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これこそ小1の壁!?ズボラ母、入学準備で白目になる
小1の壁。それは共働き家庭の子供が小学生になるにあたり、学童などの預かり時間が勤務時間と合わなくなり、働き方に支障が生じること。私の場合の小1の壁はちょっと違って…?
長男、4月からいよいよ1年生!
あと2ヶ月で4月!
年長さんのお子さんをお持ちの方は、入学準備に忙しく過ごされていることと思います。
私の住むイギリスでは、小学校にあたるPrimary Schoolが4歳からスタートしていますが、いよいよ日本で言う小学1年生の年に突入です。
在外日本人の選択肢
海外に住む我々にとっての選択肢は5つあります。
1.日本人学校に入学する
日本と全く同じカリキュラムで、日本とそっくりな学校生活を送ることができます。
オール日本語なので、英語はあまり上達しませんが、将来帰国した後の学校生活への馴染みやすさを考えるとベストな選択!英語が苦手な親御さんにとっても安心だが、色々な意味で日本なので現地校の適当さに慣れてしまったご家庭にはきついかも?
2.現地校に通いながら日本人補習校に通う
月〜金は現地校に通い、土曜日に日本語で行われる補習校に通います。
現地の教育、文化を学びつつも週1回日本式の授業を受けることで、日本文化にも親しむことができるハイブリッド型。
日本の小学生が1週間かけて学ぶことを、土曜日1日でならうので、家庭学習の負担は大きい。授業についていけないと留年か退学(!)
3.現地校に通いながら日本式の塾に通う
現地校と塾の組み合わせ。
日本語学習に特に力を入れたい、将来中学受験を考えている家庭にはベストな選択。
塾なので学校生活を体験させるというよりは、勉強を先取りすることに重点を置いている。
PTAなどの活動はないが、授業料が高額。もちろん家庭学習も必須。
4.現地校、補習校&塾のフルサポート
勉強ガチ勢。
絶対に中学受験をする、帰国が近い、もしくは子供が純粋に勉強好き。
現地校の宿題をこなしながら平日に塾通い、土曜日に補習校に通うので、時間の制約が多い。
お弁当作り、送迎、家庭学習の負担が大きく、もちろん授業料も高額になるので、親は授業料のために働くと言っても過言ではないが、子供の勉強への理解度、集中力はずば抜けている。
5.現地校オンリー
日本語は家庭学習のみ、もしくは民間団体が主催する日本語プレイグループなどに参加し、簡単な日本語の読み書き習得を目指す。もしくは日本語は諦める。
外国暮らしが長いことが決まっている、帰国してもインター、もしくは留学予定など、日本の学習進度に合わせる必要のない家庭には最適な道だが、親が少しでも気を抜くとあっという間に日本語能力は退化していく。
我が家の選択は?
これだけ選択肢が多岐に渡っている時点ですでに白目なのですが、我が家は話し合いの結果、2番の現地校+補習校でいくことになりました。
長男本人に、補習校見学と塾の体験をさせ、意見を聞いてみましたが、日本の学校で過ごしてみたいとのこと。
(一番の希望は、現地校にも行かず,毎日家でぐうたらすることだととんでもないことをのたまっておりました笑)
そんなこんなで小1の進路が決まった我が家、学校生活を詳細にイメージすると、白目になりました。
送迎とボランティア、これこそ小1の壁!
調べて見ると、我が家から日本人学校への距離が本当に微妙でした。
歩くと遠いが車は近くに停められない。
結局歩いて行くしかないのですが、ただでさえのり気ではない土曜日の朝に、「日本式の」遅刻ではない時間に長男を送り届けることができるのか?
イメージしただけで厳しい戦いになりそうです。
そして、旗振り当番などのボランティアや各種役員!
私に務まるのか?
子供がくじを引いて役員を決めるらしいのですが、それ聞いただけで母ちゃん白目よ…。
下の子どうする問題
土曜日の午前中、補習校で実質拘束されることになったら、次男2歳はどうするのか?
夫がいる日は良いけれど、我が家は土曜日のワンオペ率もそこそこ高いのです。
ベビーシッターや土曜保育を使うとたちまち我が家は破産一直線なので、必然的に2歳児も一緒に行動することになると思います。
2歳児を連れて徒歩で送迎?
2歳児を横に立たせて旗振り当番?
2歳児を隣に座らせて図書当番?
実際にやっていらっしゃる家庭も多いのですが(もう尊敬しかない)、こちらも想像しただけで白目です。
そもそも、準備だけで大変じゃない?
持ち物リストを見ると…
〇〇マスのノートが2冊、鉛筆(2B推奨)、赤鉛筆などなど…。
現地校は持ち物が全くない(本当にないんです。鉛筆も教科書も学校で貸してくれます)ので、それに慣れてしまった私、またしても白目です。
給食袋や体操着などの準備がないだけ楽なのかもしれませんが、日本の父ちゃん母ちゃん、偉すぎるよ…(涙)。
でも、なんだかんだで4月が楽しみ?
親子ともども負担が増えてしまう4月ですが、長男は憧れの1年生になれるとウキウキしています。
現地校は9月始まりなので、現地校で同学年の子でも、誕生日が9月〜3月の子は一足先に1年生になっていることもあり、自分もついにその仲間入りができるのが嬉しいようです。
そんな長男を見ていると「まあ、頑張るか」と生ぬるーいやる気が湧き上がってきます。
補習校入学まであと2ヶ月。
自由な土曜日を心ゆくまで満喫させてあげたいと思います。
と思ったら…?
入学要項に、「ひらがな、カタカナが読めること」とありました。
え、長男、まだ読めないんですけど…。
まだまだ立ちはだかる壁の数々!我が家は乗り越えられるのか!?