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学習ボランティアで取得した子育て技!

学習ボランティアで取得した子育て技!

この1年私は息子が通っている小学校で放課後子ども教室の学習ボランティアに参加させていただきました。子ども3人を育ててきて、他の子どもとの共通点や上手くいくコツをこの1年で取得しましたのでご紹介します!

放課後子ども教室の学習ボランティアとは

小学校ごとに存在したり、存在しなかったり、ルールが違うと思うのですが、息子(小2)が通う小学校には学校が終わってから参加できる放課後子ども教室というものがあります。
校庭などで遊べる外と空き教室を使っての学習教室があります。

そこの学習教室で1年間ボランティアをしてみました。
対象の子どもは小学校に通っている子どもで登録していたら誰でも参加できます。
私の仕事内容としましては、参加した子どもに名前や学年、クラスを記載してもらってから勉強の補助です。
主に宿題をやっている子がほとんどです。宿題の分からないところを教える、音読を聞く、丸つけをするなどご家庭で親御さんたちがやっていることをしているイメージです。
1ヶ月ごとのシフト制で長いと3時間以上、短いと2時間弱です。
1回に1~2人のボランティアで対応します。
毎回の利用人数は10~20人。

こんな時どうする?

学習教室に参加させていただき、男女3人子育てしてきて得た知識や技が他の子にも通用したのでご紹介します。

やる気が起きない子どもの声掛け

学習教室に来たと言うことは自ら勉強する!ということで来たはずですが、入って来た瞬間からネガティブなことを大きな声で言っていたり、なかなか勉強に取り組まない子も少なくないです。でも、まず来たこと自体すごいので、とにかく共感することと褒めまくります!

宿題がヤダ!という子に対して
「宿題やだよねー、でも嫌なのにここに来たのは本当に偉いよ!終わったら何する??」
この声掛けは今のところ全員に通用していてすぐに取り組んでくれます。

関係ない話を長くして宿題に取り組まない子に対して
「今日の宿題何?どれからやる?わーすごい今日多いね、これは終わらないかもね。」
あえてネガティブなことを言うと
「え?こんなの楽勝だよ!これなら簡単だからすぐできちゃう!」
そんな事をいいなが、やる気スイッチが入ります。

他の子の妨害してくる子、大声を出す子に対して。

勉強してる子に関係ない話をしてきたり、大声を出してる子に対しては注意をするのではなく、褒める!をしてます。

褒めると言ってもその妨害してる子を褒めるのではなく取り組んでいる子を誉めます。特にその子より年下の学年の子を褒めまくります。
例えば騒がしい子が2年生なら勉強している1年生に「◯◯くんはすごい集中力だね!すごい!もうこんなこともできるんだ!1年生すごいなー」
すると1年生のやる気もアップして2年生は自然と妨害するのをやめて宿題にとりかかります。その時にその子にもすごく誉めます。その時のポイントはちょっと声低めで本気度が高い感じで笑
「あー!やっぱり2年生は違うね、注意する前に辞めたもん。うん、やっぱりすごい!1年生の見本だなぁー」
みたいな感じで独り言のような雰囲気でしみじみと言います。

騒がしい子が複数人いる時には謎のカウントダウンを突然始めます。「5.4.3...2....1」すると他には何も言ってないのですが、取り組んでくれたり、とりあえず静かになります。


あと、特に男の子に共通するのですが、やめて欲しいと言ったり、嫌がるとなかなかやめなかったり、エスカレートします。なので行動に対しては言い方はひどいのですが無視というか飽きるまで待った方が早いような気がします。

これも共通点だったのですが妨害する子はかまってほしい、注目して欲しい!話を聞いて欲しい!みたいな愛情不足みたいなものや悩みを抱えてる場合が多く、話を聞いてあげると根本的な原因が見えてきます。そこを解決すると別人になったかのようにその後の振り幅がすごいです。
一見無駄な動きに見えることも子どもたちなりのSOSなのかなぁ?と思いました。

マイペースな子や終わらない子に対して

集中していてもペースはそれぞれです。15分前に来る子もいます。
時間になってから「早くして!」と言うのではなく、30分前くらいから残りの時間を伝えます。
5分前になったら終わらなかった分はおうちでするように伝えます。
1年生には長い針がここに来たらなどで伝えます。

この1年での成長と先生への感謝

学習教室に来る子ども達はほとんどが低学年です。来る子もだいたい決まっているのでこの1年の成長を見られて人の子ながら驚きと感動でした。初めのうちは1問解いてはうろうろしちゃってた子やなかなか取り組めなかった子も今では1番に終わらせる!と張り切ってみたり、妹が生まれてお母さんに甘えられない寂しさがあった子も今では妹のめんどうを見ていたり、音読が嫌いで飛ばしていたりズルをしようとしていた子も今ではスラスラ読めるようになっていたりと1ヶ月に数回の1~3時間くらいの時間でしたがそれぞれの成長を感じました。
そして大変なことも多かったけど、たかがこんな少ない時間の少人数。それを思うと毎日20人以上の児童を1人で見ている先生って・・・本当に感謝してもしきれないくらいありがたいです!!

この記事を書いた人

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東京都

aaco

お菓子作り、収納、お掃除、おうちもおでかけも大好き3人のママ

調理師免許 アイシングクッキーマイスター

長女(大学生)長男(高校生)次男(小学生)、夫の5人家族!子育て経験が長いからこそわかることや悩みを共有したい!毎日楽しく、いい加減な私なりの手抜き術?も発信

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