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双子でも朝バタつかない!登園もスムーズになるわが家のゆるい仕組み

朝は毎日のことだからこそ、バタバタせずにスタートできたら理想的。
双子育児真っ最中のわが家、実は朝けっこうスムーズ。その理由は、「子どもが“自分で選べる”仕組み」と「がんばりすぎない朝のルール」にありました。
完璧じゃなくていい。だけど、バタバタが少しマシになる朝は、作ることができる。今回は、そんなわが家の「ゆるい工夫」と「やらない」と決めたことをご紹介します。
朝の時短ルーティーン
朝の時短を実現させるため、洋服は「何着る?」から「どっち着る?」に変更。2〜3パターンのコーディネートから選ぶスタイルにしました。
特に苦戦した娘の髪型は「今日はアナ?エルサ?戴冠式バージョン?」とメニュー化。三つ編みなのか1つ縛りなのか、やり直しがないようにイメージできる髪型から選んでもらうように心がけています。
髪型にアレンジを加えたくなったら、「お休みの日にゆっくり相談しようね」とお気に入りの髪型を見つける時間も確保すると、平日の朝はスムーズに。
“自分で決める”ことが、子どもたちの朝のエンジンをかけてくれています。
そして、起きた順に朝ごはんスタート。同時に食べさせようとはせず、起きた子から準備して出すようにしています。
双子でも「同時進行をしない」ことで、待たされるイライラが減り、気持ちに余裕が生まれました。双子育児=てんやわんや、というイメージをいい意味で裏切れる、わが家のゆるいルールです。
朝がスムーズになる!“ゆる工夫”BEST3
1.着替えてから朝ごはんで「体のスイッチON」
わが家では、起きてすぐに着替えを済ませてから朝ごはん。これを習慣にしてから、眠たさを引きずらずに動けるようになりました。「ごはんを食べる前に身支度を整える」だけで、体も気持ちもお出かけモードに切り替わるようです。
2.朝はテレビOKでモチベUP!
普段は食事中にテレビや動画を見せないルールのわが家ですが、登園日の朝だけは特別にOK!これがちょっとした“ごほうび”になり、「早く準備してテレビ観たい!」と自分から動くきっかけになっています。
3.起きた順に食べる“順番制”が効果的
「双子だからって、同じタイミングにこだわらなくていい」そう思えるようになってから、朝のトラブルがぐっと減りました。それぞれのペースを尊重して、準備ができた子からごはん。“自分のペースで順番を守る”というルールが、子どもに安心感を与えているようです。
ストレスのない朝のために“あえて諦めたこと”
完璧を目指すと、イライラが増える。だからこそ私は、あえて「やらない」と決めたことがあります。
- みんなで「いただきます」はしない
起きた順に食べるスタイルなので、誰かが食べ終わる頃にもう一人がスタートすることも。「一緒に食べなきゃ」にこだわるのをやめてから、全体がスムーズになりました。その分、夜ご飯と休日の3食はみんなで「いただきます」するようにしています。
- 朝、お味噌汁は作らない
朝の一品は、なるべく簡単に。離乳食期から「朝必ずお味噌汁を作る」と決めたマイルールを破りました(笑)。こだわりを手放したら、ぐんとラクに。
- 全部食べなくてもOK、ジュースだってOK
朝は“食べること自体”を大切に。全部食べなくても、お腹が満たされればよし。あまり飲みすぎて欲しくないジュースも、“登園の活力”として活用!
- 洗濯バサミハンガーは“つけっぱなし”
以前は「片付けるのが当たり前」と思っていましたが、平日は洗濯バサミハンガーをつけたまますぐ干せる状態で置いておくことに。外から見たらちょっと恥ずかしいと思っていましたが、見た目の整えより“今の自分にちょうどいい手間の省き方”を選んだら、朝の家事もグッとラクになりました。
「時間を共有する」だけは、徹底
わが家には、「決めた時間に家を出る」というルールがあります。
毎朝決まった時間を軸に、「今は◯時◯分だよ」「あと10分だよ」と時計を使って“時間感覚”を共有するようにしています。
子どもにとって“時間”って抽象的。でも、繰り返し伝えていくうちに、「今は準備する時間」「もうすぐ出発だね」が少しずつわかってきたように感じます。
もちろん、時間通りに出発できない日も多いですが、子どもが時間を意識し「長い針が4になったよ」「そろそろ行く時間?」と言い出すようになりました。
朝のイライラ、少しでも減らしたいから
完璧じゃなくていい。“ゆるいけど整ってる朝”が心地いい。朝って、毎日のことだからこそ、整えたくなる。
でも、完璧じゃなくていいんです。がんばらなくても、ちょっとした工夫や“やらないこと”を決めるだけで、朝の空気がガラッと変わります。
わが家の朝は、ゆるいけれど整いはじめてる。それが、私と家族にとって一番心地よいリズムです。思い通りに進まなくてもいい、子どもの成長とともにルールを変えていけばいい。そんな気持ちの余裕も大事ですよね。
読んでくださった方が、自分らしい朝のヒントを見つけられますように。
完璧じゃなくていい。
子どもたちと笑顔で「行ってきます」できれば、それでいい。