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「保育園落ちた日本死ね」投稿から9年経った日本の現状の話

「保育園落ちた日本死ね」投稿から9年経った日本の現状の話

2月は保育園入園の通知が来る季節でそわそわされていた方も多いかと思います。以前に保育園に中々入れず「保育園落ちた日本死ね」といった投稿が話題になったのを覚えておりますでしょうか?あれから現状がどうなっているかを調べてみたのと、今の日本社会に対する気付きを書いたブログです。

良ければお付き合い下さいませ

2016年2月に話題になった投稿

2016年2月に当時Twitterに投稿された30代女性のつぶやきが話題になりました。

「保育園落ちた日本死ね」

中々保育園に入園できないいわゆる待機児童問題を強烈に批判したこの投稿内容に対して、保活に苦しむ親を中心に非常に拡散され国会前で保育園増設を求める抗議活動にまで発展しました。

この年のユーキャン新語流行語大賞の候補ワードになったので覚えている方も多いのではないでしょうか?

待機児童数の推移

当時の投稿が話題になった2016年(平成28年)の待機児童数が23,553人で、翌年2017年(平成29年)が26,081人と待機児童数のピークだったようです(参照:こども家庭庁)。ただ、保育園数の拡大などで待機児童数は大幅に改善され7年連続の減少となっており、2024年(令和6年)の待機児童数は、2,567人とピーク時の約1/10規模にまで減少しました。

確かに、周りの保活をしている方々もそんなに無理なく入園できている印象もあるので肌感と合うかなと思うのと、そう考えると当時の投稿をきっかけに拡散し社会問題化して世の中を動かしたという状況に、SNSの力を感じるところではあります。

出生数の推移

待機児童数が減るのは非常に良い事なのですが、これを聞いた時に私は直感的に「保育園数は拡大しているかもだけど子供の数が減っているだけでは?」と、思いました。定期的に報道でも話題になる「出生数の低下」の話です。

そこで、出生数の推移も見てみたところ、結果は以下の通りでした。

2016年:97万6979人
2024年:67万7080人

なんと約30万人も出生数が下がっていました。。。これって保育園数の拡大などの政府の施策というより、純粋に子供の数が減ったから入れているのでは?と、思うところです。

少子高齢化の日本の現状に親として出来る事

日本の出生数の減少推移に対して色々思うところはあるのですが、親として子供のために出来る事みたいな視点でいくと、やはりきちんと選挙に行き子供たちが生きやすい世の中を作ってくれる政治家を選ぶことが1つ大事かなと思います。育児政策視点でしっかりと期待できる人を選びたいと個人的には思うところです。

あと、これから少子高齢化が更に進んで現役世代の税金負担がどんどん重たくなっているのは構造上仕方ないことなので、海外も含めて子供の生き方に選択肢を与えてあげたいなと妻と良く話しております。選択肢を与えた上でやはり日本で生きていくという子供の選択ならそれはそれで良いと思いますが、日本で生きるしか選択肢しかない状況だけは親として避けたいところです。

最後に

保育園に入れなかった当時の状況が改善されていることは素晴らしい事ですが、この出生数の減少も現実のように思います。
そう考えると親として色んな選択肢を子供に与えてあげたいなと強く思うところです。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

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浅田伊佐夫

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元社畜広告マンパパ

4歳(女)2歳(男)。育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指し、父目線の育児ブログを発信中。

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