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想像以上に検査が大変!4歳長男が眼鏡を作ることになった話(前編)

眼科で遠視を指摘され、初めての眼鏡を作った4歳長男。検査が想像以上に大変だったので2回に分けてレポートします。今回は前編です。
きっかけはアデノウイルス罹患
昨秋に長男がアデノウイルスに罹患しました。
目が充血し、痒がったので眼科へ受診したのですが、先生から「ちょうど4歳なので、アデノが治ったら一度視力検査をしてもいいかもしれないですね」と言われました。
居住地域では、4歳の誕生日前後に市から自宅で行う視力・聴力検査の用紙が配布され、自宅検査後、保育園(または幼稚園)に提出、結果内容によっては市から連絡がくることになっていました。
既に提出した後で、自宅検査の結果も特段問題なかったのですが、確かに一度病院で検査するのもいいかも、と思い軽い気持ちで検査の予約を入れました。
数週間後に眼科へ行き、早速検査をし始めました。
一番最初は、よくある「気球を見る機械」(オートレフケラトメーターといって、屈折の度合いを検査して、近視・遠視・乱視の度数の目安を測るそうです)を使ったのですが、これが大変。
頭は揺れるし、あごを台にずっと載せらせないし、瞬きはするし・・・
本来大人であれば2分もかからないはずなのに、10分近くかかりました。
次に、またまた視力検査でおなじみの「Cのようなマーク」(ランドルト環というそうです)の検査をしました。
これは本人もゲーム感覚で楽しめて、割とあっさり終了。
視力は右1.5、左が1.2でした。

検査の結果は・・・?
検査後の診察で、先生からは「遠視が強く出ていて、このままでは視力が落ちていくかもしれません。今度は特殊な目薬を差してからしっかりした検査をしましょう」とのことでした。
気軽な気持ちで検査に行った私はびっくり!と同時にショックでした。
私自身目が悪く、緑内障の家族もいるので、目には気を付けていたつもりでした。
スマホやタブレットは殆ど触らせておらず、テレビとの距離もきちんと取っていたはず。
しかしながら、先生からは絵本を読む姿勢や、読んでいるときの部屋の電気の明るさを指摘され、聞かれたときにあまり意識していなかったことに気づきました。
電気はなるべく明るく、絵本を寝転んで読まず、腕から少し離した距離で読むといいそうです。
今度は時間がかかる検査と言われたので、翌月の朝早い時間帯に予約しました。
目薬を入れた検査の様子は
翌月、再度眼科へ行き、今度は到着して早々に目薬を差しました。
目薬を差してから1時間ほど待機し、そこから検査が始まります。
目薬が苦手な長男はまずこれが一苦労でした。そして、その目薬が少ししみるものだったようで、「いたい~~」とイヤイヤ。何とかなだめて、両目を点眼しました。
どうやらこの目薬、瞳孔を開く目薬だったようです。
目薬を差してから10分程経ってから、絵本を読んでいた長男が
「文字が読めない・・・」
絵本も読めない、病院内だから歩き回れないし遊べない。この状態で40分程、ひたすら待つ。
待つ。
待つ。
遠くの景色は多少見えたので、窓から見える電車で気をそらしたり、壁に書いてある絵や色を当てるクイズなどをしましたが、非常に大変でした。
目薬を差して1時間後、ようやく検査室に呼ばれました。
最初は前回と同じ気球をみる検査で、ここでも相変わらず頭をグラグラするためひと悶着。
次のCマークの視力検査も、前回ほどの新鮮さはなくなり、最初はきちんと椅子に座って検査を受けられたのですが、周りに意識がいくように。
また、この検査の途中から、黒縁のレンズのない眼鏡をかけて色々レンズを入れて視力を確かめるようになり、レンズや眼鏡が気になる長男は検査どころでなくなってきてしまいました。
レンズをかけたまま今度は「レッドグリーンテスト」、赤と緑の画面上に映るどちらの◎が見やすいか、という検査をして、ここでも眼鏡のレンズが気になって仕方ない&あいまいな答えが続き、私も(そして検査してくださった方も)疲れ切って検査終了。ここまで30分はかかったと思います。
病院に到着して既に2時間は経過し、長男の不満は増すばかり・・・
ようやく診察室に呼ばれると、衝撃の一言が。
「この結果だけでは、眼鏡が必要かわからないので、今度は目薬なしの検査を再度しましょう」
という訳で、更に再度検査することになったのでした。。。
後編へつづく………