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来場予約やパビリオン抽選申し込みから大苦戦!でも家族3世代で楽しめた大阪・関西万博【弾丸ツアーレポート】

義母の誕生日にあわせて家族3世代で急遽行くことが決まった大阪・関西万博。チケットの購入、パビリオンの抽選申し込み、駐車場やバスの予約など...万博に乗り込む前にかなり苦戦しました。アラエイティの義父母と5歳の息子との参戦ということと、三重県に前泊から万博の駐車場まで約3時間、そして当日泊まる滋賀県のホテルにチェックインする時間の関係で、万博会場に滞在できる時間は4時間と限られた時間となりました。果たして家族3世代で万博を楽しむことができるのか...わが家の「大阪・関西万博弾丸ツアー」どうぞご覧ください!
複雑なシステムに夫婦で大苦戦
万博に行くと決めたらまず、ネットで万博IDを作ってからチケットを購入します。チケットは数種類ありましたが、わが家は開幕券(2025年4月26日まで)をオンラインで購入しました。そして万博IDとチケットIDを紐付けます。こうしてやっと来場日の予約やパビリオンの抽選申し込みができるようになります。とにかく公式サイトの情報量が多く、パソコンで作業してもわかりづらいポイントがたくさんで、夫婦で悶絶していました。アプリも使いこなせないというありさま...。
パビリオンの抽選申し込みは7日前抽選で、第5希望まで申し込みできましたが全て落選。その後の空き枠申し込みも空きがなく、当日登録に賭けるのみとなりました。報道で観ている万博の様子からも、あまり欲を出さずに雰囲気を楽しみに行こうと家族内でも共有しました。

いよいよ万博へ!車でアクセスしたら大誤算
駐車場の予約と往復のシャトルバスの時間予約は夫がしてくれました。三重県に前泊したので、堺の万博パークアンドライド駐車場を利用しました。到着した時間が正午だったこともあり、待つことなく駐車完了。
と、ここにきて、この駐車場から万博バスターミナルまで30分かかることが発覚!ただでさえ4時間しか滞在できない予定だったのに、3時間半に短縮してしまったのです。事前に詳細を確認しなかったことを反省しました。でもバスはガラガラで、道中は海遊館やUSJを横目に大阪観光気分を味わったのでした。万博関連のイラストが会場まで導いてくれるのもわくわく感がありました。

やっとの思いで夢洲へ
バスターミナルから西ゲートまでは息子と足の調子の悪い義母のペースで10分ほど。西ゲートは閑散としている状態で、入場の待ち時間は全くなし。空港さながらの手荷物検査を済ませて、やっと万博会場に入場することができました。
まず最初に行ったのは、ゲート近くの案内所。ここで当日空いているパビリオンの予約をする予定でした...が、もうすでにすべての枠が埋まっていてエントリーすらできませんでした。


義母、待望の大屋根リング
気を取り直して、義母が歩きたいと言っていた大屋根リングに向かいます。大屋根リングには、階段もしくはエレベーターかエスカレーターで行くことができました。義母はエレベーター。その他は階段でアプローチ。
大屋根リングの上は、一気に視界が開けて気持ちが良かったです。緑の草花もあり、ぐるりと1周人が連なって歩いている様が、まるで天国のような幻想的な眺めでした。しかし4月中旬の暑い日だったため、暑さに弱い息子から不穏な空気が漂ってきたため、ある程度歩いたところでエスカレーターで降りてきました。


暑い日だったので体力の消耗が激しい
会場入りして45分も経たないうちに、休憩が必要な一行。ベンチがどこも空いていないな…と思ったら、ソーラーパネルが埋め込まれたベンチらしきものが!充電マークのようなところに携帯を置いてはみたものの、反応はしない…ベンチの確信が持てず、スルーしてしまいました。あとから調べてみると、ハンガリーKUUBE社のスマートベンチだそう。ベンチ筐体にUSBポート、ワイヤレス充電器、Wi-Fiスポット機能が搭載されているとのこと。座っておけばよかったです!
そんなこんなで団体休憩所を発見し、しばしの休息。屋根もあって日陰がありがたかったです。テーブルもあり持ち込んだ軽食を食べました。団体休憩所は平日14時30分以降と土日祝は一般開放されています。これからは暑い日が続くので、限界が来る前に休憩は必要です!


並ばなくても観ることができるものもあった!
その後は義父母と別行動で万博会場をぶらぶら。ウォータープラザの方から聴こえるピアノの音色に引き寄せられた息子についていくと、ちょうど14時からの【水と空気のシンフォニー】が始まるところでした。観客席はガラガラで、1番前に座ることができました。約5分間でしたが、臨場感あふれる音楽に水が合わせて踊る様子に家族で見入ってしまいました。

【「いのち」ふれあう伝話】も並ばずに体験できました。NTTパビリオンといのち動的平衡館の来場者どうしがモニター前のテーブルに触れることで、それぞれの触れる感覚を伝え合うことができるというもの。全然知らない人との交流も盛り上がりました。

パビリオンに並んでみたら、思ったほど待たなかった
シャトルバスの時間まで1時間半を切ったところで義父母と合流し、私が行きたかった【PASONA NATUREVERSE】にダメもとで並んでみました。待ち時間60分と表示されていたのですが、30分ほどで入ることができました。
iPS心筋シートとiPS心臓の医療の技術にはただただ脱帽するばかり。そして複数のキューブが動きながら映像を映し出すショーは、圧巻でした。最後に世界各国の言葉でたくさんの「いのち、ありがとう」。胸が熱くなり、滞在時間25分ほどでしたが内容がとても濃く感じられました。その後、NATUREVERSE SHOPでお土産を購入し、タイムリミットになりました。


家族3世代、3時間半でも楽しむことができた大阪・関西万博
チケット購入の出だしから苦労したり、予想外のこともあって少しうろたえましたが、3時間半のなかで家族みんながそれぞれ万博を楽しむことができたと思います。今回主役の義母が、万博をテーマに俳句を2句作ってくれたのがうれしかったです。次回もし行くことができたら、海外パビリオンとウォータープラザの夜のショーを観たいです!
これから万博へ行くみなさんへ
・ぶらぶら歩いているだけでも意外と楽しい発見がたくさんありました
・パビリオンの予約がすべて落選しても、並ぶ余裕があれば入ることができました
・これからの時期は暑さ対策必須。熱中症予防のグッズは必需品になります
万博会場には無料給水スポットやクールスポットがあるので、活用することをおすすめします。そして無理せず休憩を!
最後までお読みいただきありがとうございました。
これから大阪・関西万博に行くみなさんが、素敵な思い出をつくることができますように。