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ワンオペ育児を乗り切る!子どもと一緒に作る家事システム

こんにちは!4歳と8歳の男の子の父です。今回は育児と家事に奮闘しているパパたちに、ワンオペを少しでも楽にするコツをお伝えします。
「手伝ってもらう」から「一緒にやる」へ発想の転換
一人で家事をこなすのは正直キツイですよね。でも、ちょっと待ってください!4歳くらいのお子さんなら、立派な「家事パートナー」になれるんです。「説明するのが面倒…」「子どもに任せると余計に時間がかかる…」そんな風に思っていませんか?
確かに最初は時間がかかります。でも子どもは意外とできることが多いんです。食事の準備、洗濯物たたみ、簡単な掃除…。「手伝ってもらう」ではなく「一緒にやる家事」という感覚で接すると、子どもも楽しく取り組んでくれますよ。

子どもが「やりたくなる」仕組みづくり
子どもが積極的に家事に参加してくれる秘訣は「システム化」にあります。わが家では「洗濯物をたたむ、しまう」、これを子どもたちの役割として与えています。手伝ってもらうというより「自分のことは自分でしてね」ということです。
・テレビ見ながらでもいいから自分のものだけでいいからハンガーやピンチから外しといてね。
・自分のものは引き出しにしまっておいてね。床に置いたままだと遊ぶとき邪魔だよね。
とこの2点をしばらく言い続けます。でもぐちゃぐちゃにしまわれたりすると取り出すときに大変だし、毎回しまうところやしまい方が違うと習慣がつきません。
ここでシステムです。引き出しに段ボールでもいいのでしきりをつけて、「下着」「Tシャツ」「ズボン」「靴下」大雑把にこれくらいのジャンルで仕切る。そしてクルクル丸めたままでいいから突っ込んでおいて。これで終了です。
4歳ならこれくらいならできるようになるし、取り出すときも自分で簡単に取り出せます。そして縦置きにさせているので上から見たときにどこにどの服があるかわかります。
積み重ねてしまうと上の方にある服ばかり着るようになったり、下の服を取り出すときに上の服まで動かすので余計ぐちゃぐちゃになります。簡単に、何も考えず動けるシステムを作ることでこちらのオペレーションが一つ減ります。

習慣化で「当たり前」にする技術
習慣化で「当たり前」にする技術、一時的な手伝いではなく、継続的な家事参加を目指すには習慣化が鍵です。毎日同じ時間に同じ作業をする「ルーティン」を作りましょう。
寝る前の「おもちゃを箱に入れる」片付けも同様のシステムで習慣化しました。そして「片付けるとスッキリするね!」という言葉を必ずかけます。
最初は大変に感じるかもしれませんが、子どもと一緒に家事をこなすシステムが作れれば、ワンオペ育児の負担は確実に軽減します。何より、子どもの自立心や協調性を育てるという大切な教育にもなります。
皆さんもぜひ、お子さんと一緒に「家事システム」を作ってみてください。
人の意思は弱い、でもシステムは強い!