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年中のラン活をスタートしたら迷いの沼から抜け出せない。納得の1点を見つけたい!

もうすぐ進級進学の季節ですね!娘も、この春、年長になります!!そしてその次の春は小学生、ということで、ついにラン活が始まりました。ちなみにラン活はランドセル活動が正式名称(知らんかった!)で、ランドセルを買うためのカタログ取り寄せから購入に至るまでの活動だそうです。とりあえず年明けからカタログを取り寄せ始め、今現在は5社を見に行っているはちこですが、めちゃくちゃ迷いの沼にハマっている状況を、年中ママさんは一緒に悩みながら、先輩ママさんは私ならこうしたなと思いながら読んでもらえたらと思います。

年々早くなっているラン活ってほんと?
まだ入学まで1年以上もあるのにもうラン活!?えっ早すぎひん?と思う方も多いと思います。私もそう思いますし、じぃじばぁばもびっくりしてました!なんだか年々早くなっているラン活。
ちなみに現在小学3年の長男の時は、ゴールデンウィークでカタログを見初めて夏前くらいに決めるスケジュールでした。そして長男は、発達凸凹ゆえにそもそも皮のランドセルを大事に使えるのか?軽い方が良いんじゃない?ということで、一瞬でランリュックに決まり‥これといってラン活をしませんでした。ランリュック、もっと普及するかと思ったら、意外とまだまだ根強いランドセル文化‥長男は気に入っているからまぁ良いのですが。
ラン活の早期化はメディアが煽ってるだけという意見もあり、実際にそこまで早くなくても在庫はありますよとおっしゃる会社もあったのですが、売り出しを開始していて早く見れるのなら、じっくり悩んで、本人が気にいるものを6年間大事にしてもらいたいなという思いでラン活をスタートしました。
我が家のラン活スケジュール~まずはカタログ請求~
12月末から1月上旬にカタログを請求しました。請求したのは9社で、土屋鞄、黒川鞄工房、鞄工房山本、神田屋鞄製作所、grirose(グリローズ)、村瀬鞄行、池田屋ランドセル、フィットちゃん、セイバン天使の羽です!ちなみに、黒川鞄工房は12月の時点で冊子での配布が配布終了になっていて、ウェブカタログのみでした。早いっ!カタログには各社のこだわりがつまっていて、めちゃくちゃ目移りしてしまいました。ひとつにまとまっているサイトとかでスペックを比較してくれたら良いのに。

我が家のラン活スケジュール~実店舗にGO!~
カタログやウェブだけではサイズや何となくの雰囲気はわかるのですが、色味や性能がさっぱり分からず、イメージをつかむために1月中旬から店舗巡りを始めました!まだほとんどのメーカーは発売開始ではなかったので、2025年旧モデルを見ながらこんな感じかなと娘と視察。お店も空いているので、ゆっくりランドセルを見ることができてよかったです。見に行ったのは、個人的に一番ときめいていた土屋鞄と、女の子に人気のグリローズ、YouTubeでおすすめされていた村瀬鞄行、色々選べてオリジナルランドセルが作れる神田屋鞄製作所の店舗の4つ。土屋鞄、グリローズではフォトスポットも用意されていて、娘はテンションがあがってました。

ただ、店舗に行った日の娘の服装はドラえもん。ランドセルとのミスマッチ感が半端なくて、ランドセルを見に行く時はそれに相応しい格好が良いなと反省しました。

我が家のラン活スケジュール~モデル展示会へGO!~
1月下旬に黒川鞄工房の2026入学向けのモデル展示会に行きました!この日はランドセル選びに相応しい服装で参戦!子供もズラリと並んだランドセルに心ときめくと思いきや、ガチャガチャができたり、ランドセルの消しゴムをもらえたりでそっちが楽しくなってました。

旧モデルのみが展示されていた実店舗と異なり、2026年モデルが見れるとのことで、予約制とはいえ多くの家族が展示会にきていて、1点1点じっくり見ることが難しかったです。そんな中、娘がしれっと手に取ったのが30万近い馬皮(コードバン)のランドセル!「お目が高いっ!」とスタッフさん‥確かにその佇まいが美しいランドセルだったですが、そっと棚に戻させてもらいました。ランドセルの世界は深い!!

工房系ランドセル5社のざっくりと比較
実際に見に行った工房系について、個人の感覚にはなるのですが備忘も兼ねてまとめてみます!
・土屋鞄
唯一無二の色使い。どの色も他社にはないカラーだと思いました。そして一目で「あっ土屋鞄のね!」と分かるランドセルの鋲(普通は2つのところ4つあります)のデザイン!あと、付属品(反射材のキーホルダーやランドセル保護用のカバー)もおしゃれ。容量が他と比べて小さいところが気にかかるところで、シンプルなクラリーノに至っては奥行(マチ)が11.5センチと最も薄く、これは厳しいかもと思いました。あとはナスカン(給食袋をひっかけるところ)が少なくてdカン(キーホルダーなどはひっかけられるもの)になっているところも使い勝手はどうなのかなと感じています。

・grirose(グリローズ)
圧倒的な可愛さ!それでいてくすみカラーおしゃれ!女子の心を鷲掴みすること間違いなし!ラブリーだけど、大人っぽいデザインなので、6年生になっても飽きが来ないと思われるのも良き。少し前に&あんふぁんのブロガーさんとお話しした時にもみんなが1番気になっているブランドでした!あとは子供がこのおしゃれさにハマるかどうかで、普段着る服と合わせて要検討かなと思います。

・村瀬鞄工房
体への負担のことが考えられているブランド!肩ベルト裏と背当に10mmのメモリーフォーム(宇宙開発のために作られているそう!)を採用しており、重さが分散されるよう設計。確かに、背負った感じもラクそうでした。形が崩れないようにしっかりと作られているのも魅力的!!細かいところも2重ステッチで縫われていて丁寧な仕事。容量もかなり大きくて良いなぁと。土屋鞄などと比べて色はそこまで多くはないのと、ランドセルにつけるオプション(カバーやリボン?、選べる鋲)はわりとゴテゴテしていて、好き嫌いがあるかなと思いました。村瀬鞄は大人のランドセルも扱っていて(外国の方に人気みたい!)親が欲しくなっちゃいました笑
・神田屋鞄製作所
カバーの色、素材、ステッチ、鋲など自分で選ぶことができて、その通りはなんと10億通り以上!オリジナルのランドセルが作れるところが魅力。子供と一緒に選ぶのも楽しそうです!容量も大きくて、こちらも随所に同じく二重ステッチが施されるなど、老舗のランドセルメーカーの信頼に裏打ちされた丁寧な仕事。「とってもトッテ」というランドセルをひっかける部分がしっかりしているのが特に素敵!(他のメーカーは、あっても対荷重は今ひとつで、この部分を持って移動したり、この部分をひっかける想定はしてないとのこと)。10億通りのパターンから選ぶのは、さらに迷いの沼になる予感しかなく、全部を子供基準でチョイスすると、ラメラメゴテゴテのランドセルになりそうで不安。
・黒川鞄
圧倒的な重厚感!シンプルで良いランドセルだなと思います。流行りのカラーは少ないけれど、綺麗な赤だったり、ランドセルといえばこれなんじゃないかなと思えます。雨や雪にも強い「雪国仕様」とのこと、防水加工でメンテナンスフリーなのも良いなと思います。例年売り切れるのが早いのが黒川鞄なので、売り出し開始に購入したという先輩ママもいて、そんなに早くに決めれるかという不安も。

今後のラン活
色んなランドセルを見て、今なお迷いの中ですが、各メーカーそれぞれにこだわりのポイントがあるので、軽さを重視するのか、デザインを重視するのか、容量を重視するのか…もう少しあれこれ悩みながら、最終的には6年間使う娘と一緒にじっくり選びたいなと思います。ちなみにデザインやカラーは娘に任せようと思っています!(親の好みはぐっとこらえて)納得の1点に巡り合えますように!
写真は店舗・会場の許可を得て掲載しています。
6年間使うランドセルだから、納得の品を見つけたい!!