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50平米2LDK・個室なしでも集中できる!わが家の在宅ワーク環境

わが家は夫婦で交互に在宅勤務をしています。どちらかが家にいることで、仕事をしながら子どもの対応もできるので、共働き家庭にとってはとても助かる働き方です。ただ、わが家は50平米の2LDKに家族5人で暮らしていて、親子ともに個室はありません。そんな環境でも快適に仕事ができるように、リビングの一角に在宅勤務のスペースをつくりました。
仕事に集中できる環境を整える
在宅勤務を始めた当初は、ダイニングテーブルで仕事をしようとしましたが、これがなかなかうまくいきませんでした。食事のたびに片づけが必要で、そのたびに作業が中断されるし、仕事モードと生活モードの切り替えもうまくできません。そこで思い切って、リビングの一角に仕事専用のスペースを確保することにしました。
机をどこに置くかも重要なポイントでした。わが家では窓に向かって机を配置しています。視界に部屋の様子が入らず、散らかっていても気になりにくいためです。

リビングに馴染む仕事スペースを目指して
仕事スペースを確保することはできたものの、最初は「オフィス感」が強すぎるのが気になっていました。昇降式の回転椅子やタイルカーペットは、どうしてもリビングのインテリアに馴染まず、家でリラックスできない感じがしていたんです。
そこで、家具を少しずつ見直していきました。たとえば、机は無印良品のシンプルなものを選び、椅子はインテリアショップで気に入ったものを購入。さらに、リビングに馴染むラグマットを敷いたことで、ようやく落ち着いた雰囲気になりました。仕事に集中できるだけでなく、休日にはリラックスできる空間になったのは大きな変化です。

個室がなくてもパーソナル空間を確保する工夫
50平米の2LDKでは、誰にも個室はありません。でも、「ここは私の場所!」と思える空間があると、さらに家でも居心地が良くなると思います。わが家では、部屋をゆるく仕切ることでパーソナル空間を確保しています。ふすまで区切ったり、パーテーションを置いたりするだけでも、視界に入る情報が減り、集中しやすくなります。
最近では、夜になると長女もこの在宅勤務スペースを使うようになりました。ひとりで落ち着いて作業したいときにちょうどいいようで、「ここ、意外と使いやすいね」と言っています。今後も家族みんなでスペースを共有しながら、それぞれが心地よく過ごせる工夫をしたいなと思っています。

さいごに
在宅勤務スペースづくりを工夫したことで、狭い家でも快適に働けるようになりました。仕事と生活を切り替えるためにリビングの一角に仕事スペースを確保し、机の配置を窓向きにすることで集中力もアップしました。さらに、リビングに馴染む家具を選んでオフィス感を抑え、仕切りを活用してパーソナル空間を確保することで、家族がそれぞれ心地よく過ごせるようになりました。
狭い家でも、ちょっとした工夫で快適に働くことができます。在宅勤務が続く限り、家の使い方もどんどんアップデートしていきたいですね。