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まさかの兄妹揃ってアレルギーだった意外なもの!アレルギー検査をして上手く共存していこう

今期から&ブロガーズとして活動することになりました。初回の記事は、アレルギー検査についてご紹介します。
息子は、最近、乳製品を食べすぎると時間差ではありますが、吐きやすい傾向にあり。『もしかしたら牛乳アレルギーかも?』との不安がありました。娘は、10カ月の時に、身体中に赤い湿疹(当時は突発性発疹ではないとの診断)ができた過去あり。『ダニ系のアレルギーがあったのかも?』の不安を確かめるために行いました。
まさかのアレルギーだった項目とは?知らぬ間にアレルゲン物質を子ども達に与えてしまっているかも…
どこでできるの?
わが家は、美容皮膚科を選択。(内科・耳鼻科でも検査はできそう)美容皮膚科を選んだ理由は、『注射針が、子ども用のもので、痛みが少なくすみそう』だから。兄妹ともに、大の注射嫌い。でも、母は、検査はしたい。アレルギー検査の方法、検査項目について、事前に問い合わせしてからの病院選びがオススメ。
検査の流れ
注射を拒絶する息子(年少)のみ、看護師さん4人に取り押さえて頂き(笑)、何とか血液を採取することに成功。→以前、内科でアレルギー検査を行おうとした時は、注射に気づいた息子が大暴走(笑)病院側から検査を断られた過去あり(笑)
検査結果は1週間程かかるとのことだったので、後日結果を確認(本人なしでもOK)するため、受診しました。
まさかの診断結果
結果は、兄妹揃ってまさかの卵白アレルギー。離乳食の時から、アレルギー反応なく、むしろ子ども達の大好物。食卓に並ぶ頻度も高く、年少の息子には半熟のゆで卵、オムレツも与えていました。2人とも、卵白以外の項目で、アレルギー反応はなかったので、特に気をつけてほしいとのことでした。
『就学前まで、卵は、生や半生は避けて、完全に火が通った状態で食べること。完全に除去してしまうと余計にアレルギー反応が強く出てしまうこともあるので、完全に除去するのはやめて欲しい』との診断でした。


検査結果の見方
《非特異的IgEの値とは?》
IgE抗体は、体内にアレルゲンが入ってから短時間で症状を引き起こす即時型アレルギー反応の原因となる抗体のこと。
特定のアレルゲンに対する反応ではなく、全体的なアレルギー反応の強さや体質を示すものとして、基準値より、高ければ高いほど強いアレルギー反応が出ていることになる。
基準値
成人の基準値は170 IU/ml以下
小児は年齢が上がるとともに基準値も上昇。
◾️1歳未満 20 以下
◾️1~3歳 30 以下
◾️4~6歳 110 以下
◾️7歳以上 170 以下


View39の検査項目
《吸入系アレルゲン》
◾️室内塵 ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト1
◾️動物 ネコ皮屑、イヌ皮屑
◾️昆虫 ガ、ゴキブリ
◾️樹木 スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)
◾️草本類 カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、オオアワガエリ
◾️空中真菌 アルテルナリア(スズカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)
◾️真菌その他 カンジダ、マラセチア(属)、ラテックス
《食物系アレルゲン》
◾️卵 卵白、オボムコイド
◾️牛乳 ミルク
◾️小麦 小麦
◾️豆・穀・種実類 ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米
◾️甲殻類 エビ、カニ
◾️果物 キウイ、リンゴ、バナナ
◾️魚・肉類 マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉
《アレルゲン項目 クラスの数値》
アレルゲン項目ごとにクラスが0〜6に数値化されていて、数値が高ければ高いほど、アレルギーを発症する可能性が高くなったり、症状が重くなったりする場合がある。
一般的には、クラス2〜6がアレルゲンに対して陽性と診断されることが多いが、数値が低くても、特定の項目のみ数値が出ている、症状がある場合はアレルギーと診断されることもある。


まとめ
アレルギーは、私たちの生活にとても身近なもの。検査結果が、アレルギーではないと思った項目で陽性になることも…
いつもは平気でも、ちょっと体調が悪いなと思う時に、アレルゲン物質を摂取してしまうと反応が強く出ることもあり。検査を行って、適切にアレルゲン物質に恐れを持つことで、安心・安全な暮らしができるのではないでしょうか。
新生活の安心材料に!アレルギー検査を!
アレルゲン物質を理解して、上手く共存していこう