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カレーで食育?子どもも食べられるカレーを作ろう

新年度が始まりましたね。我が子が通う幼稚園は午前保育の期間が長くあり、毎日、お昼ごはん・夜ごはん、両方の準備がとっても大変……。食事の支度って、考えるだけでも本当に一苦労ですよね。
そんなときに頼りになるのがワンプレートで仕上がる「カレー」。献立を細かく考えなくてもいいから、少しはラクに作れるのがうれしいです。
みんな大好きな「カレー」のはずなのに……?
ワンプレートごはんの中でも定番中の定番、「カレー」。でも、我が子は辛くないのに「辛い」と騒いで食べてくれず、我が家ではずっとカレーを作っていませんでした。
「なにがダメなのかな」
我が家はみんなカレーが大好きなので、息子も食べられるカレーを試行錯誤。そしてついに息子が
「このカレーはすごく美味しい」と完食してくれました。
コツをおさえればおうちのいつものカレーを作りながら作ることができるので、よかったらぜひ試してみてください。
コツ(1) 玉ねぎの下処理にひと工夫
玉ねぎは飴色になるまでよく炒めると甘みが出ます。時短したい場合は、玉ねぎにひとつまみのお砂糖と油を少しかけ、600wで2分程度レンチンでもOKです。
コツ(2) トマト缶を入れる
玉ねぎなどの野菜を炒めるタイミングでトマト缶を入れ、汁気が飛ぶまで一緒に炒めます。トマトの酸味によって、爽やかで食べやすくなりました。
コツ(3) カレールーを入れる前に子ども用と大人用の鍋を分ける
大人用のカレールーは子どもには辛いことが多いかと思います。息子はバーモントカレーの甘口でも辛いと言って食べなかったので、我が家では顆粒タイプの星の王子様カレーを使っています。小分けなので少量作れて便利です。
コツ(4) かぼちゃを入れる
子ども用の鍋には、かぼちゃを入れます。我が家では2人前あたり冷凍かぼちゃを2〜3片ほど入れています。かぼちゃを入れることで更に甘みが増します。
コツ(5) じゃがいもは軽く揚げ焼きにして後入れ
じゃがいものざらっとした感触が苦手な子もいるとか。ざらっと感を軽減するために、じゃがいもは揚げ焼きにして、カレールーを入れた後に入れてみました。時短するなら、レンチンしてから少し焼き色をつける程度でも良いと思います。
コツ(6) 隠し味は子どもがチョイス
いつもは味を見ながら私が隠し味を入れているのですが、子どものカレーは子どもに隠し味を選ばせてみました。ケチャップ・はちみつ・醤油・ソースを見せて、「どれを入れたら美味しいかなあ」と言ったらシェフ気分でお料理。入れすぎないため、お皿に予め少量出してから子どもに入れてもらっちゃいましょう。
お手伝いも効果的?
甘めの味付けで食が進んだのもあるかもしれませんが、「子どもに選ばせる」「子どもに手伝わせる」ことでさらに美味しいと思わせることができたのかもしれません。時間に余裕がある日があれば、我が家でもどんどんお手伝いをさせていきたいと思います。
包丁を握らせたり、火の近くに立たせたりするのが難しくても、お野菜を触ったり、匂いを嗅がせたりするだけでも、食に興味を持つきっかけができるかもしれません。
家族みんなで同じメニューを食べることも食育に繋がりそう。ぜひ親子で作ったカレーをみんなで食べてみてください。
食育もしながらカレー完成!