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自然育児を満喫!在宅ワーク×双子ママ

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子連れで地方移住したら、遊具がなくても遊べるようになった話

子連れで地方移住したら、遊具がなくても遊べるようになった話

「ここ、遊具ないけど、どうする?」と聞くと、「じゃあ、石でアイスクリーム屋さんやる!」
そう言って娘が拾い集めたのは、地面に転がる石。
子どもって、ほんとは“何もない”場所でこそ、一番自由に遊べるのかもしれません。

狭い公園の遊具でばかり遊んでいた双子が、自然豊かな千葉県勝浦市に移住し「遊び方が激変」したエピソードをご紹介します。

遊ぶ場所は「公園だけじゃない」

勝浦に移住する前は、遊び=公園=遊具という感覚でした。
「この遊具は対象年齢外だ」「小さい子はこの遊具で遊ぼう」そう言っては、“遊びの選択肢”を大人が決めてしまっていたように思います。

しかし今では、海辺や森、畑道すら、わが家の“遊び場”。
流木を組み合わせて「橋を作る」、石で「ケーキを焼く」、葉っぱで「お店やさんごっこ」。今では「泥水でコーヒー」を淹れてくれます。笑

どれも、“遊びの設計図”なんてない、自由で、楽しくて、夢中になれる。
いつでも遊びの先生は「自然」なんだなと感じました。

同時に、ママやパパのちょっとした一言で、子どもたちの想像は自由に膨らむんだということも学びました。

「遊具のない公園で何して遊んでるの?」と聞かれて…

ある日、「えっ、遊具のない公園で何して遊んでるの?」と聞かれて、「確かに…」と考えハッとしたことがあります。

わが家のパパは、遊びの天才。どこでもなんでも、遊びにしてしまうんです。
たとえば…
-「この石、アイスのコーンに見えない?」と手渡してみたり
-「この枝、釣りざおみたいじゃない?」と水たまりに当ててみる
そうやって、パパが“何かになりそうな素材”を渡すだけで、子どもは自分で遊びを展開していきます。

私にはなかなか出来ないこと。パパのマネをして遊びを広げられるようにはなりましたが、向いてないのかな?としんどくなる日もあります。

子どもと遊ぶ辛さを回避するために

毎日子育てしていれば、「一緒に遊ぶの、しんどい…」と思う日もありますよね。
そんな時、私は“子どもに合わせる”のをやめて、自分の好きなことに子どもを巻き込むようにしています。

- 歌やダンスが好きな私は、「お山の上で発表会しよう〜!」と音楽タイムを開催
- ちょっと体が重い日は、「ママのダイエットに付き合って〜」と公園一周マラソン
- 生理でしんどい日は、「ママはレジ係なので葉っぱ商品いっぱい持ってきてください〜」と、自分が動かず子どもを動かすごっこ遊びに切り替えたり

そんな風に、自分に無理をせず、“自分の得意や状況”を活かした遊び方にするだけで、「ちゃんと遊ばなきゃ」というプレッシャーがふわっと軽くなりました。

地方移住してできた、特別な“遊びの先生たち”

そして今、わが家には特別講師とも呼べる“遊びの先生たち”がいます。
それが、近所の小学生たち。

「双子ちゃんいる?」「今日も遊ぼうよ!」と、学校終わりに公園で遊んでくれるお兄さんお姉さんたち。
4歳のふたりと本気で鬼ごっこしてくれたり、遊びを一緒に考えてくれたり。その姿に、何度も何度も感動しています。

子どもたちは、そうした年上の子から
- 遊び方
- 挑戦する勇気
- 小さい子にやさしくすること
など、楽しみながら吸収しているように思います。

以前は、年齢が違う子どもに声をかけることすら、勇気がいることでした。でもここには、年齢や立場を超えて育ち合う空気が息づいている。これも、わが家の地方移住のかけがえのない副産物だと感じています。

観光客の家族連れに「たくましいですね」と言われて

観光客の家族連れに「毎日この環境にいると、こんなにたくましくなるんですね」と声をかけていただき、一緒になって遊ぶことも増えました。

勝浦は猛暑日がなく、夏休みも毎日外遊びができる「家族連れに適した環境」だと思います。夏休みこそ、外遊びや自然体験ができる場所で、子どもたちにたくさんの経験をさせてみてはいかがでしょうか?

地方移住して、遊び方がダイナミックに。
この夏はぜひ、わが家の移住先「千葉県勝浦市」へ遊びに来てみてくださいね。

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SATOMI

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双子ママ ダンス講師

動物好きの息子&プリンセス好きの娘を育てる双子ママ。自然を求めて勝浦へ移住。在宅ワーク&ダンス講師をしながら、親子で楽しむ自然遊びを発信中。夢は双子と世界一周!

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