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毎朝泣いていた息子が、自分の足で歩き出すまで——登園しぶりとの7ヶ月間の記録

今期から&ブロガーズとして活動することになりました、SATOMIです。
毎朝泣く息子を抱きしめながら、心の中で思ったこと。
「いつになったら、笑って登園できる日が来るんだろう」
年少で入園した4歳の双子。
娘は1ヶ月ほどで笑顔に。
でも息子は——10月頃まで、毎朝泣いて登園していました。
そんな息子が、自分の足で歩き出すまでの「登園しぶりとの7ヶ月間の記録」と、入園前にやっておいてよかったことをご紹介します。
双子でも全然違った、入園のスタートライン
入園当初、「ふたりの気持ちを丁寧に受け止めたい」と夫婦で話し合って、慣れるまでの1ヶ月間ほどは4人揃って送迎をスタートしました。
ところが、慣らし保育が始まると反応はまったく違いました。
娘は号泣スタートだったけれど、1ヶ月ほどで笑顔に。
一方で、息子は最初こそ落ち着いていたのに、慣らしが終わる頃から「行きたくない」と泣くようになりました。
そこから7ヶ月間、息子の登園しぶりが続きました。

「行きたくない」は、突然やってくる
朝起きてすぐに「今日は行きたくない」と泣く日もあれば、
玄関の前で足が止まってしまう日も。
「寂しい」「離れたくない」「怖い」と、
泣きながら抱きついてくる息子を、毎朝ぎゅっと抱きしめながら登園しました。
特に辛かったのは、「園に行ったら好きな遊びができない」と言っていたこと。
家では大好きな動物のおもちゃで自由に遊べるのに、園ではそうはいかない。
“自分の好き”が置いていかれる感覚が、息子にとっては苦しかったのかもしれません。
私ひとりで双子を連れて行っていたら、とても対応できなかったと思います。
毎朝、夫婦で一人ずつ抱っこして登園していたからこそ、
息子は泣きながらも一歩を踏み出せたのだと思います。

「何があっても味方だよ」——毎日の声かけと抱きしめ
朝が来るのが、私にとっても憂うつでした。
でも、そんな中で大事にしていたことがあります。
それは、毎朝・毎晩「大好きだよ」「何があっても味方だよ」と伝えること。
泣きながらも教室に入っていく息子の背中を見送る時、私も涙を流しながら「子どもの心に残るのは、“行かされた”記憶じゃなく、“それでも味方がいた”という感覚であってほしい」と信じていました。
少しずつ、前を向くきっかけになったこと
先生にも、たくさん相談しました。
そんな中で、先生が息子の「好き」に目を向けてくれたことが、大きな転機になりました。
息子の好きな動物や絵本をクラスの題材に取り入れてくれたり、折り紙で動物を折ってくれたり。
「園にも自分の好きがある」ことに気づき始めた息子は、少しずつ表情がやわらぎ、行き渋りの時間が短くなっていきました。

成長は、目に見えるカタチでやってくる
7ヶ月間、毎朝抱っこで登園していた息子が、春には自分の足で歩いて、家から教室まで行けるようになりました。
「今日は泣かないでいけるよ」と言った日のこと、きっと私は一生忘れないと思います。
先生に「おはようございます」と自分から挨拶をして、自分の荷物を持って、靴を履き替えて。
涙をこらえながら、それでも一歩を踏み出していく姿に、小さな体の中にある大きな成長を見せてもらった気がしました。

入園前にやっておいてよかったこと
入園前にやっておいてよかったこと
これから園に通うご家庭に、我が家の経験から「やっておいてよかった!」と感じたことをご紹介します。
・夫婦で送迎や朝の流れについて“入園前から具体的に相談”しておいたこと
・好きな遊びや絵本をリスト化して、先生に共有しておいたこと
・送迎時間に余裕を持つよう、仕事の時間を調整したこと
・「今日はどんな気持ち?」と話せる時間を、朝だけでなく夜にも作ったこと
特に「子どもが安心するキーワード」や「落ち着くアイテム」を事前に把握しておけたことは、大きな助けになったと感じています。
きっと何十年経っても思い出す、あの朝
あの7ヶ月があったからこそ、私は「子どもの感情に寄り添う」ということを学ばせてもらいました。
・泣く理由を知ろうとすること
・成長を焦らず見守ること
・夫婦で共有して支え合うこと
・「子どもはきっと、乗り越える力を持っている」と信じること
娘はスムーズに通えたからこそ、息子の姿からは、幼少期にしか得られないかけがえのない“気づき”と“時間”をもらえた気がしています。
きっと何十年経っても、私はこの7ヶ月のことを思い出して、息子を抱きしめたくなるでしょう。泣
もし今、毎朝の涙に心を痛めているママや、これから園生活が始まるお子さんをもつママがいたら、こんなふうに声をかけたいです。
「大丈夫。うまくいかない日があっても、それは“がんばってる証”です。
泣いた朝も、きっと宝物になります」