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グレーゾーンの8歳息子&3歳娘)に翻弄されるワンオペママ

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【雪国在住者必見】グラウンド&スキー場でのスキー授業に参加してみて感じたあれこれ

【雪国在住者必見】グラウンド&スキー場でのスキー授業に参加してみて感じたあれこれ

我が町、北海道。この時期は毎日雪が降るのか、何センチ積もるのか、天気予報と睨めっこする日々です・・・そして雪国ならではの風習の一つとして、冬場の体育の授業ではスキー学習があります。私が幼い時から冬の体育といえばスキー授業。地域によってはスケートのところもあります。
そんな訳で長男も昨年、小1でスキーデビュー。とはいっても最初は小学校のグラウンドに出来た雪山でのスキー授業でしたが、小2となった今年は初めてスキー場にてスキー授業を受けてきました。
グラウンドでのスキー授業も、スキー場でのスキー授業も、保護者ボランティアを募っていたのでどちらも参加してきました。
スキー場での授業では私もスキーを装着して子ども達と共にスキーをしてきたのですが、保護者目線で思った色々を書いていきたいと思います。
あくまで【長男の小学校の場合】ですが、雪国在住でお子さんがいる方には是非見て頂きたいです!
(授業中に写真は撮影出来ないため、トップ画像は冬休み中にスキー場に行って初めてリフトに乗る前のところです)

小学校のグラウンドでのスキー授業の様子

長男の小学校の場合ですが、体育の時間にグラウンドの雪山で4回スキー授業を受けてから、スキー場でのスキー学習でした。いきなりスキー場に行くわけではないのでそこは一安心。
学校でのスキー授業の時には事前に保護者のボランティアの募集があり、体育館に保管しているスキーをグラウンドに出す作業や、スキー靴とスキー板を合わせることが難しい子のフォローをしたり、転んでしまった子を起こすお手伝いが授業前半のメインでした。

そのまま授業の終わりまで見学することも出来たので長男の様子を見ていましたが、滑る順番待ち中にふざけあって何故か後ろ向きに山から落ちていく子を助けたり(全員男子)、止まれずに滑りすぎて転んでしまう子を助けたり、授業から離脱してしまう子を励ましたり、出番は多かったです。

授業の後半は滑り終えた子からスキーを外していくので、スキー板が上手く袋に入れられない子のサポートをしたり、スキーを体育館の保管場所に戻したり、寒くて心が折れている子のメンタルケアをする場面もありました(笑)
長男の学年は4クラスで昨年は2クラスずつの授業でしたが、今年は4クラス合同でのスキー授業。担任の先生4名と補助の先生1名、保護者のボランティアが大体5~8名で120名程の子ども達を見なくてはならず、シーズン初めで去年の感覚を思い出すまでは特に先生も子ども達も保護者も大変でした・・・

自宅でもスキー靴の着脱やスキー板を袋に出し入れする練習をしたり、意外と多かったのがスキー靴のベルト部分が固くて固定出来ない子が数人いたので、ベルトをしっかり止める練習をしておいた方が良いと感じました。
天候によって吹雪いていることもあり寒さで心が折れてしまう子もいたので、スキー授業の日は寒がりな子にはカイロを持たせてあげたり、長めの靴下を着用させてあげる等寒さ対策も当たり前とは思いますがしてあげて欲しいと見ていて感じました。

スキー場でのスキー授業の様子(スキー場に着くまで)

今年初めてスキー場でのスキー授業を受けた長男。冬休み中に実際に授業で行くスキー場に行き一緒に滑ってみましたが、まず【雪山の偉大さ】に恐れ慄いていました。
夏に来たことはあった場所だったのですが、雪が降り真っ白になったゲレンデは長男の知っていた夏の緑の山とは違うからか、終始ビビりっぱなしで最初の滑走ではスピードを出すのを怖がってバランスが上手くとれず、すぐに転んでばかりで40分かかってなんとか滑り終えました・・・が、一度滑ってしまえば雪山の偉大さにも慣れたのか、去年の感覚を思い出したのか上手に滑ることが出来ていました◎
なので冬休み中に雪山の偉大さ(笑)に触れておき、出来たらリフトに乗る体験もしておくと良いと思います。

小学校からスキー場まではクラスごとにバスで行きましたが、酔う子が多かったです。事前に酔いやすい子は酔い止めを服用するように小学校からお便りが配られましたが、酔い止めを飲んでいない乗り物に弱い子が数名酔ってしまい、とても辛そうでした・・・普段は大丈夫な距離、時間でも、小学校のお友達と一緒にバスに乗るといういつもと異なる環境になること、雪山付近は道路の除雪が町より悪くてバスも結構揺れるため普段より酔いやすい環境であること等から、心配がある子には是非酔い止めを服用させてあげて欲しいです。
また心配な場合は酔い止めの服用と同時にエチケット袋の持参もオススメします。たまたま担任の先生がすぐに気づき事なきを得ましたが、周りにからかわれたりするのが嫌な年ごろだと思うので、準備は念入りにしてあげることをオススメします。

スキー場でのスキー授業の様子(いざ、雪山へ!)

スキー場に到着する少し前のバスの中でスキー靴に履き替え、バスから下車した後は自分のスキー袋を受け取り、スキー板のみを取り出して(今回ストックは袋の中に入れたままでした)駐車場から雪山まではスキー靴のまま、スキー板を持って歩きました。これが子どもにはなかなかハードでふらつく子も多かったです。
雪山の麓でスキー板と靴を合わせますが、靴底に雪がついてしまい、なかなか上手く合わせられずに苦戦する子が多かったです。大人はストック持参で授業に臨んだため、ストックの先で靴底の雪を取り除く作業を4~5人の子にしました。自分で靴底の雪が取れるよう靴同士をぶつけて雪をとったり、スキー板にぶつけてとったりする練習をしておくと良いかもしれません。

準備体操の後は早速リフトに乗りましたが、リフト乗り場、降り場にいる係りの方が子ども達の対応に慣れており、初めてリフトに乗る子も乗り降りに苦戦することなくリフトに乗れました◎
雪山の頂上に着いた子ども達の反応は様々で、初めてのスキー場の雪山に笑顔だったり不安がっていたり、三者三様。
頂上はとにかく混んでおり、早速先生が先頭、私が最後尾で短い距離を休み休み滑っていきます。
私は長男と同じグループで12人の子ども達と一緒に滑りました。それなりに滑れる子達のグループでしたが、上手く曲がれずに転んだり、上手く止まれずに並んでいる子の列にぶつかったり、スキー場に来て練習したかどうかが素人目でも滑り方でなんとなくわかりました。

一回目の滑走は皆緊張した面持ちもありましたが、一回滑れば要領は掴めたようで、二回目のリフト待ちではふざけている子も多かったです。
リフト待ちの最中にふざけ合った子達がエスカレートして手を出してしまい、まさかの鼻血を出す子が!!すぐに先生に報告し、持参していたティッシュで止血しましたが、先生もこれにはビックリ・・・私が持参した物の中で、持っていって一番良かったのはティッシュでした。雪山はとにかく寒くて鼻水も出るので、ティッシュの持参をオススメします◎

二回目ともなれば皆ほとんど転んだりぶつかることも少なく、上手に滑れていました。吹雪いている日で寒かったですが「楽しかった」「またリフトに乗りたい」と前向きな発言をする子が多くて嬉しかったです。
10時~12時までの授業時間でしたが、リフトには二回乗り、雪山を二回滑りました。リフトの待ち時間が20~30分程と長く、一回しか滑れなかったグループもあったようです。

滑り終えたグループからトイレ休憩を取り、バスに戻ってお弁当を食べ、バスで帰る流れでしたが、帰りのバスでは酔う子はいなく、疲れていないのか元気に歌ったりふざけ合う子達が多くてビックリでした。

スキー授業に参加してみて

子どものスキー学習に参加してみると、学校の先生たちのありがたみが本当にわかります・・・少ない人数でその子その子に合う対応をして下さり、本当に感謝しかありません。
とにかく人手不足なようで、他学年のスキー場でのスキー授業の日は休みになる学年が持ち回りであるシステムに今年から変わり、長男の学年がスキー場に行く日は6年生が休校になりました。(6年生の担任の先生がついてきて下さり、2年生にスキー授業をして下さいました)
それでもグループによっては先生が一人しかつけず、先生が先頭を滑るため、途中で転倒してしまったり、先生を見失い置いていかれる子がいて、そのフォローに回る場面もあり、低学年の内は特に大人の人手が欲しいと感じました。
スキー場に来た保護者は10名程でしたが、来年も再来年も是非手伝いに行きたいと思います。

でも私、スキー苦手なんです・・・

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北海道

つばき

グレーゾーンの8歳息子&3歳娘)に翻弄されるワンオペママ

グレーゾーン子育て中

言葉の遅れ&精神面のムラあり息子(小2)、独歩開始時期が遅く慎重派すぎる娘(3歳)、夫、義父、基本ワンオペな私、でチームつばき家!の療育・食育・日常生活

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