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ちょっとほっこり?イギリス現地校からのメールに癒やされた

春、それは生き物皆が待ち望む季節...
こんにちは、Kyokoです。もう4月も終わり、日本の友達の様子を聞くと、「暑い!」「紫外線!」など、すでに夏のワードがちらほら。私の住むイギリスでは、気温10度以下の日が続き、まだまだ厚手のコートが手放せません。
でも、自然はきちんとわかっているのです。今が春だということを。花は咲き、花粉は飛び、動物たちも活動を始めます。今回は、そんな春の日のちょっとほっこりな出来事を報告したいと思います。
キタキツネ...
かどうかはわかりませんが、イギリスにはとにかくキツネがたくさんいます。もちろん野良キツネです。
割と凶暴な部類の動物に認定されているので、近寄ることはありませんが、こちらに来たばかりの頃は、ふさふさのしっぽにキュンキュンしたり、夜中に光る眼にビビったりしたものです。
ある朝、出会ったのは...
ある朝、長男を学校に送った帰りに出会ったのは、こんなキツネちゃん。人を怖がる様子もなく、学校内を優雅に歩いています。車の下や、日向など、あたたかいところを見つけてはゴロンと寝そべり、まるで飼い猫のようです。
余りにのんびりした様子を思わず写真に収め、しばらくたった後、学校からメールが届きました。

ざっくり訳すと、「かわいそうなキツネちゃんが駐車場にいます。野原に帰りたくないようなので、車の下とかにいるかもしれないけど、優しくね」というようなことが書いてあります。
動物に優しい国、それがイギリス!
無理にどうこうしないのが、イギリス流。残飯をあさったり、庭で排泄したり、正直言って清潔な生き物ではないキツネ。それでもキツネが不幸にならない方法を探しているのが、イギリスらしいやり方だな、となんだかほっこりしてしまいました。
キツネってイヌ科の動物だって知ってました?