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子どもと一緒に防災力アップ!「ホームサバイバルトライアル」のすすめ

東日本大震災から14年。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
3月11日が近づくと、防災について改めて考える機会が増えます。災害はいつ起こるかわかりません。いざという時、家庭での備えは十分でしょうか?「ホームサバイバルトライアル」は、実際にライフラインが止まったと仮定して、自宅で一定期間生活する訓練です。実践することで、備蓄品の不足や生活の課題をリアルに体験でき、家族の防災意識を高めることができます。
わたしもこれから試してみるところなのですが、その前に「ホームサバイバルトライアル」の概要や実践のメリット、小さな子どもがいる家庭向けの工夫についてまとめてみたのでご紹介します。
「ホームサバイバルトライアル」とは?
「ホームサバイバルトライアル」とは、災害時を想定して電気・ガス・水道などのライフラインを遮断し、備蓄品だけで生活する取り組みです。 この訓練を行うことで、
・必要な備蓄品の量や種類を確認できる
・家族の防災意識を向上できる
・実際に困るポイントを発見し、対策を立てられる
といったメリットがあります。
実践の流れ
実際に「ホームサバイバルトライアル」を行う際は、次の手順で進めます。
1.期間を決める
まずは「1日」から始め、慣れてきたら「3日間」に挑戦するのが良いそうです。わたしはさらに短く「3時間」から始める予定です。
2.ライフラインを止める
ブレーカーを落とす、ガスの元栓を閉める、水道の使用を控えるなど、できる範囲でライフラインを遮断します。一気にやると大変なので、今回は電気、次回はガスなどスモールステップで挑戦するのもいいなと思っています。
3.備蓄品だけで生活
食事やトイレ、衛生管理をすべて備蓄品でまかないながら生活してみます。いつまで経っても揃った気のしない備蓄品。その状態で試してみて、追加していくのがいいのかも。。
4.振り返りを行う
トライアル終了後、家族で話し合い、足りなかったものや改善点をまとめて、今後の備えに活かします。
子どもがいる家庭での工夫
小さな子どもがいる家庭では、ただでさえ日常生活に工夫が必要です。トライアルを楽しく、負担なく進めるためのポイントを紹介します。
1.遊びながら防災訓練
「キャンプごっこ」として、懐中電灯やランタンを使いながら生活することで、子どもが楽しみながら取り組めます。
2.子ども向けの食料・飲料を準備
子どもが食べ慣れたものや、おやつ、ジュースなどを備蓄しておくと、ストレスを軽減できます。
3.簡易トイレの使用練習
いざという時に困らないよう、携帯トイレを実際に使ってみるのも大切です。これは子どもと一緒にやったことがありますが、、なかなか難しかったです!種類によっても少し違うので、多めに備蓄されているもので試すことをおすすめします。
まとめ
「ホームサバイバルトライアル」は、家族の防災意識を高め、実際の課題を知るための重要な訓練です。まずはできる時間、できるところから試し、徐々にステップアップしながら、無理なく取り入れてみるのが良さそうです。
ぜひ、家族と一緒に「ホームサバイバルトライアル」にチャレンジしてみてください!うちも今月中にやります!
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