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登園しぶりが続いた息子にしてよかった3つのこと

最初は笑顔で登園していたのに、数日経つと「行きたくない」と涙を流すようになった息子。
「遊びたいことができない」「お友達とまだ馴染めない」「ママに会えないのが寂しい」——。
今だけだとわかってはいても、朝が来るのがつらい日が続きました。
そんな息子が少しずつ前を向けるようになった、わが家の“3つの習慣”を紹介します。
1. 毎朝、“大好きだよ”を抱きしめながら伝える
泣いていても、笑っていても、毎朝変わらずにしていたのは、「大好きだよ」「何があっても味方だよ」と伝えること。抱きしめながら、言葉でしっかりと気持ちを届ける時間を作りました。
「ママはいつも味方だよ」の気持ちが、子どもの安心の土台になると信じて。
登園しぶりが続いた日々、わが家にとってこの“抱きしめルーティン”がとても大切な支えになりました。
2. 「帰ってきたら〇〇しようね」と、楽しみを約束する
「登園したあとに待っている楽しいこと」を伝えると、少しだけ前向きな気持ちになれる。
わが家では毎朝、「帰ったらアイス食べようね」「動物ごっこしようね」と、子どもの“好き”に合わせて声をかけていました。楽しみがあると「帰ったらできる!」という希望が生まれ、泣き顔もだんだん和らぐように。
小さな約束でも、子どもにとってはとても大きな励みになると感じました。
3. 「あと何回通えばおやすみ?」をカレンダーで見える化
「あと何回行けば休みなの?」と聞かれることが増えたので、予定を“可視化”するカレンダーを作りました。
避難訓練や誕生会など園行事がある日は印をつけて「見てわかる」ように。数を数えたり、今日は何曜日か確認する習慣にもつながり、見通しが立つことで子どもが安心できるように。
「あと3回がんばったらお休みだね!」と前向きにカウントできるようになりました。
今できることを大切に
笑顔が減ったわが子を見るのは、親にとっても本当につらいですよね。でも「この子は今、すごくがんばってる」と思えたからこそ、“できること”を少しずつ積み重ねていこうと思えました。
すぐに解決しなくても、きっと子どもは成長していく。
今つらい思いをしているママやパパの気持ちに、そっと寄り添えたらうれしいです。
いつか必ず来る「卒園式」を思い浮かべたら、きっと今の大変な日々さえ愛おしくなる。