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【耳の病気】入院と付き添いの2泊3日・手術入院から退院

前回に引き続き、次女の耳の病気である先天性耳瘻孔(じろうこう)が腫れが治らない為、除去する手術で入院した話です。
入院してからの様子と処置について記録します。
(掲載の写真は許可を得て撮影しています)
入院初日の主な流れ
入院日初日は、10時迄に入院の小児フロアへ直接行くよう予め伝えられていました。
部屋に案内してもらうのと、面会カードの申請と受け取りをしました。
病室での面会は感染対策の為、基本的に大人だけに限定されていると思っていた方がいいです。
中学生以上が可の表示がありましたが末っ子3歳が居るので、夫のみ申請しました。
ただし『デイルーム』というフロアの公共エリア的な場所では、子どもも面会カードがなくても面会可能でした。
幸い入院日は休日だったので、家族全員で病院へ行き、入院の次女も心強そうに見えました。
デイルームで家族面会以降の流れは以下の通り
・書類確認
・院内フロア説明
・検温
・血圧
・心音
・酸素飽和度確認
・脈確認
・尿や便の時間と回数の記録
この日は翌日の手術に向けて、21:00以降水分のみ(21:00〜翌6:29水分のみ可)
翌日6:30〜飲食不可となっていました。

入院2日目(手術日当日)
手術日当日の手術までの流れは
6:00起床
6:30〜断食
手術の前までの空き時間は
体力を持て余し、Wi-Fiの繋がるデイルームでYouTubeを見ながらダンスしてました(笑)
デイルームの理由は、院内Wi-Fiが繋がるのがその場所だったから。
ちなみにその時は私達親子以外には誰も居なかったので、YouTubeを静かに流してダンス。
その後は…
8:10〜手術着に
8:30〜手術室へ移動
8:40〜手術開始
9:40〜手術を終え病室へ戻る
手術室に向かう後姿は不安で心細い様子で、母は胸がキュッとしました…
手術自体は30分程度で終わるようですが、子どもの耳瘻孔の手術は全身麻酔です。
術中の呼吸確保の為、気管に管を通す処置があり、部分麻酔より処置に時間を要します。
それでも1時間後には病室に戻ってこれていたので、問題なくスムーズに終わったことが伺えました。
執刀医の先生からも手術が滞りなく終わった旨を教えていただき、ほっとしました。
以降、3時間までの1時間おきに検温や点滴チェックがあります。
術後病室に戻って1〜2時間は寝たり覚めたりを繰り返していましたが、3時間経過した12:45頃にはすっかり目が覚めたようでした。
「お腹すいた」
「ご飯まだ?」
「なんで食べちゃいけないのー!(泣)」
食いしん坊からずっと文句言われ、泣かれ、なだめるのが大変でした。
手術後3時間は枕NG、飲食NGなんです。
全身麻酔だった為、3時間は時間をおかないと誤嚥の危険があるそうです。
次の食事タイミングである15:00〜、食待ちパンと言う名のおやつが提供され、その時の笑顔ったら(笑)
翌日の午前中には退院となり、生活や行動制限はなく入浴も運動も相当泥だらけにならなければ良いとのことでした。
手術は溶ける糸を使用していただいたので抜糸の必要もなく、術後の検診も問題なく終了しました。
まだ傷口のテープはそのままですが、無理に剥がさなくても化膿しないと先生から言われました。


手術に向かう準備と心構え
病院はコンクリートでがっちり作られていることが多いので、Wi-Fiが届かない場所も多いです。
Wi-Fiが届く場所を看護師さんに聞いたり、ポケットWi-Fiをお持ちであれば、持参したりするのがおすすめです。
テレビも見られますが、時間により好みの番組がない事があるので、DVDが見られるか・借りられるのか持参すべきかも予め確認できたらした方が良さそうです。
簡単な手術でもストレスになるので、出来るだけお気に入りを集めてハードルを下げてあげたいです。
【手術】で入院言うと、子どもは怖がり拒絶モードになる場合があると思います。
次女も最初は何のことか理解していなかったのが、
手術日が近づくにつれ段々と痛いことされる…という意思が芽生えてきたようでした。
そこからは【入院】というワードは使わず、【病院にママとお泊まり】という言い換えをするようにしました。
すると、なんだかワクワクしてきたようで、事前準備も楽しそうにしていました。
誕生日に買ったクロミの小さなスーツケースを転がし、旅行気分。
退院して帰る時には、大きなミッションをこなしてレベルアップできたかも?
次女が少し頼もしく見えました(笑)

