公開 :
親子二人三脚!家庭学習を1年半継続してみたら(小2夏~小4春)

長男は小学2年生の夏休みから、家庭学習を取り組みはじめました。多くの家庭が小学生になってからはじめている中、わが家は遅めのスタート。そんなわが家も、家庭学習をはじめてから1年半ほど経ちました。現在、息子は小学4年生になりました。
家庭学習をはじめた頃の息子
はじめたばかりの頃は「なぜ宿題以外に勉強しなきゃいけないのか」「漢字の書き順が違って何が問題なのか」。事あるごとにイライラ質問をする息子に、私もイライラしながら返答し、家庭学習に取り組む時間よりも、ケンカをしている時間の方が長い日も。家庭学習の道具一式、ゴミ箱へ入れたこともありました。
家庭学習で毎日取り組んでいる学習内容
1年半、息子が家庭学習として、毎日取り組んでいる内容は下記3つ。
●音読
●漢字
●計算

ドリルの内容を見てもらうとわかるのですが、スムースに行うことができれば、音読1分、百マス計算2分、漢字10分、合計15分程度で終えられる内容。それでも15分で終えられるようになるまでに半年ほどかかり、息子が家庭学習を難なくクリアできるようになるまでには相当な時間を要したように感じています。
家庭学習が習慣化してから出てきた課題
それでも、なんとか毎日継続し、3年生になった頃にはすっかり定着! 息子の中で「家庭学習」の認識に変化があり、「家庭学習」は面倒くさいモノから、 「家庭学習」はチャチャっとやってしまうモノとなり、今では隙間時間に 「家庭学習」を済ませる姿を見るようになりました。

家庭学習をはじめたのは、みんなよりも1年半遅れでしたが、1年半後には追い越し学習ができるレベルまで到達しています。しかし家庭学習の内容が、追い越し学習に変わったタイミングで、新たな課題が出てきました。
例えば漢字に関しては、小3の夏の時点で小3までの範囲を終えていたので、夏休み明けから小4分を進めることにしたのです。ドリルの構成上、1日に覚える漢字の数が増え、さらの1文字1文字の難易度も向上。おまけにマスも小さくなっている! 今まで10分で終えていたのに、20分ほどかかるようになりました。また難しさに対する気の重さから、漢字学習をはじめる前に、次男に話しかけてみたり、料理中の私のところへフラリと来てみたり。息子の様子を見ていると、漢字ドリルを負担に感じている様子。
そこで思い切って、漢字学習の方法を変えてみました。

するとこれが大正解! 息子の負担も、私の負担も減ったにも関わらず、今のところ、きちんと漢字を習得していけています。しばらくこの方法で継続していきたいと思っています。
家庭学習を1年半継続してみたら

ここには書ききれないほどの困難はありましたが、家庭学習を1年半継続してみた息子の変化は素晴らしいものでした。「興味のないことはやらない!」「めんどくさい」が口癖だった息子ですが、家庭学習が定着しはじめた3年生当りから「とりあえずやってみよっかな~」というスタンスに切り替わりました。
さらに新4年生になった息子は、学級委員長にも立候補したというではありませんか! 入学当初の息子からは考えられない姿に、担任の先生からも成長を多大に褒めていただいています。
ここに至るまでは「家庭学習を継続したから」という理由だけではないと思いますが、家庭学習を継続できていることで、それが自身の自信になっていっているのだと思います。
これからも継続していきましょう!