ママが入院！？その時子ども達は？パパは？我が家で工夫したこと

入院前に準備したこと

私の入院が決まったのが去年の12月だったので、約3か月の準備期間がありました。その間準備したことと言えば『周りへの周知』。
小学校の担任の先生には連絡帳で私が入院することを伝え、幼稚園の先生には面談の時にお伝えしました。
そして夫には入院期間中に休みを取ってもらい、子ども達の急な体調不良にも対応できるようにシフトの調整をしてもらいました。そのため入院の前後はひたすら残業が続き、いつも以上に私はワンオペ状態でしたがなんとか乗り切りました・・・これが入院よりも辛かったかも。

今回の入院は日曜日～火曜日の二泊三日だったため、日曜日の午前中に私が入院した後、子ども達が好きなゲームセンターやイオンに行ったり、お風呂は銭湯で済ませ、夕食は外食。
夫にあまり負担をかけないよう、そして子ども達は悲しい思いを極力しないよう、初日は楽しいこと沢山の一日に決めました。

二日目は月曜日。幼稚園のお弁当を作らなくてはならないため、ここが夫的には山場だったようですが、気合を入れてお弁当を作ってくれ普段私が作っているお弁当より豪華で美味しそうなお弁当が出来たようです（笑）
おかずはほとんど詰めるだけにしておき、朝ご飯の用意も魚を焼くだけ、おかずを盛り付けるだけ、の状態にしておいたので、パパ一人でもなんとか時間内に小学校、幼稚園それぞれに送り出せたようでした。
そしてこの日は小学校の後は長男は放課後等デイサービスへ、幼稚園の後の長女は児童発達支援事業所を利用させて頂きました。いつもと異なる曜日でしたが事前に事業所の方にも事情を説明し、利用させて頂けることに。ママが入院中のためいつもより不安定な様子があるかもしれないので、メンタル面のケアをしてほしいこともお願いしました。退院後に各事業所の方にお礼を伝えましたが、子どものことのみならず親の私のことまで心配して下さり、頼らせてもらえて良かったと実感しました。

火曜日の朝も前日同様子ども達を送り出し、私は午前中に退院。子ども達が帰宅する時には家にいて迎え入れることが出来ました。
事前に入院日時がわかっており期間も短く、準備期間もあったので、今回の私の入院ではさほど子ども達が不安定になることなく生活出来ていて一安心でした。

ママが入院することを伝えたタイミングと子ども達の反応

入院するにあたり、いつ、どのタイミングで子ども達に伝えるのか、とても悩みました。
長女が生後3か月の時に2週間ほど入院することになり、母子入院で私も長女と入院したことがあったのですが、当時年中で5歳だった長男は非常に不安定になり、夜泣きやおねしょ、爪嚙み等今までになかった行動が出てきたことがあり、特に長男が不安でした。
学校での生活を最優先に考え、入院二日前の金曜日の夜、お風呂上りにサラッと「ママ、歯を抜くことになったから、日曜日から入院してくるね～火曜日には帰ってくるから！」と伝えると「え、ママ、死んじゃうの・・・？」と長男。「死なないから大丈夫だよ」と伝えはしましたが、早速今までになかった指しゃぶりが始まり、その日の夜は珍しくおねしょもありました。
ただ入院を伝えた直後が一番不安定で、翌日以降は特に不安定になる場面はありませんでしたが、退院した今は私が寝ている横じゃないと眠れない状態なので、きっと寂しかったんだろうな、長男なりに我慢してくれていたんだなと思いました。

3歳の長女にも同じタイミングで入院することを伝えましたが、わかっていないのかこちらは「そうなの～」とだけのお返事（笑）長女が生まれてから離れて夜を過ごすのは初めてでしたが、こちらは「ママいなくて寂しい」と言う場面はあったようですが不安定になることはなく、いつも通りマイペースに過ごしていたようです。(良かったけどちょっと寂しい)
ただ長女も私が退院して来てからは私が寝ている横じゃないと眠れない状態です。長女なりに頑張ってくれていたんだなぁと思いました。

退院してから

親知らずの抜歯の手術は成功しましたが、両頬がとんでもなく腫れ、内出血で顔色も凄いことになっている現在。子ども達がとにかく優しく労わってくれています（笑）
今までなんとなくママは無敵！と思われていたようなのですが、ママだって体調を崩すこともあれば入院することもある。そのことに気づいたのか、一生懸命に私のお世話をしてくれています。
子どもに心配、迷惑をかけないのが一番！とは思いますが、人を思いやる気持ちに気づいてくれたのでは？と思いました。
そして一家の中心の母親がいなくなるってなかなか大事ですが、意外となんとかなるものだと感じました。
子ども達と日々向き合うためにも、ママが元気で健康でいるのが一番！ママ自身の体調を整えることもとっても大事なことだと痛感した今回の入院でした。