公開 :
便利な時代に園の持ち物をあえて手書きにする理由

お名前シール、お名前スタンプ、お名前入りえんぴつ。
入園入学準備で大活躍の便利グッズ。
特に、字を書くのが大変な小さい文具への名前書きには、本当に助かっています。
しかし、我が家では必要以上にお名前入れ便利グッズに頼らないよう心がけています。
その理由は、幼少期の自分の実体験にありました。
新生児期終了とともに産休終了した母
私は、平成元年生まれのママです。
同世代のママさんに、ぜひご自身のご両親に尋ねてみて欲しいことがあります。
「産休いつまでだった?」
私の母はバリバリのキャリアウーマンだったので、当時の産休期間は1ヶ月。
つまり、新生児期終了とともに仕事復帰しなければならなかったそうです。
祖父母と同居し、常に生活を共にしていたおかげで困ることはありませんでした。
しかし、私はとても寂しく感じ、小学生になっても常に母の姿を追いかけていたことを今でも鮮明に覚えています。
寂しさを埋めてくれたもの
そんな私の寂しさを埋めてくれたものが、「母手書きの自分の名前」でした。
園や学校でふと寂しくなったり落ち込んだ時に、お名前記入欄に手書きで書かれた母の字を見ると、とっても安心したんです。
持ち物すべてに名前が書いてあるわけですから、カバンを探さなくてもすぐ見つけられるので、いつでもすぐそばに感じられた気がしました。
便利な時代に、大切にしたいもの
お名前シールのおかげで、時間や心に余裕ができたり、苦手なことをせずに済むという有難いこともたくさんありました。
ただ、私自身が母の書いた字に励まされたように、いつか子どもたちが私の書いた字を見て励まされることがあるかもしれない。
そう思ったら、目に止まりやすいものだけでも、自分の字で書こうと思うようになりました。
「ママが書いた自分の名前の字を見て、元気が出たよ!」
いつかそんな風に言ってくれたら、下手で恥ずかしいなと思って書いたこともその時間も、無駄にはなりませんよね。
私の実体験で、そんなこともあるんだ!と思ってくださった方はぜひ。
「ママがそばにいるお守り」として、何か1つ、手書きでお名前を書いてみませんか?