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【親子工作】小1息子とおうちで「ミツロウクレヨン」を作ってみた!
工作好きな息子と手作りクレヨンを作ってみました!
そしてそのクレヨンでオリジナルエコバッグ作りもしてみました!
試行錯誤で失敗もあったけど、親子で楽しめる学びのある楽しい作品作りの時間です。
お家でチャレンジしてみませんか。
「ミツロウクレヨン」のミツロウってこんな感じ
作ったのは「ミツロウクレヨン」といって、蜂の巣の不要部分や蜜蓋を削り取って溶かしたミツロウを使用しています。
小学1年生の息子は春から養蜂活動に月1位で参加しており、活動の中でミツロウという存在を学ぶ機会がありました。採蜜をするたびに集まっていく蜜蓋。これをどんどん貯めて溶かしてミツロウの塊を作っていたのです。下の画像のミツロウの塊で大体直径30cm位あります。
これを何に活用しようかという話があがる中で、息子がミツバチの本の中で紹介されていた「ミツロウクレヨン」を作りたい!となり、個人的にお家で作ってみることにしたのです。
「ミツロウクレヨン」の作り方
【用意する物】
■道具
・紙コップ、アルミカップ
・かき混ぜ棒(マドラーやプラスプーンなど)
・シリコン型
・キッチンスケール
・鍋
・洗濯ばさみ
■材料
・ミツロウ
・食用油
・食用色素
大体上記の道具があれば作れますが、ミツロウが付いたところはなかなか取れにくいので直接触れるものは使い捨て出来るものが扱いが楽でした。
鍋やシリコン型もわが家では工作用とお料理用で分けています。
シリコン型は子どもが手に持って描きやすいサイズ感や形を選ぶと良いです。可愛いキャラ系やシルエットのシリコン型も多数ありますがデコボコしたデザインだと描きにくい、塗りにくいなんて事にも。
私が用意したシリコン型はセリアのフィナンシェ型で、サイズ的にもちょうど良くておススメです!アルミカップもセリアで購入したものですが、これもちょうど良いサイズで良かったですよ。
食用色素はスーパーなどでも購入可能ですが、5.5g入りで200円位ですが確実に残ります。普段使わない方はDAISOやセリアで1g100円使い切りで買えて便利です。
ミツロウはAmazonなどで1000円位で手軽に手に入ります!
油はオリーブオイルを使用しました。
【1本あたりの分量】
・ミツロウ 6g
・オリーブオイル 2g
・食用色素 1g
道具、材料を用意したらあとは子どもに活躍してもらいましょう!
キッチンスケールで量るとか、湯煎でミツロウや色素を混ぜ混ぜするとか活躍できる場面があります。
【作り方】
1、ミツロウと油を量ってアルミカップに入れる
2、ミツロウと油を湯煎しながらしっかり混ぜる
お湯の上にアルミカップが浮いてしまうので洗濯ばさみで留めると楽です。
火傷しないように気を付けてくださいね!
3、ミツロウと油がしっかり混ざってから食用色素も加えて混ぜる
4、色素もしっかり混ざったらシリコン型に流し入れる
ここは危ないので親がやった方が良いです。
ミツロウの融点は約63℃位なのでお湯は沸騰してなくてもすぐ溶けるし、すぐ固まります。
5、冷えて固まったらシリコン型から外して完成!
固まるまでの時間は季節など温度によって異なるようですが、大体30分程で固まります。
さてクレヨンの発色は??
試したところ、少し薄めでした。試行錯誤で何度も分量を変えて試していますが、色素の量というか油の分量によってクレヨンの硬さに影響するのかな?と思っています。
もっといい分量もありそうですが、もう少し試行錯誤が必要になりそうです。
例えばミツロウも黄色のものと漂白した白色ミツロウがあるし、油もオリーブオイルではなくサラダオイルで作る場合で変わるのか?とか・・・
そういう所が描き心地や発色に影響していそうです。
ミツロウクレヨンでオリジナル作品作り
ミツロウクレヨンが完成したら、是非布に絵を描いたりぬりえをしてみましょう!
ミツロウクレヨンは柔らかいので紙よりも布などの摩擦があるものの方が描き心地が良いようです。
息子にエコバッグに好きに絵を描いてもらいました!
絵を描いたら、コピー用紙など真っ白な紙を絵の上に置いてアイロンがけをします。するとアイロンの熱でミツロウのロウが溶けてきて紙に油シミが出来ます。
紙を敷き忘れるとアイロンに直接ロウが付いてしまうのでお気を付けください!
その溶けたロウがエコバッグに色を定着させてくれるそうで、もう触っても色落ちしくなります。水で軽く手洗いも可能だそうです!
エコバッグ以外にも、子どもが使いやすいサコッシュとかティッシュケースに描いてオリジナルグッズを作ってもいいし、お誕生日プレゼントや祖父母へのプレゼントなどにも使えそうです。
クレヨンを作るなんて大変そう、、、と感じるかもしれませんが、物さえ準備出来れば15分程で作れます。
固まるまで30分~1時間位待ちますが、作り方は至って簡単なので親子で作るのにピッタリです!
クレヨンを手作りした!という体験は息子にとっても特別だったようで、ちょっと得意げになっていました笑。
食用色素を混ぜ合わせて緑や、紫、オレンジなど色のバリエーションを増やすのも楽しいですよ。
ちなみに一度作ったミツロウクレヨンも、再び溶かして色素を足して作り直す事も簡単です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
ミツロウって何?から始まったミツロウクレヨン作り。
意外と簡単に作れて、親子で学びにも繋がります!