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SNSのダラダラ見を卒業!スクリーンタイムが5時間から半分以下に短縮した話
毎日殆どの人が利用しているスマートフォン。この記事もスマホから読んでいる方も多いかもしれません。
最近、ある本を読んでからスマホとの向き合い方を変えました。
『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』を読んで
『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』
著者名 フィリッパ・ペリー 著、高山 真由美 訳
発行元 日本経済新聞出版
知人やSNSで知ったこの1冊。前から気になっていて、図書館で予約していたものの一向に順番が来ないので昨年末購入しました。
356ページとボリュームが多く、読み切るまで少し時間がかかりましたが、結果的に購入して良かったです。
本書は単なる育児本ではなく、自分の親との関係を見直すことで、子どもとの関係を深めていくことが書かれていました。
自分の親との関係が不仲な人にとっては、救世主的な本になるのではないかなと感じました。
私自身、実親との関係は悪くはないと思っているので、一部内容に疑問を抱くこともありましたが、心理療法士である著者が多くの親子と向き合い、学術書を読んだ上での文章には大半は納得がいくものでした。
スマホと子育て
中でも個人的に刺さったのは「スマホ依存の影響」という章の部分で、子どもがいる前でスマホをずっと見るのは良くないという内容のものでした。
頭では良くないと分かっていたものの、ついつい辞められないスマホ。
通知が来るたびに緊急の内容でなくても開いてしまったり、依存していることを実感していました。
自分自身が友人と一緒にいるときに、ずっとスマホを触られていたら決していい気分になりませんよね。それは子どもも同じで、一緒に遊んだり話を聞いてほしい時に親がスマホばかり見ていて相手にしてくれなければ、どう感じるかは容易に想像できます。
文章を読んで、今まで自分がしていたことを反省しつつ、今後のスマホ利用時間を減らすことを決意。色々と調べて工夫してみました。
まずは現状確認:自分のスクリーンタイムを知る
iPhoneユーザーの場合、設定からスクリーンタイムを調べることができます。
スマホを見ている時間だけでなく、スマホを持ち上げた回数や、どのアプリにどれくらいの時間をかけているか、アプリの利用制限時間なども確認できます。
私のスクリーンタイムはというと・・・なんと多い時は5時間以上でした!
朝起きてから夜寝る前まで暇さえあれば開いていたので、当たり前といえば当たり前なのですが、いざ数字を目の当たりにするとショックでした。
そして、InstagramやXといったSNS、ゲームアプリを利用する時間がとにかく多い!
一度SNSを開くと次から次へと出てくるおすすめ動画などをボーっとしながら見てしまう私。
完璧依存症になっていました。
だらだらスマホを卒業するために試したこと
私が試行錯誤して行ったことはこちら。
1.アプリの利用時間を制限してみる
各アプリを利用している時間よりも少ない時間を制限時間にし、時間がきたら強制的に開けなくしてみました。
数日試したところ、SNSはすぐに諦めがつくのですが、ゲームが苦戦。
もうすぐクリア・・・!というところで時間切れになってしまい、強制的にアプリが終了してしまうと不完全燃焼になってしまい、モヤモヤすることも。
2.スクリーンタイムをホーム画面に追加してみる
今まで設定を開かないと見れなかったスクリーンタイムをホーム画面に追加し、簡単にスクリーンタイムを「見える化」してみました。
これが私の中では結構効果てきめんで、日が経つにつれ時間が減っていくことに達成感を感じるようになりました。
3.アプリ自体を削除
気になるなら消してしまえ!の気持ちでゲーム、Instagram、Xのアプリを削除。
こちらも私には合っていて、ゲームは前日まで沢山やっていたのに全然未練がありません。
手持無沙汰な時にアプリを開き、そのままのめり込んでいたのだなと感じました。
Instagramもアプリがないので投稿もしなくなり、通知も気になりません。
Xは仕事で使うこともあるので、どうしても使う時はブラウザで見ていますが、圧倒的に回数は減りました。
色々試行錯誤した結果、5時間以上見る日もあったスクリーンタイムが2時間未満になるように。
そしてスマホ時間が減った分、子どもと接する時間の他に
身の回りの片づけをする時間、読書する時間が増えました。
興味があった本を見つけたらすぐに図書館で予約しています。
SNSのアプリを消した代わりに読書記録のアプリを入れ、読書記録をするようになりました。
まだ実践して1週間程度ですが、こんなに変わるものかと自分でも驚いています。
1か月後はどうなっているのかわかりませんが、しばらくはこの生活を続けてみようと思います。
スマートフォンやSNSは便利だけど、依存になりがちだと実感しました。