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双子男児のママナース

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「もう1冊!」のループから脱出!寝る前の絵本をやめたわが家の寝かしつけ

「もう1冊!」のループから脱出!寝る前の絵本をやめたわが家の寝かしつけ

私は毎晩2歳の双子とともに寝室へ行き、寝かしつけをしています。
双子だけで寝ることはまだ難しいため添い寝しています。
夜でも体力が有り余っているので、2人だけで寝室にいても寝てくれるわけがありません。
絵本で寝かしつけようにも、次々と絵本を持ってくるため終わりが見えず、逆に覚醒してしまう始末。
今回は試行錯誤の末たどり着いた、わが家の双子を同時に入眠へと導く方法をお伝えしていきます。

なぜ寝る前の絵本をやめたのか

わが家の双子は絵本が大好きです。
私も絵本が好きなのでできれば寝る直前まで読んであげたいところですが、好きなあまり読んでいると子どもは覚醒してしまいます。
「もっと読んでほしい!次はこれを読んで!」と双子が交互に読みたい本を持ってくるので、終わりがありません。
また、絵本を読むには明かりも必要で、豆電球で読むには暗すぎますし、明るいと寝づらくなります。
加えて、横になりながら絵本を読むとなると腕も疲れます。
以上の理由から、寝る直前に絵本を読むことはやめました。
ちなみに、夕食後や寝室へ行く前に絵本の読み聞かせをしています。

絵本を使わない寝かしつけ方法

わが家の寝かしつけは、自分で物語をつくる方法です。
私が創作した物語を絵本を読むように双子に語りかけています。

わが家の寝かしつけの流れは以下の通りです。
・寝室は真っ暗か豆電球にする
・寝室で遊びだそうとする双子を「おはなしするよ」と誘って両脇にスタンバイ
・登場人物や物語のリクエストを双子に聞いてお話する
・1〜2話で寝る

暗がりの中で物語を聞いていると、わが家の双子は眠くなるようで早いと5〜10分で入眠してくれます。
それまでは1時間ほどかかることもあったので、劇的に変わりました。
双子から登場人物のリクエストを受けて、羊を数えるかのような単調な物語を頭で考えて話しています。
頭で物語を考える+寝かしつけにかかる時間が削減されたことで、自分が子どもと一緒に寝落ちする頻度も減り自分の時間が持てるようになりました。
手は絵本を持つのではなく、双子を抱きしめながら横になれるのも良いポイントです。

物語を作る方法

仕事終わりの疲れた頭で物語なんて考えられないと思いがちですが、起承転結のある物語を作るわけではないのでパターンがあれば簡単です。
私は子どもが好きなキャラクターや動物を物語に登場させています。

・好きなキャラクターが動物園を巡る
・好きなキャラクターがお祭りで屋台を出す
・絵本の物語のキャラクターを変えて話す

など少し手を加えれば、日を空けて同じ話をしても飽きにくくなります。
たまに双子を登場させたりもしますが、興奮させてしまうのであまり登場しなくなりました。

たとえば、好きなキャラクターが動物園を巡る物語を作る場合は、
・○○くんと○○ちゃんが動物園にやってきました。○○くんと○○ちゃんはゾウさんとトラさんが好きです
・まずはゾウさんを見にきました。ゾウさんは大きいですね。長いお鼻です。耳も大きいです。ゾウさんは葉っぱを食べています。
・次にトラさんを見にきました。○○ちゃんはトラさんにお肉をあげてみました。おいしそうに食べています。
・次にウサギさんを見にきました。○○くんはウサギさんを抱っこしてみました。

といった感じで、寝るまで次々に動物を出して特徴などを話しています。
お祭りの屋台も同じシステムで、「○○くんはたこ焼き屋さんをやっています」「○○ちゃんはクレープ屋さんにきました」などと話します。
もしお気に入りの絵本があれば、絵本通りでなくてもなんとなく覚えている内容を話すだけでも十分効果があります。
そのうち子どもから「このおはなしして!」とリクエストが来るようになり、わが家は同じ物語を話すことも多いです。

もっといろいろ考えて起承転結のある話をしたこともありますが、自分が文脈を考えているうちに話を続けられなくなったり、双子がお話に夢中になって寝られないなど逆効果になりました。
単調な話をゆっくり静かに、ひたすら寝るまで話す、というのがわが家では最も効果的でした。

物語が効かないときの奥の手

物語を話していても全く寝ない時があります。
そんなときは、諦めて自分が先に寝るようにしています。
すると自然と子どももそばにきて、最終的には寝ます。

そのために以下のような工夫をしています。
・寝室におもちゃは持ち込まない
→遊び出すと寝るのが遅くなるので、そばに置いておくぬいぐるみやタオル類のみ持ち込みます。
・危険を排除しておく
→柵やロックを活用したり、寝具以外のものを置かないようにしています。
・寝落ちしてもいいようにする
→「子どもが寝てからやろう」は実現できないことが多く、子どもが寝てくれないとイライラすることも。
 残った家事は夫に任せたり翌朝起きてからするなど、寝落ち前提で寝かしつけています。

おわりに

子どもが寝た後、夜の1人時間って貴重ですよね。
寝落ちしたくなくても、仕事から帰って休憩なく育児をしていると、疲れて一緒に寝落ちすることも多々あります。
寝かしつけがすんなり終わるに越したことはないですが、私は寝る前に子どもと話をしたり、添い寝することが幸せでもあります。
一緒に寝てくれる期間はあっという間に終わってしまいそうなので、できる限りは添い寝して寝顔が見られるこの瞬間を大切にしていきたいと思います。

添い寝も寝落ちも今だけの特権

この記事を書いた人

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まりあ

双子男児のママナース

看護師 保健師

2歳双子男児と夫の4人家族。普段は看護師として働いています。
双子育児中の奮闘や、子どもの病院受診・入院事情など看護師目線からお伝えします。

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