の私は?
今年の私はちょっと違う!ピラティスだって週1回行っているし英語のレッスンも休まず行っている!つまり私はすでに30%の少数派に入っていると言えるでしょう。英文を読みながら自分で自分に拍手喝采です。
一緒に長文を読んでいた英語の先生は、「私、ジム休会していたけれど、また始めようかしら?でも続けられるかな…?」と苦笑い。
わかる、わかりますよ。こうやって耳の痛い話を聞くと、自分のお尻を叩かれているようになる気持ち。
「日本人は、努力が好きだから、こんな悩みはないんでしょう?」先生の言葉に激しく首を振る私。そんなことありませんよ!日本には3日坊主と言う諺があるんです。むしろこの悩みが万国共通なことがわかってホッとしているぐらいですよ。と私も苦笑い。
ここから継続できるかどうかは自分次第!
こんなに耳の痛い事実を知らされてしまうと、なんだか新年の抱負を実現できるかどうか、自分への挑戦状のように思えてきます。1月の時点で少数派に入れたのだから、2月も継続してやってみよう!今年の終わり、どんな自分になっているか、お楽しみに…!
来年のことを言うと鬼が笑う?